EMG JAPAN(KA) 電動ガン TROY SOCC 10.5"
昨年立ち上がったEMG JAPAN(KA)からTROY SOCCの電動ガンが登場。TROYの正式ライセンスでGATE ASTER電子トリガー搭載のハイスペック電動ガンを30m/40mで実射レビュー。
フラッシュハイダーはTroyのMedievalタイプ。 Medievalとは中世のという意味がある。
ハンドガードもTroyのSOCC M-LOK バトルレイルを再現。
ハンドガード右面にはTROYの刻印と上部レイルにはライセンス刻印なども入っている。
レシーバーは金属製でマガジンハウジングにはTROYの刻印。正式ライセンスだけあってリアルな雰囲気。
レシーバー右面。セレクターとボルトキャッチは左からのみ操作可能。
チャージングハンドルを引いてダミーボルトを後退ロック。可変ホップアップ調節ダイヤルにアクセスできる。
マガジンは装弾数250発のスプリング給弾という大容量。これ1本でゼンマイ給弾の多弾数マガジン同等の火力がある。ボトムのTグリップもリグやポーチから取り出しやすい。
グリップもTROY Control Pistol Gripを踏襲しているがTROYのロゴは入っていない。
ストックはEMGブランドのハンドブレース風が装着されている。腕を通す機能は無く、通常のストックにバンドが付いているという仕様だ。5ポジションで伸縮できる。またバッテリーはストックチューブ内に収納する。コネクターはT字タイプ。
フロント、リアサイトともにTROYタイプの金属製のフリップアップサイトが付く。
実射性能
気温12度の屋外で実射。センサー式のスムーズなトリガーフィールに加え、ASTER電子トリガーのプリコックをオンにするとさらにトリガーフィーリングにキレが増す。7.4V 1100mAh 20Cのリポバッテリーでも秒間15発オーバーと十分な製圧力も見せる。
弾道性能も少し風のあるなかで30mなら25cmセンターサークルに、40mならマンターゲットにビシバシとヒットできる性能を見せてくれた。
ASTER搭載のみならず、Troyの正式ライセンスで、スリムな扱いやすい操作性、250発を誇るスプリング給弾マガジンなどを鑑みても十分価格に見合った、むしろ、お得感すらある一丁だと言える。
スペック
全長 | 720~785mm |
重量 | 2,879g (バッテリー、空マガジン含む) / 200g (マガジン単体) |
トリガープル | 831g |
銃身長 | -mm(インナーバレル長) |
装弾数 | 6mmBB弾 250発 |
定価 | 51,637円(税別) 10.5インチモデル |
発売日 | 2024年12月21日 |
初速 | 平均初速:87.76m/s = 0.77J 発射サイクル:914rpm = 15.2発/秒 ※東京マルイバイオBB弾 0.2g、ホップアップ適正、気温11.9度、湿度32%、ACETECH AC6000 MKIII BTにて測定。 |
撮影協力:EMG JAPAN(KA)、東京サバゲパーク
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