ヤネックス フィールド レビュー
千葉県野田市の屋外サバイバルゲームフィールド、ヤネックスで遊んできたのでレビュー。
ヤネックスは2013年11月にオープン、2018年4月7日にリニューアルオープンして戦車のオブジェが追加された。
フィールド奥へ進むと巨大な戦車が!!
この戦車1/1スケールの実物大で再現されており、公式にはモデル名は明かされていないが、ソ連のT-90Aをモデルアップしたもの。
戦車上面もリアルに再現。
砲塔上面。
エンジンルーム上面。
車体後部にはソ連戦車の伝統、丸太も再現。
実際に撃てるわけではないが、Kord重機関銃もリアルに再現。
履帯や転輪もここまで立体感をもって再現している。
砲塔正面についているオレンジ色の目玉のようなものは、シュトーラといって赤外線でミサイルからの攻撃をジャミングするための防御システム。
この戦車のオブジェはゲーム中は周囲にロープが張られていて触れることはできないが、休憩時間などに許可が下りれば触ったり上に載ることもできる。また戦車搭乗会などのイベントも不定期で開催されているそうだ。
なにより、ゲーム中に視界に巨大な戦車が見えると気分が盛り上がる。
戦車の周りには東欧の市街地戦をイメージしたという、モルタルで作られた建屋が密集している。ロシア語が壁に書かれていたりして雰囲気抜群。
建屋内部には装備品などのオブジェもあって、こだわりが感じられる。
壁は戦闘で破壊されたように、不定形になっていて、ここから狙ったり、狙われたりと変化に富んでいる。
窓があったり、
足元が抜けていたりと、狙撃ポイントが盛りだくさん。
これらの建屋は最終的に7つ作られる予定だそう。
建屋内にはオーラバトラーのズワウスや、
ジオンのMS、ハイゴックなども展示されていて、異空間となっている。
広大なフィールドはバリケードエリアとジャングルエリアに分かれている。フィールドの大きさは150m×200mほど。スタートポイントが国名なのも独特。
バリケードエリアには前述したモルタル建屋や戦車のほか、
板バリケによるCQBエリアのような構成。
赤、黄、青の3つの櫓がある。ここはフィールド奥の赤櫓。
黄色櫓からジャングルエリアを望む。
コンパネバリケに樹皮が巻かれたこのバリケはまるで巨木の切り株のよう。
樹木に枝が巻かれている独特のバリケ。
本当にジャングルのようなうっそうとした雰囲気でありながら、移動はしやすい。
また、植樹も適度にされており、網の目状に進軍ルートが設定されている。敵の側面や背後を突くならジャングルエリアが良いだろう。
フィールド中央付近に観戦台があり、ヒット後に上からゲームを観戦できる。
シューティングレンジは70m超と最長クラス。黒服のマンターゲットが10m間隔で設置されているのも弾道や射程を確認したり、ホップ調整に便利。
ヤネックスは設備も充実している。こちらは受付事務所。
電子レンジ×2、電気ポット×2。
BB弾やガスのほか、カップ麺、チョコレート、ノンアルコールビール、電池も販売。
セフティは最大約200人を収納可能。オープン時よりも少し収容人数が増えた。
休憩室兼、女子更衣室。朝と夕方のみ更衣室になる仕組み。
ヤネックスのトイレは全国のフィールドでも屈指の豪華さを誇る。
男女別、洋式水洗、ウォシュレット付きはもちろん、石鹸、水、乾燥が全自動の手洗い場。
靴洗い場も完備。
ドリンクの自販機はセフティに2台、駐車場に1台設置される。
昼食の弁当は500円で注文できる。暖かい味噌汁付き。
レンタル電動ガンはG&GのCM16。約30人分が用意される。
駐車場は100台近くを収容可能。セフティまでの導線もフラットで荷物を搬入しやすい。
セフティにはオリジナルマスコットキャラ、ヤネ子ちゃんの等身大パネル。
ヤネックスは国道16号、国道4号線などからアクセスが良く、都内や千葉県からはもとより、埼玉県、茨城県などからも便利な場所。
地形は緩やかな起伏があり、変化に富んだフィールド構成、なんといってもオープンから今回に至るまでに様々な進化を遂げてより魅力的になった。より良いフィールドにしようという運営者の努力が伝わってくるフィールドだ。
料金は値上がりしたが、その分遊び甲斐のあるフィールド。特に戦車好きには一日T-90Aを眺めているだけでも幸せな空間だ。
yaNex (ヤネックス)
住所: 千葉県野田市中里2655-1
TEL: 090-5760-7911
公式サイト: http://www.yanex.co/
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