KSC 新商品 2013続報!!

KSC 2013 新商品 電動ガン M4A1カービンついに登場!!

山梨県のKSC本社で新商品をスクープ。遂に登場!、KSC 電動ガン M4A1カービン、グロック Gen4、HK USP コンペティションほか、Vz61スコーピオン、マカロフPMの詳細情報や作動動画も。

KSC本社山梨県甲斐市にあるKSC本社にお邪魔した。とても綺麗でモダンな建物。

KSC エントランス
エントランスは天井の高い吹き抜けで、壁面にはありとあらゆるトイガンが飾ってあった。まるで博物館のよう。MGC初の国産モデルガン、ワルサーVP-IIも飾ってあった。

SATマガジンの石井さんKSC寺田社長と打ち合わせするSATマガジンの石井さん。今回は石井さんのお誘いでKSC訪問が実現した。ありがとうございます!!
2013年末に向けてKSCとSATマガジンの凄いコラボが計画中らしいぞ。

さてさて、トイガンフェスタの発表商品以外にもKSCの開発中試作モデルを見せていただくことができた!!
ただし、まだ試作品のものなので市販品とはいろいろ違う部分があるようなのでご了承を。

M4A1カービンの電動ガン
まずはM4A1カービンの電動ガン。寺田社長自ら「冬用」というこの電動ガン、なんというサプライズ!! ビッグニュースである。

レシーバーはアルミ製
レシーバーはアルミ製。重量感、剛性感ともにばっちり。

ポートカバー チャージングハンドル
チャージングハンドルを引くと連動してポートカバーが開き、ダミーのボルトキャリアが後退して止まる、ボルトキャッチを押せばシャコッとボルトが前進する。可変ホップアップの調整はバレル同軸式のダイアルで行う。

バッテリーはハンドガードの中
バッテリーはハンドガードの中に収納。今回はリポバッテリーを使用していたが、安全性の面から純正バッテリーとしてリポを採用するかどうかは検討中とのこと。
バレルナットがリアルサイズなのでRASなどのレールハンドガードも装着できそうだ。ただしその場合のバッテリー取り回しは考えないといけない。

ピカティニー対応のフラットレール
アルミ製キャリングハンドルを外せばもちろんピカティニー対応のフラットレール。
このアッパーレシーバーはガスブロのモナカ構造ピン留めとは異なり、一体成型のアッパーレシーバーになっていた。

リコイル発生ユニットがリコイルバッファチューブに内蔵
そしてなんとリコイル発生ユニットがリコイルバッファチューブに内蔵されており、撃ってみたところ、かなりのリコイルが体感できた。この部分、マルイの次世代電動ガンの特許にも触れずに独自の機構になっているとのことだった。

作動が停止する機能も備える
また、射撃に連動してボルトキャリアが前後し、弾がなくなると作動が停止する機能も備える。
マガジンチェンジしてレシーバー左のボルトキャッチを押せば再び撃てるという実銃通りのアクションも可能。

グリップ
グリップにはモーターを内蔵。実際に握ってみると、かなり薄く実銃サイズに近く感じた。薄型モーターを採用しているのかも?

マガジン装弾数は30発と60発の切り替え式
マガジン装弾数は30発と60発の切り替え式とのこと。スチールプレス製のアウターシェル採用。

ちなみに寺田社長に「なにか付け加えることある?」と聞かれたので、バッテリーの配線を前出し後ろ出し両方にうまく対応できる設計をして欲しいということと、アウターバレルを14.5インチ、10.5インチで切り替えられるようにして欲しい、KSCならではの刻印の正確さを是非! とお願いしてみた。

また気になる価格はまだ未定。しかしながらマルイの次世代M4 SOCOMの価格が49,800円とお伝えしたら「十分に行ける!」と寺田社長はおっしゃっていたので、同価格帯で発売される可能性はある。

