2012年6月14日から17日まで東京ビッグサイトにて開催された「東京おもちゃショー2012」のマルシン工業の新商品をレビュー。
まずは昨年の東京おもちゃショーでも発表されたUS M1カービン CDXがついに発売。2012年6月11日に出荷となった。価格は39,800円(税抜)。
最大の特徴はパワーソースとして、マガジン内に12gの炭酸ガスボンベをセットすること。ボンベはネジなしタイプ。
マガジンには6mmBB弾を15発装填できる。
この炭酸ガスの安定した作動で亜鉛ダイキャストの重いボルトを切れよくブローバックさせる。
全弾発射後にボルトはホールドオープンしないが、ボルトを後退させてハンドル横のピンで固定することは出来る。
可変ホップアップは矢印の奥にイモネジがある。
初速は75~85m/sに調整されているとのこと。
トリガー前方にセフティレバー、その前にマガジンキャッチがある。
M1カービンだけあって、構えた感じは重すぎず、軽すぎず、木製ストックの質感も良い感じだ。
同じ炭酸ガスボンベを使用するハンドガンも3種類が展示されていた。
これは2012年7月にも発売予定だというCDX304ピストル。ハイキャパをイメージしている。価格は6,500円(税別)とお安い。
右側面にはセフティスイッチ、その前方にはMADE IN TAIWANとある。台湾製をマルシン工業で分解調整した商品とのことだった。初速はM1カービンよりも下回るとのこと。射撃した感触としては60m/s前後だと思う。
グリップを後方へ引っ張ってずらし、側面から炭酸ガスボンベをセット。グリップ底部のネジを回して固定する。
マガジンは割り箸タイプ。装弾数は14発程度とのことだった。
このタイプはスライド固定のガスガンで燃費が良く、1本のボンベで200~300発も撃てるそうだ。
またスライド固定の割にはトリガープルも軽くて撃ちやすかった。
ベレッタM92Fのコンペティションモデルの様なCDX302ピストル、ベレッタ92FのスライドとHK45の様なグリップのCDX306ピストルも順次発売予定。
CDX用のカートリッジは5本入りで500円と安い。
また一般的な規格品なので、ホームセンターなどでも手軽に入手できるのも特徴だ。
長物ラインアップもマルシン工業独自のモデルアップだ。
ウィンチェスターM1892、モーゼルKar98K、US M2カービン、M1ガーランドなど。
とくに気になったのはガスガンのモスバーグM500 ショットガン。バレルジャケットが凶悪な感じ。グアムで撃ったのを思い出す。
マルシン工業はハンドガンのラインアップも独特で見ていて飽きない。
ポリスリボルバー Xカートリッジ仕様。
スーパーレッドホーク Xカートリッジ仕様。
8mmBB弾を使用するガスガン。
モデルガンも展示されていた。
ゲーリングルガーとかベビー南部とか、モーゼルM712とか、かっこいいなぁ。
マルシン工業の隣のハピネットブースではロータリーマグナムという光線銃の新商品が展示されていた。
赤外線を使用した光線銃で、射程は15mほど。単4電池3本で動く。
マズル下に受光部があり、この部分に相手の光線が当たると内蔵された振動ユニットがブルブルと震える仕組み。
4回ヒットされるとゲームオーバーで機能が停止する。
本体のダイヤルをくるくる回すと手前のランプゲージが順に点灯していき、弾が最大12発チャージされる。
2012年7月発売予定、希望小売価格は5,229円 (税込)。