2009年10月25日に千葉県香取市にて開催されたASGKフェスティバル 2009の模様をレビュー。
ASGKフェスティバル、そもそもASGKってなによ? というユーザーも多いと思うが、ASGKとは「日本遊戯銃協同組合」のことで、いわゆるトイガンの業界団体。トイガンの安全対策推進や、組合員のトイガンの適正な使用を啓蒙・普及している。トイガンのパワーに関する自主規制値なんかも定めてたり。組合員は東京マルイをはじめ、ウエスタンアームズ、タナカワークス、ハートフォード、サンセイ、新日本模型、クラウン、KM企画、アップルなどが加盟している。
で、そのASGKが主催するイベントがASGKフェスティバルで、これまでは都立貿易センター会場での物販イベントが主だったが、今回はサバイバルゲームが開催されるということで、チーム・ハイパー道楽としても勇んで参加した次第。
会場はクラフトアップルワーク(CAW)の千葉県香取市にあるフィールド「Area51」。
前日からの雨に不安もよぎったが、当日の集合時間の頃にはほとんど雨は止んでいた。セフティゾーンはこの日集まった約130名のサバイバルゲームプレーヤーで朝早くからごった返していた。
2009年2月から有限会社アップルの社長、本郷氏がASGKの理事長となられた。
その本郷氏より開会のご挨拶。
弾速測定もしっかり行う。
初速測定に合格した銃にはシールが貼られる。
シューティングレンジ。ちょっと距離は短いがスチールプレートが設置されていて、キンキンと小気味よく射撃できる。
セフティゾーンには組合員各社や雑誌社のブースも設置されていた。
まずは東京マルイ。先の全日本模型ホビーショーで発表されたG36K、M4 CQB、MP5、G3 SASハイサイクルなどを展示。
次世代電動ガンのG36Kを展示。実際に空撃ちもできた。
やはりマルイブースは多くのプレーヤーで賑わっていた。
MP5とG3 SASのハイサイ。
あれっ? ストックアームがシルバーから黒に変わっている。
スタッフに聞いてみると、シルバーの評判があまり良くなかったので黒にした、とのこと。
しかもMP5は従来の塗装ではなくて、ブラストの黒染め仕上げになるとか。
買って、メインウエポンのSDとパーツ交換しよう。
CAWブースではM134ミニガンを展示。
今回、CAWのお膝元ということもあり、何名かのミニガンを使用するプレーヤーをみかけた。
なんといっても圧巻なのは、敵味方入り乱れてのミニガン同士の撃ち合い。
ブァーッと敵がミニガンで撃つと、味方のミニガンもブァーッと火を噴く。そして笑いも巻き起こるw。一日中ミニガンの咆哮がフィールドに響き渡っていた。
ハートフォードもブースを出していた。
プレゼントの賞品をたくさん持ってきてくれた。
サンセイもブースを出していた。
この日は雨上がりで湿度が高く、曇り知らずのメッシュゴーグルが売れていた。
購入者対象のジャンケン大会も実施。
マスコミ関連の方々もたくさん来られていた。
アームズマガジンで活躍中のボスゲリラ率いるゲリラリラ軍団!!
ポーズ決めてもらっちゃいましたっ!!
SATマガジンや...
