KRYTAC ガスガン MAXIM 9
米国のサイレンサーメーカー、SilencerCo社が開発したサイレンサー標準装備のオートマチックハンドガン、MAXIM 9(マキシム9)をクライタックがCO2ガスガンでモデルアップ。屋外での実射を交えてレビュー!!
まるでSF映画から飛び出したような未来的デザインのマキシム9。フロント部分には大きな箱状のサイレンサーが標準装備される。
サイレンサートップにはマイクロドットサイトをダイレクトマウントできるようになっている。
マズル部分のカバーは取り外すことができ、内部に専用トレーサーユニットを取り付けることができる。
グリップは細身で形状も握りやすく、滑り止めテクスチャも抜群に効く。
サイレンサー底部にはレイルマウントを取り付けられる。本体のみの標準セットのほか、デプロイメントパックと呼ばれる専用ホルスター、ドットサイトマウントプレート、アンダーマウントレイル、トレーサーなどがセットになった豪華パッケージが発売される。
サイレンサー、スライドは日本仕様の樹脂製。
マガジンはアルミ製で、CO2カートリッジを背面からセットする。
実射は気温20度程度だったが、このくらいの気温でもCO2なら問題なくバリバリ連射できた。
弾道性能も20mはもちろん、30mでもマンターゲットにヒットできる。ガスブローバックハンドガンとしては十分な精度だろう。フルオート射撃だと、連射後半にホップが強くかかる現象が出るが、ホップを少し弱めにするか、ガス圧が急激に低下しないようにガスマネジメントして撃てば回避できる。
なんといってもトレーサー内蔵可能な唯一無二のこの未来的デザイン、CO2ブローバックならではの作動性の高さ、シャープなリコイル感、フルオート時の小気味よさは特筆に値する。
スペック & 初速
全長 | 250mm |
重量 | 900g(マガジン、CO2カートリッジ含む) |
インナーバレル身長 | 115mm |
装弾数 | 24発 |
価格 | 41,800円(税込) 標準版 79,200円(税込) デプロイメントパック |
発売日 | 2024年5月下旬 |
動力源 | CO2ガス カートリッジ |
初速 | 平均:82.56m/s ジュール:0.682J 回転数:1038rpm(17.3発/秒) ※東京マルイFINESTBB弾 0.2g使用、ホップアップ適正、HFC134a、気温23.1度、湿度49%、室内での測定、ACETECH AC6000 Mk3にて測定。 |
協力:LayLax、東京サバゲパーク
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