トイガン・フォトコンテスト2017 結果発表!!

トイガン・フォトコンテスト2017 結果発表!!

トイガンフォトコンテストも今年で7回目!!
ハイパー道楽では皆さんの撮影したトイガン写真を集めたトイガン・フォトコンテストを開催、そしてついに今年の受賞者結果発表です!!

また今回の受賞作品の一部は3月27日発売のSATマガジン 2017年5月号に掲載されます。



最優秀賞 該当なし



優秀賞

エントリーNo.058
優秀賞

エントリーNo.024
優秀賞
エントリーNo.015
※トモ長谷川賞の最優秀賞は今回該当なしということで、賞品は七人の兵ども、いざ戦地へ!の零-Rei-さんに贈呈いたします。


迎撃

作品タイトル: 迎撃
投稿者: Sasugo(サスゴ)


優秀賞
エントリーNo.015
優秀賞

エントリーNo.058
優秀賞

エントリーNo.074

 

COLT COMMANDER Round Butt

作品タイトル: COLT COMMANDER Round Butt
投稿者: NEKONYAN


優秀賞
エントリーNo.057
優秀賞
エントリーNo.058
優秀賞
エントリーNo.011


審査員 特別賞


以下の作品を特別賞とさせていただきました。
特別賞
エントリーNo.016
特別賞
エントリーNo.066
特別賞
エントリーNo.046

特別賞
エントリーNo.014
特別賞
エントリーNo.041
特別賞
エントリーNo.013

特別賞
エントリーNo.029
特別賞
エントリーNo.049
特別賞
エントリーNo.053



トモ長谷川 審査員長所感

エントリーNo.058
七人の兵ども、いざ戦地へ!
フル装備の「七人の兵」に魅力的なロケ地、雲行き怪しい天候……各種要素が組み合わさりドラマティックな雰囲気が演出されてます。ポーズもそれぞれ自然な感じで良いです。ただ、ガンを手にするプロッぽさが惜しいッ! ……みなさん、葉隠訓練へどうぞ!!(^_-)

エントリーNo.024迎撃
マズルフラッシュと閃光、イフェクトによって迫力のシーンが演出されました! 色の雰囲気も良いです。銃口前にもっと余裕を持たせましょう。おしいッ!

エントリーNo.015British Battle Rifle
ストゥールに立て掛けられたFAL。何気ない一瞬をライティングでドラマティックに演出。ローキーでモノクローム調ながら鮮やか。スリムなFALの魅力が表現できています。銃本体がライティングで目立たせられればより良くなります。


写真は感動を表現します。
シャッター押せば写真は撮れます。でも、熱い気持ちを冷静に観なければ、相手に感動を伝えられません。
構図とライティングなど、撮影技術は表現手段です。感動が無ければただ綺麗な写真になってしまいます。
何に感動して写真を撮ったのか?
撮影した本人の頭の中を見せられません。写真という表現手段で人に伝えます。好むガンの魅力であったり、アクションシーンの一コマであったり、自分の想い……つまり感動を表現できる手段として、写真は魅力的です。

「ガンの写真を撮るのに一眼レフカメラの方がイイですか?」という質問を受けます。

答えは“イエス”ですが、これは一眼レフが無ければ良い写真が撮れないという意味ではありません。コンパクトカメラでもiPhone……いわゆるスマホでも、感動を写し込む行為は同じ。良い写真は撮れます。トモは自分のリポートでiPhoneで撮影した写真をたくさん使います。なかにはiPhoneフォトだけで記事組みした作品もあります。iPhoneの方が劇的に写せる……な〜んて場合は多々あります。

ただ、一眼レフカメラはレンズの種類が多く、その分、表現のバリエイションが広がります。望遠で奥行きのある写真を狙うか? 広角ならではのパースペクティヴを活かし迫力を表現するか? ……という具合です。

レンズ効果の決定的な効果のひとつがティルトレンズです。レンズを傾けることで、銃口からストック部分まで全部にフォーカスが合った写真や、逆に1点にピントが合った写真が撮影できます。しかし、これも今やカメラ内合成で同様の効果を可能にしたコンパクトカメラがあります。よほどの高い解像度が必要でない限り、一眼レフの必要は無いと言っても過言ではありません。
まずは感動を表現する事に集中して頑張りましょう!

