次世代電動ガン 20式小銃
MS FACTORYがワンオフでカスタムした次世代電動ガン、20式小銃を動画によるレビューでどうぞ。
20式5.56mm小銃は2020年に自衛隊に制式採用された最新の国産アサルトライフルだ。
この20式小銃を次世代電動ガンをベースにワンオフカスタムでMS FACTORYがモデルアップ。
非売品ではあるものの、20式小銃の電動ガンの撃ち心地はどのようなものか、実際に体験してみたぞ!!
現在自衛隊が採用する20式5.56mm小銃。この電動ガンを遂に撃つことができる!
こちらはMS FACTORYさんからお借りした東京マルイのSCAR-Lベースのワンオフカスタムガン。
フラッシュハイダーはアルミ製のワンオフ制作。アウターバレルは次世代 SCAR-Lをベースに直径を2mm 太く加工している。
ガスブロックは次世代 HK416Dのものを加工。フロントサイト、リアサイトは形を再現しているがフリップアップはできなかった。
M-LOK対応ハンドガードは超硬アルミニウム合金でワンオフ製作している。MAGPULのスリングスイベルやレイルカバーも取付けられている。
アッパーレシーバーはアルミ製、ロアレシーバーは樹脂製。「陸上自衛隊 20式小銃用銃掛け 仕様書」の実銃寸法を参考にワンオフ製作している。レシーバーの刻印等はない。
グリップはBCMのガンファイタータイプを加工して装着。マガジンは実物MAGPUL PMAG 30 GEN M3 Windowマガジンのケースを使用し、次世代電動ガンの82連インナーを入れて擦り合わせされている。残弾窓から見えるダミーカートもリアルな雰囲気だ。
レシーバー右面にはコッキングハンドルがあり、SCAR同様に射撃時にボルトと連動して激しく前後する。ボルトを引くとホップアップダイヤルにアクセスできるのはSCAR同様だ。セレクターとマグキャッチはアンビだが、ボルトストップレバー右側はダミーとなっている。すべてワンオフ製作したもの。
セレクターはアタレを再現しているが、SCARユニットベースのため角度は45度ずつとなっている。
B&T Unigripタイプのバイポッド内蔵フォアグリップ、高倍率ズームスコープ搭載でオーストラリア国防軍が主催する小火器国際射撃競技会(AASAM)に参加する陸上自衛隊員仕様を再現したとのことだ。
ストックはSCAR-Lがベースになっており、6段階伸縮。チークパッドはボタンロックはできないが上下可能。バットプレートはワンオフ制作となっていて、ストック内部にミニSサイズのバッテリーを収納できるのはSCAR同様だ。
実射性能は次世代電動ガンそのものといった感じで、シュート&リコイルエンジンによる反動と、良好な弾道性能を両立している。30mでヘッドショット、40m先のマンターゲット上半身に寒風の中、ビシバシと当てられた。
20式小銃はいずれメーカー製エアガンが登場するだろうが、一足早くワンオフカスタムという形で体験できたのは良い経験になった。MS FACTORYさんに感謝だ!
スペック
全長 | 840~890mm (ストック伸長時) |
銃身長 | -mm |
重量 | 4,259g ※スコープ、空マガジン、バッテリー含む 185g ※マガジン単体 |
トリガープル | 610g |
装弾数 | 6mmBB弾 82発 |
価格 | 非売品 |
発売日 | 非売品 |
発射方式 | 電動ガン 7.4V 2000mAhリポバッテリー |
初速 | 平均:86.04m/s ジュール:0.74J 回転数:953rpm (15.9発/秒) ※東京マルイ FINEST BB 0.2g、LiPoバッテリー 7.4V 2000mAh使用、気温11.9℃、湿度41%、ACETECH AC6000 MKIII BTにて測定。 |
協力:東京サバゲパーク、MS FACTORY
MS FACTORY 公式ブログ:https://msfactory16.militaryblog.jp/e1149483.html
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