東京マルイ 電動ガン パトリオット プラス
東京マルイの新しい電動ガンシリーズ、プラスシリーズにパトリオットプラスが加わった。FET回路内蔵の"プラスシステム"を搭載したその性能は!? 詳細な動画でレビューしよう。
また、ストックやドットサイト、スコープを取り付けたスタイルも紹介する。
フラッシュハイダーはアルミ削り出しの角型。ちょっと未来的なスタイルがカッコいい!
ハンドガードは樹脂製。左右した面にピカティニーレイルを装備。内部にバッテリーをセットする。
レシーバーも樹脂製で、マガジンハウジングにはモデル名やシステムのスタンプが入る。
セレクターはセーフ、セミ、フルの3ポジションで左側のみの操作となる。
グリップはタンゴダウンタイプでとても握りやすい。
レシーバー右面のエジェクションポートは樹脂製、大型のマグキャッチが使い易い。
レシーバートップはフルフラットな樹脂製ピカティニーレイル。フリップアップサイトはMP7A1に付属する金属製と同じものになっていて、ピストルサイトとしても使用できる。
チャージングハンドルを引けばダミーボルトが後退し可変ホップアップの調節ダイヤルにアクセスできる。
レシーバー後端にはQDスリングスイベルが付属。スイベルベースは20mmレイルに取り付けられており、取り外せば社外品のオプションストックを簡単に取り付けることができる。ドレスアップの幅がかなり広がる嬉しい仕様だ。
市販のフォールディングストックは多く販売されている。好みのストックを取り付けて、より正確な射撃が可能になる。
ハイサイクルとの比較表
M4パトリオットHCと、パトリオット+との比較を表にしてみた。
個人の感覚による部分もあるので参考程度に捉えて欲しい。
M4パトリオットHC | パトリオット+ | |
使用バッテリー | 7.4V 1500mAh リポ(社外品) | 7.4V 1500mAh リポ(マルイ純正) |
初速 | 79m/s | 94m/s |
サイクル | 24.8発/秒 | 18発/秒 |
セミのレスポンス | ★★★★★ | ★★★★ |
ストック拡張性 | ★★★ | ★★★★★ |
付属マガジン | 190連多弾 | 68連ノーマル |
フラッシュハイダー | 丸型アルミ製 | 角型アルミ製 |
アイアンサイト | 樹脂製フリップアップ | 金属製フリップアップ |
価格 | 34,800円(税別) | 39,800円(税別) |
実射
実射は30m、40mで行った。非常に風の強い日で、コンディションは悪かったのだが、それでも0.2、0.25g弾共に40m先のマンターゲット上半身にビシバシと当てられる弾道安定性はさすがマルイといったところ。マルイ純正のMSリポバッテリーを使用して、初速はホップ適正で94m/s、発射サイクルは秒間18発と十分な性能。言わずもがな、これなら箱出しでサバゲーに投入できる。
トリガーのクリック感を残しつつ、スタンダード電動ガンに比べレスポンスはかなり向上している。
ハイサイクル電動ガンと同じ感覚でセミオート射撃でき、セミロックも一度も発生しなかった。
価格はパトリオットHCが34,800円(税別)に対して、パトリオット+は39,800円(税別)。
パトリオットHCには190連多弾マガジンが付属する。ストックの拡張性はプラスのほうが高い。
両モデルも高性能なだけに、どちらを買うかは判断が難しいところだ。
このパトリオットというモデルは小型軽量で、初心者におススメできる電動ガンであると同時に、ベテランのセカンド電動ガンとしてもおススメできる。まさにオールラウンダー的なモデルと言える。
スペック & 初速
全長 | 465mm |
重量 | 2,207g(空マガジン、ニッケル水素バッテリー含む) |
銃身長 | 215mm(インナーバレル長) |
装弾数 | 68発 |
価格 | 39,800円(税別) |
発売日 | 2024年1月25日 |
動力源 | 電動ガン MSリポ/ミニSニッケル水素バッテリー |
初速 | 最高:94.8m/s 平均:94.00m/s 最低:93.5m/s ジュール:0.884J 発射サイクル:1078rpm = 18発/秒 ※東京マルイバイオBB弾 0.2g、ホップアップ適正、室内5発での測定、気温23.4度、湿度28%、ACETECH AC6000 MKIII BTにて測定。 |
協力:東京サバゲパーク、LayLax
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