今回も多くの力作が集まりました。とくに外撮りの力作が増えたことは、フォトコンテストの充実ぶりを実感します。逆にトイガンフォトの王道?! スタジオフォトの作品が少なかったので、来年はよろしくお願いします。カッコ良い写真を楽しみにしてます!

優秀賞の他にも力作が多くありました。王道のスタジオフォトやアクションフォト、既成概念に縛られないものがあり、良い刺激を受けます。ただ、構図やフレーミング、ライティングといった技術的な要素が欠けることで、損をしています。具体的なアドバイスを添えながら、ここに紹介させていただきます。


エントリーNo.001
部分カットもガンフォトの王道バリエイションのひとつ。スコープか? ボルト周りの機関部か? 強調したい部分を明瞭にしましょう。

エントリーNo.008
ハイグレードなカスタマイズドグロックを持ってらっしゃいます。マズルとスライド後端、下のグロックのグリップ……どこまでフレームに納め、どこまでトリミングするか? 考慮するとガンがより引き立ちます。

エントリーNo.011
面白い表現です。トモの個人的な感覚かもしれませんが、銃口が下向きだと違和感を感じます。個性的な表現なので、次回もチャレンジして欲しいです。

エントリーNo.013
コンパクトで心強いバックアップ銃。時代を選ばず好まれる“チーフスペシャル”。その魅力がトイガンならではの風合いと相俟って表現されてます。ガン本体よりカートリッジ目立ってしまっているのが残念です。さらにガンのアングルをちょっと違えるだけで劇的に変化します。次回作に期待します!

エントリーNo.016
ブルーイングでしょうか、ウェザリングでしょうか。使い込まれた印象が魅力的です。もう少しだけ低くい位置から撮影すると印象が変わります。銃口やグリップへ、ライティングすると映えます。

エントリーNo.046
影を使った印象的な写真です。ガンの持ち方やポーズを違えると感じが変わります。ぜひチャレンジしてください。

エントリーNo.048
綺麗な写真です。レフ板などを活用して、影の部分のライティングを工夫すると、メリハリがでて立体的な写真になります。もう少し低い位置から撮影すると安定感が持たせられます。次回作に期待します!

エントリーNo.061
綺麗な女性とガンの組み合わせは魅力的です。ショットシェルをカーラーに見立てた表現も面白いです。ガンの持ち方や目線の配り方など、ポージングが良くなれば、主役であるガンと女性の魅力がより引き立ちます。トモも女性で撮影したいです♡

エントリーNo.063
剥げたモルタルの形状を背景に活かしてらっしゃいます。ライティングでメリハリがでるとグッと良くなります。グロックとマガジンが重なる角度を違えてみましょう。次回作に期待です。


トモ長谷川 フォトギャラリー



■ハイパー道楽のコメント
YAS

皆様、今年もフォトコンに沢山の作品をご応募いただき、ありがとうございました!!
今年は女性の応募者が多かったように感じます。
性別は記載していませんが、女性視点でのテーマや被写体選び、作品から感じますよね。
フォトコンテストは写真のすばらしさを表現するコンテストですから、自慢のカスタムガンをエントリーするカスタムガンコンテストとは審査ポイントが異なります。

美しい写真であることも大事ですが、テーマやその作品から伝わってくる楽しさも重要です。
昨年もコメントしていますが、お気に入りの銃をポンと置いてシャッターを切っただけではなく、ストーリー、アイテム選択、照明、構図、背景、露出などの技術、そしてトイガンへの情熱も必要です。

気に入るまで何度も撮り直す、位置を少しだけ変えてみる、ロケならばベストな時間まで待ってみるといった根気も作品に反映されます。
ぜひ来年も皆さんの写真作品をお待ちしてます!!

