SHIN スペシャルトレーニング
2018年10月13日(土)に千葉県のサバゲフィールド、東京サバゲパークにて開催されたSHIN スペシャルトレーニングの模様をレポート。主催はSUREFIREやArc'teryxなどの海外ミリタリーブランドを輸入販売する七洋交産。
東京サバゲパークのタクトレフィールドにて昼の部、夜の部、各12名の受講者によるスペシャルトレーニング。応募は一瞬で埋まってしまったそうだ。
講師のSHINこと、田中伸之介氏。
カルフォルニア州にあるガンスミススクールへの留学がきっかけで16年前に渡米。
在米の銃器専門家として、銃器の専門家であるガンスミスとしての学位をカルフォルニア州立ラッセンカレッジにて取得。ファイアーアームズテクニカルライターとして日本ではアームズマガジン、ガンプロフェッショナル誌、米国では人気銃器雑誌リコイル誌に最新の銃器及びタクティカル情報を寄稿している。
シュアファイア社ローライトインストラクターでもあり、マグプルダイナミクス、タクティカルレスポンス、ケンハッカーソン、ラリービッカーズと言った有名インストラクターから200時間を越えるタクティカルトレーニングを受講。自身もインストラクターとして民間及び米国法執行機関に対し、プラクティカルマークスマンシップ(実践的射撃術)のクラスを提供している。
サブジェクトマターエキスパートとして日本の法執行機関および自衛隊に専門的助言を提供。台湾のコンサルタント機関TTRDA社を通じて台湾の法執行技術の近代化に関わっており、幅広いコネクションから最新のタクティクスに関する情報を提供している。 日本人として唯一、USPSA(米国実践射撃協会)最高位グランドマスターを2つの部門で達成。全米トップ20位に位置するシューターでもあり、多くの優勝経験を持つ。 自身の活動を、フェイスブックページ「Gunbaka/ガンバカ」として発信している。
この日はライフル、ハンドガンの射撃についてトレーニングを行った。
受講生のライフル。基本的に皆さんAR。トレポン、ガスブローバック率が高かった。
射撃した的を確認しながら、なぜこの場所にこのように撃ったのかを各自に確認していく。
ハンドガンでも射撃。ライフルからハンドガンへ切り替えるトランジションもおこなった。
グルーピングについて受講生と会話していきながらポイントを解説するSHINさん。喋りが上手くて丁寧なので、とてもわかりやすい。
自ら射撃して受講生に手本を見せる。
マガジンの装填方法から、ロードの手順、グリップ方法、トリガーの引き方まで細かいところまで基本から解説してくれた。
SHINさんのこの日のセットアップ。シューティングタイマー、ハンドガンとライフルのマグポーチに後ろにはターニキットを付けていた。
指定のターゲットに素早く的確に撃つトレーニング。
また、ニーリング、プローン等の各射撃姿勢にも解説が及んだ。
この日は乙夜さんもトレーニングに参加。
ハンドガンにもドットサイトやフラッシュライトを装着している受講者も。ライトの取り扱い方についても解説があり、実際に夜の部ではフラッシュライトを使用したトレーニングも行われた。
バディを組んで共に指定されたターゲットへ射撃する。真横のターゲットもあり、射線がクロスする場合のバディとのコミュニケーションが試される。
射線をクロスして、しかもバディに危険が及ばないように射撃する方法を受講者たちは模索しながら訓練していた。
バリケードに隠れながら指定ターゲットへの射撃。バディと位置をスイッチしたり、撃たれた想定で片手で銃を操作しながら撃ったりと、状況に合わせて柔軟に応戦できるトレーニング。
一列に並んで順番にプレートを撃つ。徐々にターゲットから遠ざかっていき、外したらその場で脱落。
優勝者はガンジニアの石岡さん。
最後にアフターレビュー(一日の感想:AR)を行って、全員にSHINさんから受講証書が手渡されてこの日の訓練が終了。
トレーニングに参加された皆さん、お疲れ様でした!!
七洋交産 公式サイト
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