東京マルイ ガスガン Hi-CAPA 4.3 スペック
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東京マルイ ガスガン Hi-CAPA 4.3 弾速データ
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マルイのハイキャパのデザインは米STI社やINFINITY社などのハイキャパシティ・ガバメントの形状に影響を受けている。スライドはハイキャパ5.1同様に角型断面。バレルは先が太くなるコーンドブルバレル。5.1はバレルがシルバーメッキだったが、4.3はプラの黒そのまま。5.1ではアンビセフティだったが、4.3では右面にはセフティはない。トリガーは5.1同様プラ製だが、デザインが変わっている。グリップスクリューも5.1のシルバーメッキからブラックメッキに変わっている。
シャーシと呼ばれるフレームと一体になったアンダーレール部分は亜鉛ダイキャスト製。
トリガーガードとグリップ部分はプラ製だ。
スライド前方にもセレーションが刻まれてタクティカルな雰囲気を醸し出している。
Hi-CAPA 4.3射撃ムービー
同社のプロライトを装着してみた。ガッチリと取り付けられる。
フロントサイトの形状も5.1とは異なる。先端が斜めにカットされラウンドしている。素材は亜鉛ダイキャスト。
5.1のリアサイトはフルアジャスタブルのボーマータイプだったが、4.3は固定のノバックタイプ。素材は亜鉛ダイキャスト。
チャンバー上面の刻印は.45ACP。
ちなみに5.1は M.R.P .45ACPだった。
その下のスライド側面にはTactical.45と刻印されている。
ちなみにMRPはマルイ・レスポンス・ピストルの略で、5.1の発売当時ユーザーから相当嫌がられた。4.3ではこの点でMRPという刻印をスライド、シャーシ、チャンバーからすべて削除したのだろう。
4.3と5.1のハンマー回り形状比較。スライド刻印、セフティレバー形状、ハンマー形状、グリップセフティのセレーション有無、ビーバーテールの長さ、リアサイト形状、マガジンキャッチの形状も異なる。
ハンマーコックするとファイアリングピン代わりの六角ネジ頭が見えるのはマルイのガバシリーズの特徴。
マガジンバンパーもショート化された。
グリップ下にランヤードリングが装備された。
5.1にはないものだ。
マガジンの装弾数は28発。
材質は亜鉛ダイキャスト。リップ部分はプラ製。
5.1のロングマガジンも使用できる。
スライドを外すとホップアップダイヤルにアクセスできる。
亜鉛ダイキャスト製のレイルドシャーシ。エアソフトガンとしての強度は十分だ。
上面から4.3と5.1を比較。
4.3のバレルは2cmほど短くなっている。
やはり4.3くらいの全長が構えたときにしっくりくる。逆に4.3を撃ったあとに、5.1を構えるとずいぶんと長く感じる。
スライドがコマンダーサイズになったことで、全長が200mmを割り、グロック17とほぼ同等のサイズになった。
マガジンを装着しての総重量は854g。
ガスが少々入っているので、ほぼスペックどおりの重量。5.1よりも43g軽量化されている。
総評だが、やはり少々寒くてもガンガン撃てて、28発のハイキャパシティ。コンパクトなタクティカルキャリーピストルは頼もしい。射撃性能も電動ガンのようなフラットな弾道で初速もそこそこ高い。ゲーマーにもシューターにもオススメできるモデルだ。また、カスタムパーツも2004年7月の5.1登場から時間がたっているので多くのカスタムパーツやコンバージョンキットも出回っている。レースガンやタクティカルモデルなどさまざまなカスタムベースとしても使える。そして値段も安い。デメリットとしてはフィットするホルスターがあまりないことと、ちょっと重いかなといったところ。