東京マルイ M733コマンド 電動ガンスペック
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東京マルイ M733コマンド 弾速データ
パーツリスト |
M733は東京マルイのM16系電動ガンシリーズ中でも、コンパクトで軽量なモデルといえる。ゲームウエポンとしても秀逸。
パッケージデザイン。
オリーブドラブの地色に黒の文字。
COMMANDO M733はダンボールの地色が出ている。
パッケージ内容。
本体、マガジン、取扱説明書、BBチャージャー、クリーニングロッド、フロントサイトアジャストツール、安全キャップ、6mmBB弾少々。
レシーバー左側面。
マガジンハウジング側面には民間用のコマーシャルタイプ刻印。このためM16A2コマンドとも呼ばれる。
中央のボルトリリースボタンは別パーツだがダミー。
レシーバー右側面。
ケースリフレクター、エジェクションポート、丸型ボルトフォアードアシストなど、形状はまさにM16A2そのもの。
セレクターインジケーターはダミーで常にSEMIの位置になっている。
レシーバー上部の大きな開口部のあるキャリングハンドルはA2同様固定式。
アウターバレルはアルミ合金をNC削り出し加工したブラックアルマイト仕上げ。マルイの電動ガンとしては初採用となる。これによりフロント周りの剛性が高くなり、軽量化による取り回しもしやすくなった。
ハンドガードキャップは新規設計の金属製となっている。
フラッシュハイダーはハイダー下部のイモネジを緩めて取り外し可能。M14逆ネジ使用となっているので、各種サイレンサーが取り付け可能。M733はバレルが短いのでサイレンサーを取り付けても全長を短く抑えることが出来る。
フロントサイトもM16A2やM4カービンと同様の角断面ピンタイプで、付属ツールを使用してエレベーション調節が可能。
リアサイトはM16A2同様のフルアジャスタブルタイプ。ウィンデージ(左右)、エレベーション(上下)の両ダイヤルで調整できる。
リアサイト自体はピープ式で、0-200m用の大きめの穴と300m以上の小さめの穴の付いたものがL字型になっていて切り替えられる。
レシーバー後方のT字型チャージングハンドルを引くと、連動してボルトが後退する。
この際にダストカバーが閉じていれば連動して開く。このあたりはA2、M4同様のギミックだ。
ボルト(といってもスチールプレスの薄いカバーだが)が後退するとホップアップ調節用のダイヤルが現れる。M16A1シリーズから続く古い設計なのでちょっと調節はしにくい。
実射性能は言わずもがな。マルイの電動ガンの弾道はもはや書く必要がないほどの安定したパフォーマンスをみせる。
テレスコピックストックは強化リブのない初期タイプが再現されている。伸縮位置は4ポジション。
ストック下部のリリースレバーを押しながら前後にスライドさせて調節する。
M4カービンに比べ細身な印象のハンドガード。この中にミニバッテリーがうまく納まっている。
上面からは熱を逃がすための6つのクーリングホールが開いていて、そこから銀色のガスチューブが見える。ちなみにM4カービンではこの穴が7つになり冷却効果を高めるよう改善された。
ガスチューブがデルタリングを貫通しているように見えるが、実際には貫通していない。
ハンドガードを取り外すとこのように実銃同様のガスチューブが再現されている。また、バレルナットのギサギザのモールドも再現されているが、これはバレルナットとは別のプラ製の別パーツが被せてある。
このようにガスチューブがデルタリング手前で受けているだけで終わっている。フレーム側はM16A2やM4カービンなどと同じ5mm程度の長さのパイプが填っているだけ。
このガスチューブやギザギザの受けパーツによる剛性向上はないが、アルミアウターと短いバレル長による剛性感は比較的高く、実用上はまったく問題なし。
バッテリーは下側のハンドガードを外し、内側の溝にバッテリーを収め、コネクタを接続して収納する。
社外品のEA1600ミニバッテリーも装着できる。ラミネートラップの7セルミニバッテリーならばどのメーカーのものもいけるだろう。
下面から。
グリップ内にはEG1000ハイトルクモーターが内蔵される。
ハンドガード下のクーリングホールからバッテリー装着状況が視認できる。
マガジンはスチールプレスアウターでリアルな雰囲気。スプリング式給弾で6mmBB弾を68発装填できる。
別売り純正オプションでゼンマイ給弾式の300連マガジンが発売されている。
レシーバー後部のテイクダウンピンを抜けばアッパーレシーバーを実銃同様にテイクダウンできる。
同社新型M4A1カービンとのフロント比較。
14.5インチバレルのM4と11.5インチのM733では7cmほどの差がある。
これが取り回しの楽さという点では大きく違う。
ちなみに、M4のハンドガードは実銃より数ミリ短く、M733のフロントポストの位置と比べても短いことがわかる。
ハンドガードの比較。
左からM4カービン、M733、G&Pのリアルサイズ。
リアルサイズと比べてM733のハンドガードもほんの数ミリ短い。ハンドガード部の長さはほぼ同じだが、リングにはめ込む出っ張り部分が短い。これによりリアルサイズハンドガードとの互換性はない。
EA1600ニッケル水素バッテリーを装備しての総重量は2,580gと軽い。マウントとドットサイトを装備しても3kg前後に収まる。ゲームウエポンとしてもトップクラスの性能だ。
KingArmsのアルミ製で70gと軽量なキャリングハンドルマウントベースにドットサイトを搭載。
マルイ純正のマウントベースもあるが亜鉛ダイキャスト製で重いのでサードパーティー製の軽量なものをオススメする。
総評として、コンパクトで軽く使いやすい銃なので、初心者からベテランまでオススメできるサバイバルゲームウエポンだ。キャリングハンドル上にマウントベースを装着すれば、ドットサイトやスコープなどの光学機器を搭載することも出来る。剛性も実用上問題なく、心配するほどではない。カスタムパーツも豊富に発売されているので、カスタムベースとしても利用でき発展性もある。
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