MOVE 9周年 × AUTUMFES BBジャンボリー
レポート:モロ☆
サバゲと自動車のフェスティバル
2018年11月25日、千葉県香取市のサバイバルゲームフィールド「Airsoft Park GARDEN」にて開催されたイベント「BB JAMBOREE」。トレポンショップ「MOVE」と、サバゲフィールド「GARDEN」が手を組んで仕掛けるこのイベントは、サバイバルゲームだけでなく普段は滅多にお目に掛かれないスーパーカーやチューンドカーの展示が行われるイベントであった。サバゲ好きにはクルマ好きも数多い。かく言うモロ☆もまたサバゲーマー&クルマ好きの端くれとして、このイベント取材を心待ちにしていたのであった。
ステージ上には大きくGARDENとMOVEの文字が。このイベントは、MOVEの9周年記念イベントでもあるのだ。
MOVEのブースでは、NBORDE製PTW用COLT M1A1レシーバーの新型ロット試作品が展示されていた。非常にリアルな出来で、発売を心待ちにしているファンも多いだろう。
刻印も忠実に再現されている。フォントだけでなく、打刻の風合いも見事に表現されている。
MOVEが得意とするPTWの数々。実際に手に取ってみることができるのも、こういったイベントならではだ。
MOVEの島岡氏(左)と、GARDENの新山氏(右)。両氏が手を組んだことで今回のイベントが実現したのだ!
当日は、コンバットマガジンの取材(!)でウピウピ隊も参戦。
参加者全員に配布されたオリジナルのステッカー。
新山氏が手にするパッチも参加者に配布された記念のパッチ。
広いセーフティエリアの一部は出展ブースとなっており、多数の出展業者が来場者を楽しませていた。
この日の来場者数はなんと250名!これだけの参加者を一度に飲み込むことができるのは、東京ドームの広さに匹敵する面積を持つGARDENならではだ。
100名以上がスタートポイントへと集結する。フィールド内にはブッシュやストラクチャーが効果的に配されているので、この人数でも手狭感は全くない。
MOVEの島岡氏が挑戦するのは、出展していたBig-outがプロデュースするシューティングチャレンジ。シンプルなだけに奥が深く、何度も挑戦するプレーヤーもいたほどだ。
駐車場の一角、セーフティエリア入り口に近いエリアで、本イベントのもう一つのハイライト、車輌の展示が行われていた。
ポルシェやフェラーリ、この写真には写っていないがランボルギーニのウラカンやアヴェンタドールも展示されており、時折甲高いエグゾースト音を響かせていた。
なんと!ケンメリGT-Rではないか!生産台数たった197台の超レアモデル、しかもノーマルである。
この青いR32GT-Rに見覚えのある方も多いだろう。R32GT-Rが猛威を振るったグループAで大活躍したカルソニック スカイラインである。レプリカではない。実物である!!
フェンダーにはドライバー名が!ちなみに、エンジンフードには星野一義氏のサインが記されていた。
現行型R35GT-RのトップレンジであるNISMOも展示されていた。R32GT-Rと比べると、まさに隔世の感である。
異彩を放つこのクラシカルなクルマはスズキの「セルボ」。軽規格ながら非常にスタイリッシュでスポーティである。かわいいエグゾースト音を響かせていた!
そんな車両展示ブースの一角で、とりわけ人だかりができている場所があった。スーパーカーにしては背が高いが・・・?
展示されていたのは、非常に厳ついハイエースである。フルエアロにオーバーフェンダーに・・・ちょっと近寄りがたい雰囲気を醸し出している。そしてバンパーからは巨大なインタークーラーが覗いている。
Aピラー根元には、意味ありげな「VR38」のエンブレムが。このVR38とは、現行型R35GT-Rに搭載されているエンジン「VR38DETT」のコトである。このハイエースはなんと、そのエンジンをインストールしてしまったというチューニングカーである!
エンジンルームを見ると大変おかしなコトになっている。ハイエースなので当然フロントシート下に収まってはいるが、さすがにV6ツインターボエンジンはギッチギチである。もちろんエンジン内にも手が入っているそうで、出力625ps以上、最大トルク100kgf/m以上という。なんでもシャシダイの計測限界が100kgf/mだったそうで、恐らくそれ以上の出力があるだろうとのこと。何という本気!
フロント、リア共にオーバーフェンダーが装着され、装着するタイヤは265/35R19というハイエースらしからぬサイズだ。ちなみにタイヤはアドバン・ネオバを履いていた。何という本気!
徹頭徹尾チューニングされたこのハイエースだが、スライドドアのオートスライド機構は残されていた。しかも、リアのオーバーフェンダーを避けるようちゃんとセッティングされている!何という本気!
室内に目を移すと、レカロシートが6座設けられている。聞くとこのクルマ、通勤に毎日使用されているそうだ。チューニングカーにありがちなロールケージ等はなく、本気でファミリーユースもイケそうだ。それでもドリフトイベントに出走できるほどのポテンシャルを誇るこのハイエース、何という本気!!
クルマばかりに目が行ってしまったが、サバゲも大盛り上がり!初心者向けのサバゲ体験も行われており、多数の参加者が足を運んでいた。そして、閉会式ではプレゼント争奪の大ジャンケン大会!こちらも大盛り上がりである!
最後に登場した大物景品はなんと、PTW本体!さすがPTWで名を馳せるMOVEである。景品もハンパない!
多くの参加者を楽しませたこのBB JAMBOREE。次回は来年春に開催予定だそうだ。
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