第7回 中部エアソフトガンマーケット 2024 サマー
レポート:Sasugo
2024年8月25日(日)に名古屋国際会議場「白鳥ホール」で中部エアソフトガンマーケット 2024 サマー 通称:中部ガンマ が開催された。今回も東西より多くのショップやメーカーにクリエイターたちが出店して、新たな商品や掘り出し物のレア品を求めて来場者が駆け付けて800人を超えたそうだ。今回もその様子をお届けしよう。
「G&G JAPAN」のブースではエアガン本体が当たるガラガラ抽選会の他に製品の展示があり、今回の目玉にはG&G LevAR 15”が展示されていて、多くの来場者は実際に手に取って触ることができた。
G&G LevAR 15“はG&Gでは初となるARタイプでありながらフロンガス式のレバーアクションライフルだ。全長1020mm、インナーバレル長は425mm、重量3.2kgとのこと。
特徴的なコッキングレバーは思っていたよりも引きやすい印象。ガシャンと心地の良い機械音とともにボルトが後退してギミックが楽しいと感じた。
ただし素材と重さ的にスピンコック(銃本体ごと回しながらコッキングレバーを引くような動作)はやめておいたほうが良いだろう。
トリガーの引きしろ比較。トリガープルも軽めで引きしろも短めな印象。
専用のショートタイプのマガジンが付いており、装弾数は32発。M4タイプのマガジンと互換性がある。
G&G JAPANからの発売は2024年9月下旬以降となっている。
「プラウダ」ではLCT AK MOE -萌-が展示されていた。AKをデフォルメしたようなコンパクトマシンガンとして小柄にまとまっていながら、LCTのAKらしさある重厚なレシーバーで本体重量が2200gもあるとのことで片手で持つには少し厳しいと感じた。
他にもプラウダではMapleLeafよりARボルトアクションコンバージョンキットが展示されていた。VFC製M4タイプのガスブローバックライフルにカスタムが可能で、M4でありながらボルトアクションによるコッキングで撃つことができる代物だ。
ちなみに展示のライフルのストックは試作品の物だそうだ。
ARボルトアクションコンバージョンキットのコッキングレバーはメタルでしっかりとした引き心地だ。
「BURST-HEAD」では東京マルイCURVE用スケルトンスライドコンプリートガンを発売していた。
トリガーを引くとCURVE内部の機構が動いているところが見えるので他にはないアイテムだ。ボス!流石DEATH!
他にもBURST-HEADでは東京マルイのVSR-10用カスタムストックVer.2を今回の中部エアソフトガンマーケットで初のお披露目。
ストックのデザインを一新して剛性と耐久力も強化されたモデルだ。
「UCHIKO」では超撥水剤スプレーの実演販売があった。
超撥水スプレーを吹き付けたメカニクスグローブやキャップなどに水を垂らしても、水滴のままそのまま流れていく撥水力に、来場者は驚いていた。
「ホシノイラストレーション」ではオリジナルイラストをあしらったワッペンやグッズがあった。
今回は新たに先ほどのuchikoとコラボした超撥水剤スプレーのコラボボトルもあった。
「AIRSOFT97」ではC.A.T. Versatileの展示や販売に、今回は「DMT AR-15 Lighter Nano LP(LowPower)」もあった。
DMT AR-15 Lighter Nano LPは14才以上推奨の電動ガンとなっており、全長も約510mm 、インナーバレル長:120 mm、重量約1,650gとコンパクトでかつ片手で持てるほどのサイズ感と重量だ。
また、このDMT AR-15 Lighter Nano LPは18歳未満だったユーザーが18才以上になった際には18歳以上の電動ガンと同様の性能にできるという、カスタムショップの側面ゆえに提案できるAIRSOFT97ならではの画期的なサービスだった。
「cloud9」では新作でTEMPTALiaとのコラボでスペシャルスラッシュリグの各色を販売していた。
「ホビーショップTamTam」ではエアガン本体からガスなどの消耗品にガンケースなどの多くの商品をイベント価格での販売。
「RATEL」ではカラフルでおしゃれなアパレルグッズを中心に展開。
MIKKEさんが売り子を務めていて自身が手掛けたオリジナルグッズの販売や来場者との交流していた。
海外製タクティカルギアを扱う「Bala del Diablo」では今回から新しくTango Foxtrotのブレスレットを先行販売。
他にもこちらでもuchikoコラボボトルが販売していた。
「フォアサムトイズ」ではミリタリーワッペンや ステッカーにマルチツールのROGANや、今回はアメリカより取り寄せたというCHALLENGE COINSがあった。
「Sterdust Gear」では各種エアガンにあったカラーバリエーションが豊富なカイデックスホルスターを販売していた。
中でもSterdust Gearで今回オススメされたのはHOLOSUN JPとコラボした PIDライトとVP9ホルスターだ。装着すればガタつきなく保持してくれる物だった。
今回の中部エアソフトガンマーケットでは久しぶりに「MAYOZONES」が出店!
MAYOさん、おかえりなさい!!
レザークラフターの「Miki3」が中部エアソフトガンマーケット初出店!
