E&C 電動ガン LaRue Tactical PredatOBR 7.62
E&C (East Crane) の電子トリガー搭載電動ガン、LaRue Tactical PredatOBR 7.62を動画によるレビューでどうぞ。
LaRue Tacticalと言えば、光学機器用マウントで知られる米国の銃器パーツメーカー。最近ではAR用のアッパーやコンプリートライフルも製造している。
今回紹介するのはLaRueのコンプリートAR、PredatOBR 7.62だ。公式動画をみるとプレデトーバーと発音するようだ。実銃の特徴である簡単に取り外し可能なハンドガードなどの特徴も含め、E&Cが電子トリガー搭載の電動ガンでモデルアップした。
フラッシュハイダーは金属製でサイドポートの非常にアグレッシブなデザイン。大径のサプレッサーを付けられるネジ切りがある。フロントサイトは折り畳み式。
LaRue独自のアルミ製ハンドガードを再現。トップにはピカティニーレイル、左右と下には樹脂製のカバーが付いていて、取り外すとLaRue専用のオプションアタッチメントのネジ穴ハードポイントとなっている。
ハンドガード根元のレバーを左右外せば、スポンと簡単に取り外すことができる実銃の機能も再現。電動ガンの場合、とくに必要性は薄いのだが、頻繁にカスタムしたり、雰囲気を味わうのには良いだろう。
リアサイトも折り畳み式。チャージングハンドルを引いてダミーボルトが後退ロック、ドラム式のホップ調整ダイヤルにアクセスできる。
グリップは樹脂製。トリガーガードは金属製レシーバー一体となっている。またE&Cの電子トリガーを搭載しており、スムーズなタッチでトリガーが引け、バーストコントロール機能もある。設定はバッテリーをつないでセミオートポジションでトリガー長引き。また、セレクターは民間モデルのセミオートオンリーを再現しているが、フルオートポジションにも回せてフルで射撃できる。
ストックはMAGPUL MOEタイプ。ストックチューブ内にショートスティックタイプのバッテリーをセットできる。
迫力の7.62mmライフル。
電子トリガーによる滑らかなトリガーフィーリング、0.25g弾で40m先のマンターゲット上半身にヒットできる弾道性能があった。初速も82m/sで安定しているが、ややバネ鳴り音が強く、フルオート射撃しているとピストン、ノズル付近から異音が発生する現象があった。この個体のみかもしれないが、メカボックス内をチェック、カスタムする前提でいたほうが良さそうだ。
スペック
全長 | 895~970mm (ストック伸長時) |
銃身長 | -mm |
重量 | 3,261g ※空マガジン、バッテリー含む) 231g ※マガジン単体 |
トリガープル | 813g |
装弾数 | 6mmBB弾 110発 |
価格 | 58,000円(税別) |
発売日 | 2024年7月 |
発射方式 | 電動ガン 7.4Vリポバッテリー |
初速 | 平均:82.32m/s ジュール:0.678J 回転数:766rpm (12.8発/秒) ※東京マルイ FINEST BB 0.2g、LiPoバッテリー 7.4V 1200mAh使用、気温22.9℃、湿度70%、ACETECH AC6000 MKIII BTにて測定。 |
協力:キンワ、東京サバゲパーク
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