IWA 2019 in ニュルンベルク パート4
[パート1] [パート2] [パート3] [パート4] [パート5] [パート6] [パート7] [パート8]
2019年3月8〜11日まで、ドイツのニュルンベルクで開催されたIWAアウトドアクラシックス(以下IWA)を取材してきたのでレポート。IWAは毎年開催ドイツでされるヨーロッパ最大級の銃器トレードショーだ。
IWAとは ドイツ語でInternationale Waffen Ausstellung (国際武器展示会)を意味する。
SIG Airsoft | BO Manufacture | APS | PERUN | EVOLUTION | VIVA ARMS | Anareus | VFC | GBLS | ACETECH
SIG AIR PROFORCE Airsoft
SIGは自社ブランドでエアソフト製品を展開している。IWAでもSIG SAUERブースの中に.22口径、.177ペレットや金属BBなどに混ざって6mmBBのエアソフトが展示されていた。
MCX VIRTUS電動ガン。PROFORCEはSIGのエアソフトブランド。
M17 GBB。
P226 GBB。
BO Manufacture
フランスのトイガンメーカー、BO Manufacture。
こんなオリジナルの電動ガンのモックアップが展示。
こちらはショー専用のコンセプトモデル。
MP40 1941 電動ガン フルスチール。
米国ブランドのLANCER TACTICALの電動ガンも取り扱っていた。LT-33(上)、LT-29(下)。
モシンナガン CO2 ガスガン。
マガジンに斜めにBB弾とCO2カートリッジを装填する。
GSGのブースになるが、BOが開発したSHOOTER ARが展示されていた。
FABAMのコッキングショットガンに専用のシェルマグ型ユニットを組み込んで利用する。
専用アプリをインストールしたスマホを銃に取り付けて、いろんなものを映すと3Dのゾンビが画面内に登場し、それを撃っていくという仕組み。トレーニング用にも検討しているようだ。
APS
APSではSILVER EDGEという電子トリガー搭載のギアボックスを展示。
フルスチールギア、QDスプリング、CNCノズル、スチール歯ピストン、マイクロスイッチトリガーによる電子制御ユニットだ。
実際に組み込まれたePER MK VIII電動ガン。ちなみにPERとはPhantom Extremis Riflesの略。
セレクターの刻印が!
PER MK VII電動ガン。
PERUN
ポーランドのパーツメーカー、PERUN。
Perun V2/V3 Optical。Ver2、Ver3のギアボックスに対応するMOSFET電子トリガーユニット。ギア、トリガー、セレクタープレートの検出は光学センサーを使用し、ハイボルテージリポバッテリー対応、バーストコントロール、アクティブブレーキ、プリコックに対応する。
こちらは電動ガン用のカスタムノズル、NOZZ-X。ベースパーツにさまざまな電動ガンに対応する長さのノズルアタッチメントを取り付けられる。
EVOLUTION
イタリアのトイガンメーカー、EVOLUTION。
オリジナルの電子トリガーユニットE.T.S.IIIを展示。こちらもバーストコントロールやプリコック機能を備える。
オリジナル電動ガンのプロトタイプ。
レシーバーはまだ3Dプリンタ製だったが、以下にもイタリアのメーカーらしいカラーリングでインパクトがあった。
マルイのM&P互換のカスタムガスブロ。
VIVA ARMS
香港のトイガンメーカー、VIVA ARMS。
モシンナガン(CO2ガスガン)、SKS(CO2ガスガン)、LEE-ENFIELD No.4(エアコキ)が展示されていた。
モシンナガンのマガジンはやはりBB弾とカートリッジを斜めに装填するタイプ。BOのモシンナガンと同じ仕様モデルだと思われる。
同ブース内ではDOMINATORブランドのエアソフトも展示されていた。DM870はライブシェル式のガスガン。
FCC x C&C TacのMK16 URGI Style AR-15トレーニングウエポン。PTWプラットホームによるもの。
また、同ブランドでAngstadtのSCW9のPTWも開発中とのことだった。グロックタイプのPTWマガジンがいい!!
Anareus
おっと、東京マルイのブースが!! とおもったら、チェコの販売店Anareusのブースだった。
東京マルイのエアソフトにフィーチャーした展示ブースだった。海外でも東京マルイの製品は高性能で認知されていて、欧州でもいくつか専門店があるそうだ。
VFC
台湾のトイガンメーカー、VFC。展示内容としては昨年12月のMOAから大きな新製品などはなかった。
ライセンス系の製品は欧州の各ディストリビューターへ販売するため、VFCブース自体はMOAより控えめな内容だった。
AVALON SAMURAI EDGE 電動ガン。
KNIGHTS' SR25 ECC。
M40A5 SNIPER。
GBLS
韓国のトイガンメーカー、GBLS。
電動ブローバックガンのDAS M4のバリエーションモデルを展示。M-LOKハンドガードの付いた10.5"仕様。
ACETECH
台湾のパーツメーカー、ACETECH。
Lighter BTはトレーサーユニットと初速測定機能がある。
トレーサー機能は専用のアプリからグリーンとレッドの蓄光弾に特化した波長に切り替えられる。
充電は従来のLIGHTER同様、先端キャップをオープンしてUSB充電。
マズル側のボタンで電源オン。
専用アプリでは初速や発射回転数を記録できる。
次回パート5では欧州の実銃メーカーブースを中心に紹介していこう。
IWAショー2019 パート5へ続く
[パート1] [パート2] [パート3] [パート4] [パート5] [パート6] [パート7] [パート8]
■関連リンク