E&C 電動ガン M16A1 パーカライズ with M203 グレネードランチャー
E&C (East Crane) の電子トリガー搭載電動ガン、M16A1 パーカーライズ with M203 グレネードランチャーを動画によるレビューでどうぞ。
三又のフラッシュハイダーは金属製。ベトナム戦争中などのM16初期型にみられる形状だ。フロントサイトピンも丸型断面の初期スタイルとなっている。
なんといってもこのM203グレネードランチャーの迫力。角ばったハンドガードのクーリングホールは今見ても美しい。ハンドガード上にはフリップアップ式のリーフサイトがあり、ランチャーのエイミングはこれで行う。ランチャーのサイドロックボタンを押して筒を前へスライドさせ40mmグレネードカートを装填する。
グレネードランチャーのトリガーはマガジンの前にある。トリガー前にはセーフティもあり機能する。レシーバーはパーカライズ仕上げ風を再現したグレーカラー。刻印はXM16E1という初期の試作型を再現しているのも痺れる。マガジンはショートタイプでゼンマイ給弾の190連多弾マグだ。
ストック、グリップはA1スタイルの初期型タイプ。バットプレートのトラップドアを開けてストック内部にバッテリーを収納する。ミニSサイズなど、大きめのバッテリーサイズも収納可能だ。バッテリーコネクターはタミヤミニが変換コネクターで接続されたT字コネクター仕様となっている。
チャージングハンドルを引けばダミーボルトが後退してロック、チャンバー部の青いドラム式ダイヤルでホップ調整できる。ボルトリリースレバーでダミーボルトを前進できる。
電子トリガー搭載によるトリガーフィールはとても滑らか。トリガープルは軽過ぎない900gで、海外製電子トリガーにありがちな、ふにゃっとした感触がないしっかり感が好印象だ。
初速は0.2g弾、82m/s前後で安定、弾道はいたって普通で、30m先のフライパンサイズにヒットできるだけの精度はある。
なんといっても80~90年代のアクション映画に登場した人気のM16スタイルなだけに、思い入れのあるファンは多いだろう。剛性も高く、首周りの強度もガッチリ。
プレデターのシュワルツネッガーになりきって、はたまたゴリラ/警視庁捜査第8班の舘ひろしになりきってなのかは人それぞれだが、グレネードランチャーの迫力とM16のクラシカルスタイルで雰囲気を楽しみたいならば要チェックのモデルだ。
スペック
全長 | 985mm (ストック伸長時) |
銃身長 | -mm |
重量 | 3,750g(空マガジン、バッテリー含む) |
装弾数 | 6mmBB弾 190発 |
価格 | 56,000円(税別) |
発売日 | 2023年 |
発射方式 | 電動ガン 7.4Vリポバッテリー |
初速 | 平均:84.00m/s ジュール:0.706J 回転数:808rpm (13.5発/秒) ※東京マルイ FINEST BB 0.2g、LiPoバッテリー 7.4V 1500mAh使用、気温22.3%、湿度32%、ACETECH AC6000 MKIII BTにて測定。 |
協力:キンワ、モケイパドック、アリーナシャングリラ
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