初開催!中部エアソフトガンマーケットリポート
レポート:モロ☆
そういえば、ここ数年は中部地方でトイガン・ミリタリー系の物販イベントは行われていなかった。とはいえ、中部地方のユーザーは熱い!数々のフィールドが群雄割拠する恵まれた立地で育った目の肥えたユーザーと、集結した60社を超える出店社が、2021年6月27日、名古屋中心部にほど近い名古屋市中小企業振興会館内「吹上ホール」にて激突した!
会場はビックリする程立派な会場だった。市街地ということもあり、近隣に駐車場も豊富であった。会場前から長蛇の列が!
オープン前から熱気はかなりのモノで、行列は会場前から隣接する公園にまで伸びていた。また、その列は途切れることなく続いており、午後になるまで行列は続いていた。これは感染症対策のために入場規制を行っていたためである。様々なご意見はあるだろうが、このご時世では致し方ないところだろう。
さて、今回も独断と偏見で気になったブースをお届けする。今回初お披露目になるモノもあり、大変中身の濃いイベントであった。
全くもって私事で恐縮だが、会場と同時に「ヲタリラ」ブースへと飛び込んだ。夜通し運転した身体が解れる解れる。もちろん閉会後は業者向け営業を行っていた。
お正月か?と勘違いしてしまうようなブース展開の「一助朋月」ブース。中にはアーマーなどが入っており、とってもお得なセットになっているのだ。
思わず反応してしまった「アングス」ブースにあった中古モデルガン。これはMGC製M9の限定HWバージョンである「デザートストーム」エディションだ。中古とはいえ未発火とは!オマケキーホルダーが熱い!!
「パンドラアームズ」ブースにて。オリジナルの木製グリップの数々だが、ハイキャパやグロックに木製グリップ??
グロックやハイキャパのグリップに貼り付ける形の木製グリップなのだ。絶妙な曲面形状で、しっかり握りやすくなっているのが見事。
また、VSR用の木製ストックも展開している。こちらも絶妙な曲線が握りやすい!明らかにノーマルと違う構えやすさが魅力的なストックだ。
「フォートレス」ブースでは、実物光学機器を実際に手に取って見ることができた。また、価格も大特価!やはり実物スコープはいい。
ミリタリーグレードの暗視装置の展示を行っていた「KNIGHT MASTER」ブース。このSPYRONは、軽量かつ高性能なナイトビジョンで、もちろんヘルメットマウントにも対応する。
新製品のUR-SPEED SLINGがオープンから2分で売り切れたという「URBAN REGION」ブース。スリングのサンプルと共に2次ロットの予約を受け付けていた。これめっちゃいい!
スラッシュリグを展開する「Cloud9」では、ファーストラインとしても使える「クラウドライン」を展開!実はこの日は「パッチタグ」がメインだったそうだが、売り切れていた・・・
大阪京橋発下町雑多系酔いどれアパレルブランド「DFH」ブースでは、Sasugo閣下が売り子でお手伝い!フューチャー感あるデザインが魅力的!
「レッドアフガン」ブースでは、洋の東西を問わないレアな実物アイテムがゴロゴロ!サバゲーマーにも適したチョイスはさすがの一言。
赤外線とエアソフトガンを用いる新たな射撃システムである「B2i」。人通りの多い会場内でも安全に運用できるシステムに、来場者も足を止めていた。
「Carbon8」ブースにて展示されていた次期新製品のCZ P・09。既に試射可能で、Co2らしい快調なブローバックを見せていた。発売が楽しみなモデルだ!!
石川県のサバイバルゲームフィールド「BlackBoar」ブースでは、7月23〜25日に開催されるイベントの告知を行っていた。なんとサバゲーフィールドにヘリが飛来して乗れるらしい!?
「x115x TAYLOR」ブース。新作のシャツとパッチが人気とのこと。非常にしっかりした作りのシャツで、着心地も良かった!(購入した感想です)
朝からくじ引きが大盛況だった「BL工房」ブース。落ち着きを取り戻したのは終了2時間前。その頃には景品も出尽くしており、店主含めスッカラカンになっていた。
「3 MADE ISSUE&248 TACTICAL」ブースに並ぶ新作パッチの数々。それにしても振り幅が広いパッチのバリエーションだ。クリームソーダから鳥居強右衛門とは・・・素敵である。
なんとも特徴的すぎる爪つきグローブなどの、文字通りトンガリアイテムを展開する「ぷれさん工房」。このグローブ、慣れれば銃の操作も可能だそうだ。
新進気鋭のナニワミリタリーロックアイテムズ「CRAZY MeaT」ブース。スタイリッシュなシャツやパッチを展開している。独特なTwitterキャンペーンにも要注目!!
ボスゲリラ率いる「Burst-Head」ブース。DannerとのコラボブーツやオリジナルのコンプリートVSRを実際に手に取ることができたこのブースも常に人だかりが。
本イベントの主催である「ペイントボールJapan」ブースでは、ペイントボール関係のアイテムを扱っていた。源流は同じだけに、サバゲとも親和性が高くスタイリッシュだ。
最後に、最も度肝を抜かれた製品をご紹介したい。「PDI」が今回初お披露目したモデル・PSR-30Y。シルエットはM4系だが、このモデルはボルトアクションライフルなのだ。
創立30周年記念モデルでもあるPSR-30Y。ストックやグリップ、ハンドガードやマガジンに至るまで、既存の電動ガン用のモノが流用可能なのだ。
チャンバーやバレルも電動ガン用を流用する形になる。またシリンダー、ピストンヘッド、スプリングまでスタンダード電動ガンと共通なのだ。
来場者数約1300名と、当日の熱気はもの凄かった。撮影した画像は可能な限り無関係の方が写り込まないよう配慮したため、あまり人影は映っていないように見えると思う。が、恐らく事前にTwitterなどでご存じの方も多いだろうが、会場前の行列や会場後の様子などは尋常ではない熱気を帯びていたことを申し加えておきたい。
また、今回初めて開催となるイベントであったが、運営スタッフの皆さんも手際が良く、出展業者から好評を得ていたことも印象的であった。こういった裏方諸氏の努力があってこそ、このような大きなイベントが成り立つのである。
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