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アンリミテッドへの道 タイム目標
アンリミテッド シューティングマッチを攻略、アンリミテッドへの道、略して「アリの道」。
第2回はタイムの目標設定について考えてみた。
アンリミテッドに参加するに際して、やっぱり目標があったほうがやりがいがある。
初出場の2013年大会での私YASの合計タイムは78.65秒で、順位は140人中90位。
もちろん次大会はこれよりも上を目指すわけだが、まずはタイムと順位の全体像を把握しておく。
目標を決めてみる
2013年大会参加者全員のタイムと順位の関係を表した図が以下の分布グラフ。
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この図を見ると9割の選手が100秒を切っている。
そして80秒を切ると100位以内に入ることができ、70秒を切ると半分より上位に食い込める。
そして60秒を切ると30位以内となる。
この60秒~70秒台が40人の選手がひしめくバリューゾーン。1秒違うだけで4位も順位が変わってしまう激戦区だったりする。
自分の実力を測る
さて、私の目標はどこに置くかというと、まずは現時点での実力を測ってみる。
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チームハイパー道楽のアンリミテッド練習場。
室内なので天気や季節に関係なく練習できて空調も効く。しかも台東館のすぐ近く。
本番環境とそっくりでしょ? もちろんプレートの配置も距離も完全再現。テンション上がる~!!
プレートやスタンドは自作したもの。前回のレビュー参照のこと。
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ここでチームメイト4名で本番さながらに5ステージを5回づつ撃ちタイムを記録してみた。
その結果、大会後の自宅練習などの成果もあり71.67秒をマーク。大会順位に照らし合わせると70位に相当。やっとこれで半分の順位。
ということで狙うは60~65秒あたりと決めてみた。60秒ならば30位に手が届く。65秒ならば50位以内にランクインできるはずだ。取らぬ狸のなんとやら。しかし目標があるほうが練習にも熱が入るというものだ。
射撃のペース配分を知っておく
では65秒を記録するにはどのような配分になるのかを考える。あくまで理論値だけどね。
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まず5ステージあるので、トータル65秒÷5で、1ステージあたりを13秒でクリアする必要がある。
13秒は1ステージ4回のランの合計値なので、13÷4=つまり1回あたり3.25秒平均で撃ち抜けばOK。
って、うーん、なかなかハードル高いなぁ(汗。
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アンリミテッドのタイム算出は、1ステージにつき5回撃ち、一番遅かった回を除いた4回の合計タイムがそのステージタイムとなる。
さらに3.25秒がどのようなペースで撃てるのかを考える。
ドローから初弾を1枚目のプレートに当てるまでが一番時間がかかって、仮にこれを1.5秒とする。
これはドローの練習から導かれた自分の今の実力。
そして3.25秒-1.5秒の残り時間を4で割ると1枚目以降のインターバルは約0.44秒間隔となる。
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65.2秒は46位に相当する。まずはこのタイムを目標に来年の大会まで10か月の練習を行うことにする。
なお、トップシューターは2.2~2.3秒で撃つのだから如何に神業かがわかるはず。
チームメイトは?
この7月の練習会では私のほかに3名のチームメイトが参加し、試合形式同様に5ステージの合計タイムを計測した結果が以下。
シューター | 合計タイム | 順位相当 |
YAS | 71.67秒 | 70位 |
MARU | 85.54秒 | 107位 |
アラレ | 97.64秒 | 127位 |
サイトー | 105.66秒 | 131位 |
まあ、初めてのステージ体験なので皆こんなもんだと思うけど、このままだとハイパー道楽メンバーが下位を独占してしまうので何とかしてタイムを縮めたいところ。
せめてみんな80秒は切りたい。頑張って70秒も切れればというところか。
実際サバゲーでガスブロハンドガンを扱ったことがあるならば、初めてでもトラブルさえなければ100秒は切れると思う。100秒ということは1ステージあたり20秒、1回の射撃では5秒でクリアできればよい。
2秒でドローして0.75秒間隔で撃つということなので、かなりゆったりしたリズムだと思う。
このリズムが大事で、試合になると早く撃とうと気が焦って狙いがついてないのに撃ってしまう。
的を外すとタイムも落ちるし、なにより精神的によくない。
指差し確認するつもりで撃つと上手く撃てるかも、なんて話をチームメイトと話をしていた。
2013/07/31
■関連レビュー
アンリミテッドへの道 第1回 ステージの撃ち順とプレート自作
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