月刊Gun誌も最新刊を販売。
なんか、ちょっとさびしい感じですが...。
12月号に食指が伸びるも、YASは月刊Gunは年間購読してるんだよねー。
開会式が終わると早速、赤と黄色チームに分かれてフィールドイン。我々は赤チームだった。その赤チームのフラグ周辺。さすがに60vs60だと、人数も多く感じる。楽しみー。
これが、フラッグ。青いツールボックスにホーンとバッテリーが内蔵されている。銀色のちっちゃいのがスイッチ。
チーム・ハイパー道楽の今回の参加メンバーは7名。
ここからはゲーム中のカット。
ゲームしながらの撮影なので、あまり良いカットがないが、雰囲気は伝わるかと。
フィールドは笹のブッシュが多く、弾がはじかれてなかなか難しい。
それでも巧みに配された小道、要所要所に設置されたバリケードや塹壕で非常に面白いゲームが楽しめた。
障害物から敵陣方向に掃射する。
ドドーンと登場、味方のミニガンプレーヤー。
毎分4000発発射可能な最強兵器。
M14系を使用するユーザーいた。
小道から敵の様子を伺う。
ACU迷彩はちょっと今回のフィールドでは明るすぎて目立ったかなと思う。
ギリースーツのスナイパーも何名かいた。
こうやって間近で見てもすごいカモフラージュ効果。私もギリースーツを新調したくなった。
ドイツ軍のフレック迷彩にG36のプレーヤーが機敏に回り込む。
今時期のエリア51ではフレック迷彩はかなり効果が高かった。
やっぱりマルチカムも人気の迷彩柄。
PMC装備とM4カービン。
オペレーター系のウェアも多く見かけた。
陸自の2型迷彩は日本植生的にベストマッチ。
89式を構えて背後を警戒する。
今回の参加費は5000円とちょっとお高いが、カラーバイオBB弾1700発と、ランチ、参加賞のボールペンとかが付く。
そう考えるとまあ、それほど高くもないかとは思うが、いかかでしょう?
暖かい豚汁が弁当と共に配給される。
お昼のお弁当。
味は美味がったが、冷たくてせっかくの豚角煮の脂が固まっていたのが残念。
毎回ユニオンばかりでゲームしていてランチに拘るようになったのか? オレ。
午後、ゲームの開始前にプレゼント大会が催された。
抽選箱に入れられた番号の書かれたカードをCAWの社長が引いて、その番号のプレーヤーが賞品をもらえる。
なにやら、めちゃくちゃ豪華な賞品がテーブルにごっそり並ぶ。ほぼ参加者全員に、なんらかいきわたる量の賞品があった。
マルイのL96AWSをゲットな幸せものプレーヤー!!
な、なんと、CAWの社長が賞品で取り出したのはミニガン!!
でもこれ、中身が貼っていない、ディスプレイモデルだそうで..。
それでもうらやましいぞ!!
M249ミニミの電動ガンがもらえるなんて、なんとラッキーなプレーヤー!!
はるばる愛知県からお越しだそうで、これは来た甲斐があったってもの。
試合は1日で全7ゲームを消化した。
ゲーム内容はフラッグ戦4試合、全滅戦3試合。
最後の閉会式では東京マルイの岩沢専務より挨拶があった。
実際にプレーヤーとして参加してみた感想を。
フィールドはABフィールド合わせて使用したため、130名のゲームでもかなり広く感じた。上にも書いたが、フィールド自体も良く作られていて、そこそこ起伏もあり立体的な作戦が楽しめた。
イベント、フィールド運営も手際よく、予定の7試合を時間通りに消化、賞品イベントや、ミニガンvs電動ガン5丁の紙切りマッチなんてミニイベントも楽しかった。
出展者側のブースがもう少し多くて賑わっていると良かったと思う。こういうときに組合員のウエスタンアームズって参加しないのだけど、ぜひ来て欲しいなぁ。また、ショップ系の販売ブースも多く出展して欲しいけど、サバイバルゲームユーザー130名程度では割に合わないのかもしれない。
ぜひ来年も開催して欲しいゲーム大会だが、申し込み方法がFAXか郵送だけだと、チーム分のとりまとめがかなり面倒なので、せっかくWebサイトがあるのだから、オンラインで申し込みを受け付けて欲しいところ。
あと、JASG(日本エアースポーツガン協会)も、STGA(全日本トイガン安全協会)も一緒になって開催したら、もっと賑やかになるのになぁ、とも思う。
ぜひ毎年開催いただき、どんどんと大きく賑やかなイベントにしていってもらいたいと思う。来年も参加しますよ!!