東京マルイ MP5K A4 電動ガンスペック
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東京マルイ MP5K A4 弾速データ
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パッケージは黒にブルーのデザイン。
パッケージサイズも非常にコンパクトだ。
価格もフルサイズ電動ガン中、最も低価格な22,800円。値引きを考えればハンドガン感覚で購入できるのはうれしい。
パッケージ内容は本体、28連マガジン、BBチャージャー、クリーニングロッド、保護キャップとBB弾少々。
MP5クルツ右側面。アンビタイプのセレクターはセフティ、セミ、フルオート切り替え。イラスト式でわかりやすい。
実射はシリンダーがショートストロークなのでスタタタタンッと高回転。セミオートのレスポンスも非常に良い。
フルサイズのMP5とは違いレシーバーはモナカ構造ではなく一体型で、マガジンハウジング前面の開きもない。
マズルは最大限に切り詰めてあり、インナーバレル長はわずかに11cmしかない。
ノーマルの状態ではサイレンサーなどは装着できないが、KM企画やFIRSTなどからカスタムパーツとしてサイレンサーアタッチメントが発売されている。
クルツ独自の保護キャップが同梱。
ホップアップの調整はフォアグリップを取り外して写真の矢印のレバーをスライドさせておこなう。MP5PDWと同様の調整方法だ。
クルツにはストックがないので、レシーバー後端には金属製のレシーバーキャップがはめ込まれている。
バッテリー交換の際はこのレシーバーキャップを固定している2本のピンを外しておこなう。
レシーバーキャップにはスリングフックが付いている。スリングフックはこの一箇所しかないので、2点式スリングをループにして肩からぶら下げる感じになる。
二丁拳銃ならぬ、二丁サブマシンガンというのも面白い。
リアサイトはドラム式。ドラム部分は金属だが、リアサイトベースは軽量なプラ製。
バッテリー交換はフォアグリップも取り外し、レシーバー後方からAKタイプのスティックバッテリーを装着する。コネクタをフロント部分でつなぎ、ハンドガードとレシーバーキャップを取り付ける。
バッテリーを抜くにはフロントのコネクタを外しコッキングノブを軽く引けばレシーバー後方からバッテリーを取り出せる。
このようにバッテリー交換は面倒なので戦闘中にはおこなわないほうが無難。
社外品のインテレクト1400 8.4Vニッケル水素バッテリーも装着可能だ。
MP5系のマウントベースは、ちょっと値は張るがサードパーティの発売するマウントベースがオススメ。
マグネシウム合金で軽量なG&GのG3/MP5用ロープロファイルマウント。エチゴヤ東京にて5,040円。
軽量なドットサイトを装着し、機動力を生かしてフィールドを自由に駆け回るまさにアタッカーウェポン。片手でもバリバリ撃てて、ハンドリングも軽快だ。
ハンドガードと一体になったバーティカルフォアグリップ、フォアグリップの前にある突起は不用意にマズル近辺に手を出さないためのガードだ。
マガジンは実銃の15連ショートマガジンをモデルアップしており、クルツの小さいボディにフィットする。
モナカ構造のプラ製で6mmBB弾を28発装填できる。中に錘が入っており、見た目によらず重い。重量は151g。
28発という装弾数はゲームではちょっと心細いが、必要であればSTAR製の95連マガジンや、純正オプションの240連ゼンマイ給弾マガジンという選択肢もある。
グリップにはEG700モーターを内蔵する。メカボックスはAKと同様のバージョン3を採用しており、このコンパクトさを実現している。
グリップエンドには刻印等はなくツルっとしている。
電動コンパクトマシンガンシリーズのMP7A1と大きさを比較。全長で言えばMP5Kのほうが短い。
ニッケル水素バッテリーを装着しての総重量はなんと1555g。軽い!!
同社電動コンパクトのMP7やMac10に匹敵する軽さ。
総評としてフルサイズ電動ガンシリーズ中、最もコンパクトで軽量なMP5クルツはその取り回しのよさから、インドアゲームでも、アタッカーのメインウエポンとしても、またメインアームの予備ウエポンとしても活用できる小回りの効くモデルだ。
大容量のニッケル水素バッテリーが使用できるので電動コンパクトマシンガンよりも長時間使用でき、フルサイズのメカボックスなのでカスタム前提で考えても拡張性が高い。
ショートストロークで高回転な撃ち味はとても軽快。ショートボディからタタタタンと暴れるようなリコイルを伴って放たれる弾道はライフルに比べて若干バラつきがちではあるが、このクルツの持ち味は接近戦。
いかに敵に近づき弾を浴びせるかのヒット&アウェイ。アタッカーとしての本分が問われるとともに醍醐味も味わえる一丁といえる。