GBLS 電動ブローバックガン DAS M4A1
昨年12月にブログにて紹介した韓国のGBLSが開発中のブローバック電動ガン、DAS M4A1の続報です。今回韓国のミリタリー雑誌、PLATOON MAGAZINEから写真と動画をご提供頂きました。
見た目はこのように普通のM4A1。
外装はメタルレシーバーを採用しています。
ボルトキャリアの形状がやけにリアルです。これでも電動ガンです。
テイクダウンピンを抜いて、レシーバーをテイクダウンできます。
ボルトキャリアとチャージングハンドルをアッパーレシーバーから引き抜けます。何度も言いますが、これはガスブロではなくて、電動ガンです。
ボルトキャリアの底面。このボルトキャリア内にシリンダーとピストン、スプリングが一式内蔵されており、独立したポンプユニットになっています。ボルトキャリアを後退させるためのギアが見えますね。
この金属製のボルトキャリアがフルストロークで前後するのであれば、電動ガンでありながら、かなりのリコイルも期待できそうです。
リコイルバッファもこの通り。実にリアルに再現されています。
バッテリーはストック内に収納しているそうです。また、バッテリーがない時はなんとエアコッキングガンとしても使えます。これをメーカーではDAS(Direct Action System)と呼んでいます。
取り外されている小さなパーツはピストンガイドを固定するパーツと思われます。
つまりこの構造から推測するに、セクターギアがボルトキャリアごと内包するピストンを後退させ、後退しきったところでヒストン後部の切り欠きにシアが掛かり停止、ボルトキャリアはリコイルスプリングによって前進し、BB弾をチャンバーにセット、ボルトが閉鎖した時点でシアが切れてピストンが前進するという仕組みなのだと思います。
ロアレシーバーにギアユニットが内蔵されています。セクターギアとラッチ類が見えています。
また、残弾0でボルトキャリアをホールドオープンさせる機能も備わっており、ボルトキャッチ付近にそのためのストッパー(突起)も見えます。
ボルトキャリアが後退した状態。ロッキングラグやリセスもリアルに再現されています。
マガジンはリップ式になっています。残弾が無くなるとフォロアーに連動して後部のリンクパーツがボルトキャッチを押し上げてボルトキャリアをホールドオープンさせます。
いくつかのタイプが試作されていますが、マガジン装弾数は40~60発を想定しているそうです。
14.5インチと10.3インチのバレルバリエーションが予定されているようです。
2016年の2月か3月頃にはおそらく量産サンプルが完成するとのことなので、また新たな情報が入り次第、続報をお届けしましょう。
画像・映像提供: PLATOON MAGAZINE
GBLSの公式WEBサイト www.gbls.co.kr
2016/02/01
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