KSC 電動ガン M4A1カービン
リコイル機構、残弾0での作動ストップ機構、マルイの次世代電動ガンに真っ向勝負のKSC 電動ガン M4A1カービン、鋭意制作中とのこと。2013年冬頃に登場か!? 実に楽しみなモデルである。


グロック17 Gen4の試作
続いてはグロック17 Gen4の試作。定番のグロック17の第4世代最新バージョン。これも欲しい人は多いのではないだろうか。
CADデータから3Dプリンタで直接作った半透明の樹脂製試作パーツで組み上げられている。

交換式のバックストラップ
Gen4の特徴である交換式のバックストラップももちろん再現するとのこと。
こういったメーカー試作段階の商品が見られるなんて、ユーザーにとってはとても貴重な体験だ。


HK USP.45のコンペティションモデル
HK USP.45 Elite コンペティションモデルの試作。

試作のスライド
まだ試作のスライドが生々しい。


AP/GPシリーズの左利き用グリップ
こちらはAPSカップなどで使用する競技用エアソフトガン、AP/GPシリーズの左利き用グリップ。

3Dプリンタによる少量製造
左利きシューターには朗報だろう。金型生産ではなく、3Dプリンタによる少量製造とのこと。


Vz61 スコーピオン
こちらは7月のトイガンフェスタ2013にて発表されたVz61、通称スコーピオン。

HW樹脂製で重量感抜群
レシーバー、グリップ共にHW樹脂製で重量感抜群。セレクターレバーを0にするとコッキングノブがロックされる仕組み。

Vz61のトイガン
これまで発売されたVz61のトイガンすべてを凌駕する出来栄えとのこと。

全長271~515mm
全長271~515mm、重量 約1,530g、装弾数21発。発売日、価格は未定。

コッキングノブ
コッキングノブを引いた感触スムーズで良い感じ。ノブを離すとジャキンッと良い音を響かせてボルトがクローズする。ああ、テンション上がる!! ボルトの材質はまだ決まっていないみたい。

トリガーガード
トリガーガードのプレス成型などはKSCのお家芸ともいえる美しさ。

レート調節機能
グリップを取り外すとリコイルスプリングが内蔵されたバッファーチューブが出現。このスプリングテンションを調節することで可能となる発射レート調節機能はトイガンフェスタではオミットされているとのことだったが、寺田社長によると「発売までどうなるかはわからないけど、機能実装するつもりだよ」と言うことだった。

ワイヤーストック
ワイヤーストックをレシーバーエンドから取り外せるギミックも再現。


マカロフ PM
続いてはこちらも発表済みのマカロフ。いわゆるマカロフ PM。

HW樹脂製
HW樹脂製で今回ブローバック作動を体験できた。マガジンがコンパクトでありながら作動は切れ良くビシバシと作動する。これはすごい。

全長 160mm
全長 160mm、重量約 530g、装弾数 10発、デコック機能も搭載するとのこと。
発売日、価格は未定。

というわけで、電動ガンのM4A1カービンとマカロフGBBの動画もどうぞ。


ほうとうお昼は寺田社長にほうとうをごちそうになっちゃった!!
アツアツのほうとうとB級グルメのナンバー1に輝いた鳥もつこの日は猛暑だったけどお店の中はエアコン効いてて涼しげ。
アツアツのほうとうとB級グルメのナンバー1に輝いた鳥もつを頂きましたよ。

3Dプリンタによるスケール違いの模型
トカレフの3Dプリンタによるスケール違いの模型。上の黒いのが1/1スケール、そして1/3、1/6、1/12スケールと正確な形になっているのには驚いた。1/1000mm単位での加工が可能だそう。最近は金型を作る前にこうした3Dプリンタによる試作パーツを作成するのが主流となっているようだ。

ワルサーVP-II
こちらはKSC本社ホールに展示してあったMGC初の国産モデルガン、ワルサーVP-II(1962年製造)。小林太三氏による設計。現存する日本最古の国産モデルガンかも?


2013/08/07