STORY TIME : ゼロ・ダーク・サーティ これが本当の戦う女
名作ミリタリー、アクション映画に登場する銃器やアイテムをマニアックにイラストで紹介。
第34回はゼロ・ダーク・サーティ。ビンラディン暗殺「ネプチューンの槍作戦」の全貌を、物議を起こしたほどのリアルさで描き、息詰まるようなサスペンスは世界中で高い評価を受け、多くの映画賞を受賞した。
イラスト&文章 牟田康二
ゼロ・ダーク・サーティ
(2013年 アンナプルナ) 華奢で青白く澄んだ瞳が印象的な20代半ばの女性、マヤ。とてもCIA分析官には見えないが、情報収集と分析に天才的な感覚を持ち、ビンラディン捜索に巨額の予算をつぎ込みながら、一向に手掛かりをつかめない捜索チームに抜擢された。だが捜査は困難を極め、その間にも世界中で、アルカイダのテロにより多くの血が流されていた。ある日、仕事への情熱で結ばれていた同僚が、自爆テロに巻き込まれて死んでしまう。その時、マヤの中の何かが一線を超える。もはや使命ではなく狂気をはらんだ執念で、ターゲットの居場所を絞り込んでいくマヤ。ついにマヤは隠れ家を発見するのだが、彼女が断言する確率100%に同意する者はいない。果たして、上層部及び国家が下した決断とは? |
2015/03/01
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