トイガン・フォトコンテスト2013 結果発表!!
ハイパー道楽では皆さんの撮影したトイガン写真を集めたトイガン・フォトコンテストを開催します。そして今年もSATマガジンさんとの企画連動です。
ついに入選作品の発表です!! まずは審査員特別賞から!!
より迫力が強調されるアングル選び。精悍さと戦場の雰囲気を加工処理で表現。バランス良くまとめていらっしゃいます。 |
平凡になりがちな写真を、背景に写
真を合成することで非凡な作品に仕上げたアイデアが魅力。 |
往年のミリタリーフィギュアのパッ ケイジを楽しく再現。年齢制限が厳 しい題材を重質に処理していらっしゃいます。 |
ちゃんと応募規定は満たしながら“トイガン”フォトコンテストでこうきましたか! タミヤのMMシリーズでミリタリーにどっぷりハマった人間ですので、この写真を、一目みて“や、やられた~!”という気持ちいっぱいです。ということで、独断と偏見で文句なしの最優秀賞決定です。もう写真の巧さとか関係なく、このアイデアとセンスに完敗です。 |
実戦さながらの緊張感が漂っているのがよいですね。ただ、構図的にいうと背中ギリギリまでカットして、右肩も切るくらい大胆にしたほうがよいと思います。その分、バレルの先までちゃんと入れたほうがよかったのではないでしょうか? そこがちょっと惜しかったです。 |
今回のコンテストではデジタル加工された作品も多く、その中でもこの作品は要素の組み合わせと緊張感、構図などストーリーを感じる作品だと思います。 |
色にこだわった写真はテーマがあって楽しいですね。たくさんの銃器と、ピンクという色の組み合わせが作者の気持ちを表していて素敵な作品です。 |
トモさんも選ばれていましたが私もこの作品は大好きです。墨汁で緻密に描いたような質感、そしてゆがみのないシャープなミニミが素晴らしいですね。 |
宙に浮遊したパーツ群、そして背景の描写、ダイナミックな構図とライティングがとても格好いいですね。 |
ポートレート作品のなかでも人物のライティングや背景のぼけ具合など銃と人物描写が魅力的で、作者の愛情が感じられる作品です。 |
被写体に対する真摯さが伺える作品です。構図や背景、小物の配置などすべてに丁寧な作り込みが感じられます。 |
ユーザー投票上位作品
一般投票による上位10名の作品です。
[ トモ長谷川氏のコメント ]
トイガン・フォトコンテスト2013、今年もたくさんの応募がありました。 中にはプロ? と思わせる人もいらっしゃいましたが、おしい! という方も多数いらっしゃいました。
写真はちょっと配慮、工夫するだけで大きく変わります。 来年のフォトコンテストのために、参考にしてください。
ハイパー道楽さんの「トイガン・フォトコンテスト2013」。今回、130作品を超える力作が出揃いました。トイガンファンの情熱を感じさせます。全体で印象的だったのは、CGを全面に押し出した作品が増えた点です。予想を超えた作品の出展に、逆にこちらが刺激を受けちゃいます。
トモ自身もフォトショップを多用しますが、あくまでも自然に見える演出を心懸けています。最近のハリウッド映画のように、アニメか実写かわからなくなってしまうような表現は好みじゃないからです。でも、今回の作品を拝見して、場面のムードを高められるよう、チャレンジの必要性を痛感。反省してしました。
ガンがより精悍に見えるアングル。ムードを盛り上げる背景と写真の加工処理から、僭越ながら今回は作品No.133を優秀賞に選ばせていただきました。どんな方法で加工なさったのか、是非とも伺いたいです。次回作に期待します!
No.129はフィールドストリップ状態の写真ですが、背景を合成することで印象を強くしています。次回リポートからさっそく真似させていただこうと考えます。
“あっ、その手があったか!”と、思わず声を上げてしまったのはNo.124。往年のミリタリーフィギュアのパッケイジを楽しく再現。そのまま雑誌の表誌に使えるアイデアとクオリティです。ただ、個人的にコンテストの主題から外れていると考えまして、優秀賞から外させていただきました。
トイガン・フォトコンテストですから、やはりガンがカッコ良く写っている事が第一条件。そういう観点ではNo.11、62、82、113の作品はガンフォトの王道的な作品です。これだけの作品を撮れるのは、写真を専門にしていらっしゃるか、相当の経験者と推察します。行き届いたライティング、背景の小物の置き方などに、玄人はだしなモノをビリビリ感じさせます。とくにNo.82はさり気なく凝ったガンの選択といい、かなりの実力者でいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらの4作品はトイガン・フォトの王道というべき作品。ガンについても写真についても相当の有識者かと思われます。 |
今回、人物を組み合わせた作品が増えました。とくに美形モデルさんは撮影会でしょうか?
まさか彼女や奥さんならなんと羨ましい……思わず話題が脱線しちゃいます。
女性とガンとの関係性を表現できればグッとよくなります。それにしても綺麗なモデルさん方です。 |
アクション写真はガン単体よりも写真の難易度が高まります。場面設定、背景、モデルさんの構え方など、要素が多くなるからです。好きなガンに合った場面造りに、必然性が多いほど自然に見え、カッコよく見えるようになります。
手を挙げて降参している手の間からというアングルはよいアイデアだと思いますが、背景にもう少し配慮したらもっと臨場感がでてよくなると思います。 |
ガンのライティングなど凝った写真ですが、惜しいかな背景のTUFFのバッグの方が目立っています。ライティングでコントロールするか、もっと暗い色を選択なさってはいかがでしょう。 |
完成度の高い映画やドキュメンタリーの場面を切り取ったような、印象的なシーンを目指したいもの。とくに背景選びの難しく、撮影の難易度が格段にあがります。緊迫感のあるシーンにしようとおもっても、日常的な風景など、生活感を感じさせるものが写ってしまっていると興醒めになってしまうからです。生活感がストーリーに絡められていれば、逆に雰囲気を高めてくれます。
こちらはテラロッサと乙夜の写真です。なぜだかすぐに判っちゃいました。業界人なのでもっと上を期待して、厳しくいきます。 |
事件現場や戦場風の写真であるなら「敵が動き出して反撃してこないか?」というような事をチェックしている雰囲気を、ライトの当て方などで表現すると、いきなりストーリーが展開してきます。曖昧なまま撮影してしまっては、モデルさんの存在感やトイガンの魅力が台なし。主役であるガンやモデルさんが際立つような演出が欲しいです。もっとも、トモ自身が普段から苦労している事なんですが(笑)。写真ではないですが、名作家“鳥山明”氏の作品はガンの描写とキャラクターの個性を際立たせながら、雰囲気を大切にしていらっしゃいます。あんな楽しさが再現できればいいですね。
そうなんです、写真の枠の外にストーリー性が感じられるかどうか? ワクワクする雰囲気を切り取ったような感じが写真から伝わるかどうか。トモ自身もいつも悩んでいる部分です。
来年はどんな写真が発表されるのか? 王道で攻めるか? さまざまなチャレンジ作品に期待しちゃいます。
銃器写真家のトモ長谷川氏の作品ライブラリー
SATマガジン 2013年 05月号
に上位入賞者の一部が掲載されています!! |
賞品詳細: J-TECH
DC-7 Camera Backpack JAUNTY-23
FREE LANDER
TOOL BAG
昨年のフォトコンテストはこちら!!
ガンフォト・コンテスト2012の模様はこちら
ガンフォト・コンテスト2011の模様はこちら