レザーホルスターなど多くの製品をズラリと並べていた。
Miki3では今回の中部エアソフトガンマーケットに合わせて次元大介モデルのホルスターを販売していた。
革製の分厚い生地を手作業によって作られたホルスターは手触りが良く、しっかりと保持してくれる逸品だった。
「TORAYAMA」ではエアガンの販売にRed Win Opticsの等倍のマイクロプリズムサイトCorsac 1x18 Micro Prismがあった。
レティクルは3MOAドットに55.5MOAサークルで輝度調整は10段階まで変更可能、うち2段階はNVモードを搭載しているとのこと。
またTORAYAMAのブースではラノてゃさんが売り子を務めていて自身のグッズの販売もしていた。
「Toy&ZAKKA mimiy」ではエアガン本体や光学機器の販売にNotch (ノッチ)のキャップもあった。
Notchのキャップには特徴的な切欠きがあり、アイウェアを掛けていても切り欠きでアイウェアのフチを回避するので快適に深く被ることができるキャップだ。
「DCI Guns」では2024年8月初旬に発売されたスタンダード電動ガン用メインスプリングZの各種とそのスプリングに対応したスペーサーがあった。
「LayLax」ではガラガラ抽選会が開催されていたり、実銃用光学機器のINFORCE WILD2 Weapon Integrated Lighting Deviceが展示されていた。
ピカティニーやグロックGen4などのレールに装着することができ、パドルスイッチで点灯と消灯が可能。設定を変えればまばゆいストロボも放つことができる。
「G-Force Hobby」ではGrepow社が開発したつなぐだけで即充電のスマートLiPoシステム「G-Tech」システムを搭載した、Lipoバッテリーとその充電器「ZAC(ザック)」を販売していた。
同シリーズ製品のバッテリーを接続すれば、最適な充電設定でオートチャージで安全にかつ手軽にLipo充電できる優れものだ。
「VOLK TACTICAL GEAR」では自社製タクティカル装備品の数々を販売。今回はHIPPO POUCH をオススメされた。
ベルトを引っ張るとすぐにポーチを開くことができてサイリウムなどをすぐに取り出すことができて、そのまま固定もできるので保持と使用時の素早い出し入れも対応できる優れモノだ。
サイズも30(300㎤)、40、60タイプと用途に合わせて容量が3種類選べる。
「BoardDragonWorks」では真鍮製ガンアクセサリー「真鍮戦飾」を中心に販売。
また初となる試みで2024年11月に自社製品をお持ちのユーザーなら誰でも参加できる貸切サバゲーの開催を予定しており宣伝もしていた。
「GPW(ガンプレイズワークス)」は大手トイガンショップFirstの元スタッフたちが立ち上げた新たなショップだ。
今回はガラガラくじ抽選会を中心にミリタリーアイテムを特価販売していた。
「ブレイブポイント名古屋店」も出店。フィールドの宣伝をするとともに今回はエアガン本体の販売もあった。
アニマル系ワッペンなどを取り扱う「NitronPatch」ではワッペン用の掛け軸をオススメされた。
サバゲー界のヴィ〇バンを目指す「炸裂キウイ」では動物のキウイなどのイラストを描いたアパレル系グッズを販売。
特に目が惹かれたのは鳥獣戯画風のイラストで喫煙者に配慮したTシャツだ。
滋賀県の長浜よりやってきた「MATCH Leather Works」が久しぶりのミリタリーイベントに出店していた。
”長濱レザー”を使ったペストマスクやポーチなどに、ボードゲームに使えるアイテムもあった。
「HARDCORE TACTICS」ではショールーム寿堂とのコラボ商品で新作にネコミミフーディを販売していた。ミリタリーチックでありながら可愛いらしさのある商品だ。
「JADEfabbrica」ではMIL規格の生地を使用したポーチの各色を販売。
特に新作のmeshポーチがオススメだそうでファスナーはYKKアクアガードを使用、カラビナを通せばベルトなどにも取付が可能で小物入れにピッタリだ。
「115x TAYLOR」のブースでは新製品に多機能ポーチを販売していた。M4マガジン1つ分が挿入することが可能で、ポーチの中はベルトもあって固定も可能。
機能的で丈夫な仕上がりだった。
関西からやってきた「CRAZY MeaT」ではオリジナルデザインのアパレルグッズを展開。
中でも新作のレックゲイターはサラリとした速乾性のある生地で、サイバーなデザインも物が特に惹かれた。
また今回の「CRAZY MeaT」では商品を購入するとその場でドッグタグなどレーザー刻印サービスができた。
刻印サービスの横にはカスタムスライドやレーザー刻印で作られたカスタムグリップなどがあった。
「TMcraft」ではハーフメッシュマスクを色鮮やかにおしゃれに保護できるマスクカバーなどの自社製縫製品を販売。
今回新作にはコインケースがあった。
「TEMPTALia」では名物スタッフのすだちん。さんによる極彩色の輸入Tシャツがあった。
「ペイントボールショップ JAPAN」では、ペイントボールやエアソフト用のマスクや装備品、外部ソースに電磁弁などを取り扱われていた。
大好評の抽選会は今回も行われた。抽選会は各出店ショップより商品を購入して、1000円につき1ポイントで10ポイント貯めれば抽選権となり、豪華景品を賭けた抽選券に参加出来るというものだ。
抽選会はイベントの終盤差し掛かるタイミングで開催されるので、後半につれ集客が落ち着いてしまうのがよくあることだが、これによりさらなるイベント集客にもつながる取り組みだ。
あとがき
今回も大いに盛り上がった中部エアソフトガンマーケット。
次回の開催もすでに決まっているそうで2025年2月23日に中部エアソフトガンマーケット2025 in ウィンターを予定しているそうだ。
また、開催場所が変わって名古屋市中小企業振興会館の吹上ホールになるそうで、気になった方はぜひ行ってみてはいかがだろうか?
イベント名: 中部エアソフトガンマーケット 2024 in サマー
主催:ペイントボールショップジャパン
会場:名古屋国際会議場「白鳥ホール」
日時:2024年8月25日(日)
Web:https://chubugunma.jimdofree.com/
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