ハイパー道楽賞に選出させていただいた上位4作品の個々の感想を...。

エントリーNo.024
迎撃
全体の色味が印象的です。射手を見上げるアングル、ブラーやスパークエフェクトも臨場感が出ています。トモさんの批評に銃口側の余白を取るとよくなるとありました。確かにストック側より銃口側に余白を取る構図がセオリーですが、逆に息苦しさが戦闘の緊迫感を生んでいたり、何と戦っているんだろうと、想像させる物語を感じました。

エントリーNo.015British Battle Rifle
長い銃の全体を撮るのは難しいのですが、上手くフレーミングしています。ダークトーンにしつつもディティールを上手く見せてライフルを主張しているライティングですね。シンプルながらバランスの取れた作品です。FALという銃のチョイスも渋いと思います。

エントリーNo.058七人の兵ども、いざ戦地へ!
七人の侍をテーマに、荒れ果てたようなロケーション、曇天模様、発煙筒などのアイテムを駆使して抜群の雰囲気を作り上げています。レンズと被写体の距離を計算して被写界深度を浅めに撮ったり、彩度を低く、コントラストを高くした仕上げなどカラー調整も素晴らしいですね。

エントリーNo.074放課後
可愛いです。白ホリが可愛さを引き立てています。真っ白のロケーションはなかなか無いですし、黒い銃との露出バランスも難しいのですが、綺麗に仕上げています。白衣なのか物語も感じます。AA-12のフレーミング、照明の当て方も上手いですね。



■SATマガジンのコメント
SATマガジン編集部 今年もフォトコンの季節です。いつもと同様、主題は「トイガンが写って入れば、なんでもOK」というと簡単そうで、逆に難しくもある。仕事柄、いかにガンのカッコよさを表現し、伝えるかが主命題で、パターン化しがちになる危険性もあります。そういう意味で、毎回フォトコンテストの審査は新鮮な刺激があります。
とはいえ、去年のフォトコンテストでテクニックは二の次で、まず構図をしっかりしましょうと書いた手前もありますし、個人的には「トイガンフォト」というと純粋にガンがメインの静物作品に自然と目がいってしまいます。感性で選んだところ、なんと偶然にも2年連続で最優秀賞はNEKONYANさんになってしまいました(笑)。
優秀賞には、長年、雑誌の仕事をしていると、まず自分では、こういう写真を撮ろうという発想すらなかった作品の中から素直に印象に残った3点を選出しました。来年もまた趣向を凝らした写真の応募を楽しみに待っています。


トイガン・フォトコンテスト2017


皆さんから応募のあった写真は、作品一覧ページで公開しています。


作品一覧ページ



また各最優秀賞に東京上野アメ横のミリタリーサープラスの老舗「中田商店」様よりご提供の、素敵な賞品をプレゼントいたします。

「トモ長谷川賞」より1名様
J-TECH
ECITON-I バックパックチェア
WOODLAND
DANOS CAMERA BAG 「ハイパー道楽賞」より1名様
J-TECH
BUSINESS TRIPPER (中型)
1-DAY CARRY BAG
COYOTE BROWN
URBAN WAIST PACK II 「SATマガジン賞」より1名様
JT-68V-FG
小型パイロットバッグ
FOLIAGE GREEN
上位入賞者はSATマガジンへの掲載 また上位入賞者は3月27日発売のSATマガジン5月号誌面へ掲載されます。
あなたの写真が雑誌に掲載されるチャンス!!


2017/03/09

過去のフォトコンテストはこちら!!

トイガン・フォトコンテスト2016の結果発表! トイガン・フォトコンテスト2016の結果発表!

トイガン・フォトコンテスト2015の模様はこちら トイガン・フォトコンテスト2015の結果発表!

トイガン・フォトコンテスト2014の模様はこちら トイガン・フォトコンテスト2014の結果発表!

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ガンフォト・コンテスト2012の模様はこちら トイガン・フォトコンテスト2012の結果発表!

ガンフォト・コンテスト2011の模様はこちら ガンフォト・コンテスト2011の結果発表!