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IWA 2019 in ニュルンベルク パート1
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2019年3月8〜11日まで、ドイツのニュルンベルクで開催されたIWAアウトドアクラシックス(以下IWA)を取材してきたのでレポート。IWAは毎年開催ドイツでされるヨーロッパ最大級の銃器トレードショーだ。
IWAとは ドイツ語でInternationale Waffen Ausstellung (国際武器展示会)を意味する。
旅のプロローグ
2018年の台湾MOA取材でイギリスのPopular Airsoft代表のビクターと食事をしたときに、Airsoft Player's Choice Award(以下APCA)の話になり、過去ハイパー道楽は3度も受賞しているのだから、ドイツの表彰式においでよ、という話になった。
毎年3月に開催されるドイツのIWAショーで併催されるAIRSOFT MEETUPにて、APCAの授賞式をやっていることは知っていた。
海外取材先で頻繁にお会いするライラクスの海外渉外担当の越田氏ともドイツの話をしていて、自分としても欧州のエアソフト、銃器事情を実際に取材してみたいという気持ちはあった。
ただ、ラスベガスSHOT SHOWの直後であったり、ドイツという距離の遠さやその費用面からもなかなか行くことができずにいた。
では、次回のAPCAにて再び4度目の受賞をしたときにはIWAに取材に行きますよ、とビクターに返事し、ツイッターでも公言したところ、なんと嬉しいことにベストエアソフトブログ賞を受賞することができた。
今回、ライラクスからはノムさんも2年ぶりにIWAへ行かれるとのことで、さらにモロさんも同行するという。これはドイツで"でるたっくす△"を撮影したら面白いんじゃないかということになり、フランクフルトで合流することにした。
日本からドイツのフランクフルト空港までは飛行機で片道約12時間。北極海とロシア上空を飛ぶ長旅だ。
フランクフルト空港から接続するフランクフルト駅へ歩いて移動し、陸路でニュルンベルクへ向かう。
ライラクスの皆さんと合流し、とりあえず駅のホットドックスタンドで腹ごなししてみたり。
フランクフルト到着したのでホットドッグ食べるよ‼️ pic.twitter.com/pSJLFvNydT
— ハイパー道楽 (@hyperdouraku) 2019年3月7日
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ニュルンベルクまでは列車の旅。ICEと呼ばれる高速鉄道で移動する。自由席、指定席、ファーストクラスなどあるが、自由席で料金は一人70ユーロほどだ。
世界の車窓から。今回はドイツ高速鉄道からお送りします。 pic.twitter.com/FS7vCM323X
— ハイパー道楽 (@hyperdouraku) 2019年3月7日
ドイツなので通貨はユーロ。初めてユーロを換金して使ってみたんだけど、カラフルでオシャレな紙幣。
貨幣はシルバーとゴールドの2トーンが2ユーロ、1ユーロで、さらに細かいのはセント硬貨となる。
ただ、自販機などでは20セント硬貨以下は使用できないものもあった。
ICEに乗り2時間ちょっとでニュルンベルク中央駅へと到着。到着したころにはすでに日も暮れていた。
ニュルンベルクはドイツ、バイエルン州北部にある城塞都市。現在でも城郭が街の中心部を取り囲んでいて、市街地は城郭の外まで広がっている。この城郭内はアルシュタット(旧市街)と呼ばれている。
セントローレンツ教会。
こんな14世紀ゴシック建築のフラウエン教会なんかが見られる。もはやユニバーサルスタジオジャパンやディズニーランドのアトラクションじゃないかと錯覚するくらいに中世の建物。
ニュルンベルク旧市街を縦断する形でペグニッツ川が流れる。初のヨーロッパ、初ドイツ、夜のニュルンベルクに興奮を抑えることができない!! 素敵すぎる!!
宿泊したのはアルシュタット(旧市街)のホテル。ライラクスさんにご用意いただいたのだが、なんと「ホテル コンチネンタル」。ジョン・ウィックが宿泊していそうな名前だ。
旧市街のレストランに連れてってもらう。ニュルンベルクには中世から使われているこういった地下のバーやレストランが沢山あるそうだ。
ドイツで真っ先に思い浮かぶ食事と言えば、ソーセージ、ポテト、ビール。そしてイメージ通りの大皿料理が運ばれてくる。テンションMAXである!!
やっとビールにありつけました‼️ pic.twitter.com/Yta7rv61uM
— ハイパー道楽 (@hyperdouraku) 2019年3月7日
ドイツと言えばソーセージとポテト! pic.twitter.com/nDgpkVxm91
— ハイパー道楽 (@hyperdouraku) 2019年3月7日
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翌朝。青空に照らされるニュルンベルクの街並みは、絵葉書のように美しい。
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こちらも映画に出てきそうな青果店。
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ホテルから近くの地下鉄駅に行き、会場のあるメッセ駅まで向かう。

ドイツは地下鉄や列車網が充実している。さすがヨーロッパ。とはいえ、地下鉄車内の路線図やアナウンスはすべてドイツ語なので難易度は高め。
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こんな券売機で切符を購入。
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ホームに降りる階段の前にある機械に切符を差し込むと日付がスタンプされる仕組み。
日本のようにドアやバーの付いた改札というものが無く、スルー出来そうだが、監視員が巡回していて、ランダムで切符の提示を求められるそう。もしキセルがバレれば罰金となる。
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旧市街から地下鉄で6駅ほどのMesse(メッセ)駅にIWAの会場がある。現代的な作りのコンベンションセンターだ。
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会場内は12のエリアに分かれており、実銃メーカーから、アウトドアメーカー、そしてエアソフトメーカーまで多くの業者が出展している。ということで次回からはエアソフトメーカーや欧州の銃器メーカーを中心に各ブースの模様をお届けしよう。
IWAショー2019 パート2へ続く
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