
F2 PLANT(エフツー プラント) サバイバルゲームフィールド
栃木県栃木市に2013年11月にオープンしたインドアフィールド、エフツープラントをレビュー!!そしてフィールドにはリアルスケールの10式戦車が登場!!

栃木というと都内から凄く遠いイメージがあるが、実際には栃木県南部で埼玉県との県境くらいに位置し、東北自動車道で都内から空いていれば1時間半程度。館林ICから18分ほどとアクセスは比較的よかった。

フィールドはF1とF2の二つの大きな倉庫で構成される。こちらがF1フィールド。かなり広い。

F1フィールド手前から。定例会はF1とF2をつなげてゲームしているそう。貸切は個別でもOKとのこと。

もともと瓦工場だったとのことでバリケードはラックに積まれた洋風瓦。フィールドのあちこちに設置されている。

F1にはベルトコンベアで瓦を焼くマシンが。

窓から明かりも入るのでそこそこの明るさはある。もちろん照明設備もあるので夜戦も可能とのこと。

ベルトコンベアの先はこんな小部屋に。

立ち入り禁止になっているが、半地下のような部分もあった。

そしてこのF1フィールドの入り口付近に1/1スケールの陸上自衛隊最新の10式戦車がどどーんと展示されている!!

迫力の120mm滑腔砲!! 手動ながら砲塔は旋回、上下の仰俯角移動が可能。

細部もこだわりの作り。砲塔のキューポラやハッチ、電子照準器やセンサーといった細かいパーツ、車体後部の排気口に至るまで再現されている。10式戦車のレポートはこちらからどうぞ。比較してみて。

この10式は映画の大道具だったものだそう。凄まじい迫力だ。

キャタピラは前面にしか付いてなくて、今後増設予定だとか。

10式戦車の上部には許可をもらって登ることができた。M2機関銃も搭載!! 電動ユニットが内蔵されていて撃てるみたいだけど、ゲームには使用しないようだ。

環境センサーやラック、砲塔上面の造形までこだわってるなぁ。

素材は鉄フレームに合板や鉄板を使用して作られているいわゆるハリボテ的構造。キャスターが付いているので移動することもでき、車体は左右半分にバラせ、砲塔と合わせて3ピース構造になっている。
BB弾が当たるとさすがに凹んでしまうとのことで(笑)、バリケードではなく、あくまでフィールド外のディスプレイという位置づけ。

画角が違うけど、かなりそっくり! 灯火類や塗装、マーキングもぜひ再現してほしい!!
また今後は自衛隊の2色塗装を施すということでこれも楽しみ。


こちらはF2フィールド。

廃工場がそのまま使用されていて雰囲気抜群。

サイロがF2中央部にそびえ立っている。

そのサイロから部材を混合するための機械へパイプが伸びている。

コンクリート精製のような巨大な機械。

工場&廃墟マニアに垂涎の空間だったりして。

倉庫や製造マシンがそのまま設置されている。

F2フィールド奥から。

F2フィールド奥には中央部、F1フィールドへの抜ける穴があけられている。
この穴の横からスモークを炊いて突入の演出が行われるそうだ。

F1、F2それぞれに4か所づつ設置されたフラッグスイッチ。押すと場内にホーンが鳴り響く仕組み。

F1とF2の間のエリアにはベンツがバリケードとして設置されている。

F1とF2の間。もう少しバリケードが欲しいところ。

こんな砂置場のようなのもあったりする。

セフティエリア。およそ60人ほどが収容可能。

電源コンセントなども利用できる。

ジュースの自販機、マガジンウォーマーもあり。その他、事務所内にポット、電子レンジなども完備しているのでスタッフに声を掛ければ利用できる。

男性更衣室はF1フィールド横にあるプレハブ小屋2つが利用できる。

レンタルガン、ウェアは30人分を用意。マルイやA&Kの電動ガンが中心。


多目的ルーム。シューティング設備などを設置するかもしれないとのこと。


トイレは共用。便座ヒーター&ウォシュレット付水洗トイレ完備。個室のドアの裏には10式戦車のポスターがっ!!

駐車場は敷地内の第1と第2駐車場を合わせて80台ほどまで収容できるとのこと。

フィールドマップ。
フィールドはインドアとしてはかなり広め。F1、F2の両フィールドとその間のスペースを含めれば60~70人程度のゲーム規模でも対応できそうだった。バリケードの配置も適度で、廃工場を生かした面白みのある構成だ。
そしてなんといっても魅力的なのが10式戦車のフルスケールモデル!!
実際にゲームに使用できるわけではないが、これを見に来るだけでも価値がある。そして自衛隊装備で戦ったあとに記念撮影を行いたい。是非!
すばらしいインドアフィールドなのでもう少し造作の作り込みがあったらさらに魅力がアップしそう。ミリタリーコンセプトの小物や造作アクセントを作り込めば更に雰囲気満点のフィールドになるに違いない。例えば120mm砲弾と弾薬箱が積みあがっているとか、迷彩ネットがバリケードに被せているとか。
10式戦車の強い個性を生かしていろいろ考えられそうだ。
また自衛隊広報と連動したイベントや、戦車系アニメや漫画とのコラボなども考えられそうなので、今後注目のフィールドとなりそうだ。
F2 PLANT (エフツー プラント)
〒323-1104 栃木県栃木市藤岡町藤岡2262 (旧:藤岡スレート工業)
直通:080-7077-7772
TEL:0282-21-7772 FAX:0282-21-7773
http://www.f2plant.com/
2014/03/05
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