東京マルイ 電動ガン M4A1R
東京マルイの14歳以上推奨電動ガン、M4A1Rをレビュー!
レシーバーは上下ともに樹脂製。パーカーグレー系の塗装仕上げ。マガジンハウジングにはランパンコルトのマークやプロパティ刻印、セレクターはセーフ、セミ、フルオートの3ポジションと電動ガンスタンダードタイプを踏襲。
取り外し可能なキャリングハンドル。取り外すと亜鉛ダイキャスト製のピカティニーレイル仕様となっているので、お好みのドットサイトやスコープを搭載できる。
レシーバー右面も電動ガンスタンダードタイプ同様だが、トリガー上に14マークのシールが貼られている。
チャージングハンドルを引くとダミーボルトが後退して、可変ホップアップの調節ダイヤルにアクセスできる。
フラッシュハイダー亜鉛ダイキャスト製、アウターバレルはアルミ製。マズルリングは14歳以上推奨を示すブルーカラーとなっている。
グリップも電動ガンスタンダードタイプ同様のA2タイプで、内部にはEG1000モーターを内蔵する。
トリガーガード下にも14歳以上推奨シールが貼ってある。
ハンドガードは樹脂製。レイルや拡張スロットのない、懐かしいスタイル。
ハンドガード内に8.4V 1300mAhのミニSバッテリーをセットする。コネクターはタミヤミニ。ヒューズはミニ平型となった。
実射と感想
屋外シューティングレンジにて実射。
構えた印象は普通の、懐かしささえこみ上げる、あの、電動ガンスタンダードタイプのM4カービン。
しかしながら、純正ニッケル水素バッテリーでダンダンダンと、十分なトリガーレスポンスを発揮する。
スタンダードよりレスポンス良いのではと思うほどだ。
0.2g弾で距離20mを狙う場合はほぼホップアップは最大状態で、わずかに山なりだが、真っ直ぐ綺麗にふわーっとBB弾が飛んでいく。
セミでもフルオート射撃でも20m先の25cmセンターサークルにまとまる。
これがたった0.1Jのローパワーで、34mmの極短インナーバレルから撃ち出されているのだから、もはや魔法でもかかっているのかと思うほどの性能だ。
価格は34,800円(税別)と、子供がお小遣いで買うにはちょっとハードルが高そう。親子サバゲーで親が子供に買ってあげたり、大人でもインドアサバゲーにはちょうど良いかもしれない。
カスタムパーツも18歳以上対象の電動ガンから流用が効くので、お父さんの余っているカスタムパーツを付けてあげたり、将来18歳になったらその大人用の電動ガンにパーツを付け替えたりもできる。
マルイはこれまでも電動ガンミニ、電動ガンBOYs、ライトプロシリーズなど10歳以上対象の、青少年育成条例基準を満たすローパワー電動ガンをリリースしている。今回のM4A1Rはそのなかでも突出した高性能なモデルであることは間違いない。
10禁と18禁エアガンの間を埋めるRシリーズ、未来のトイガンファンを獲得するにはうってつけのモデルだろう。
スペック & 初速
| 全長 | 767mm～851mm (ストック伸長時) |
| 重量 | 2,825g (空マガジン、バッテリー含む) |
| 銃身長 | 34mm(インナーバレル長) |
| 装弾数 | 65発 |
| 価格 | 34,800円(税別) |
| 発売日 | 2024年8月6日 |
| 動力源 | ニッケル水素ミニSバッテリー 8.4V 1300mAh |
| 初速 | 平均：31.04m/s (0.096J) 発射サイクル：1080rpm (18発/秒) ※東京マルイ FINEST BB弾 0.2g使用、ホップアップ適正、5発での測定、気温27.4度、湿度74％、ACETECH AC6000 Mk3 BTにて測定。 |
協力：東京マルイ
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