ヘッドクォーター デザートベース サバイバルゲームフィールド レビュー
岐阜県各務原市のサバイバルゲームフィールド、ヘッドクォーター(HQ) デザートベースをレビュー。
HQデザートベースは「砂漠の秘密基地」をコンセプトとしたアウトドアサバゲーフィールド。フィールド内には多くの建物タイプのストラクチャが配置されている。
2013年に開催したブラックホークダウンごっこのときのHQ東海から場所を移転して2015年より営業していたが、造成をこおない2016年4月にリニューアルオープンした。
フィールドマップ。9つのエリアに分かれている。フィールドの広さは約80m×80mとなっている。
兵器庫エリアにはドーム状の屋根をもつハンガーが複数配置される。
ハンガー内部にはミサイル兵器をイメージしたオブジェクトがあったりして気分が盛り上がる。
司令部のような建物が入り組んでいてCQBが楽しめる。
もともと斜面だった土地を造成したので段々畑のような構造になっている。
フィールド中央にはCQB-Laboと呼ばれる戦術研究所エリアがあり、とくにこのエリアはバリケが密集している。
エリア外側の斜面からは階段で上がれるようになっていたり、トンネルによっても内部に侵入できるようになっている。
トンネルはCQB-Labo内の建物内に通じている。気分はスパイ映画の潜入シーン。
CQB-Labo内はバリケの密度が高く、死角も多いのであらゆる方向に視線を配らなければならない。
通信所エリアには通信等を模した物見やぐらがある。
ここに登るとLaboや基地司令エリアを見渡せる。
基地司令エリアにも物見やぐらがある。
射撃訓練所エリア。比較的開けているエリアで、基地内の射撃場をイメージしているので、ターゲットプレートが配置されている。タクトレなどにも活用できそう。
西兵舎エリア。
補給処エリア。古タイヤやドラム缶、車両などが多く配置される。
補給処エリアの背後には崖があり、スロープや櫓を使用して上ることができる。
この崖上からはフィールド全体を視界に収めることができ、ブッシュが広がっているため絶好の狙撃ポイントとなる。スナイパーライフルとギリースーツを装備して潜みたい。
さらにこの崖の奥には自然の林が広がる。
フィールドの構造上、中央にセフティ&駐車場まで続く道が貫いている。フィールドに車で入るにはここを通る必要がある。
フィールドを抜けるとセフティがある。セフティは120人を収容できる。照明設備もあるのでフィールドは真っ暗だが、ナイトゲームも可能。
セフティの前に第1駐車場がある。フラットなので荷物の運び込みも便利。ただしゲームが始まるとこの駐車場への車の出入りはできなくなるので、その場合はフィールド下にある第2駐車場に車を停め、通用口(斜面の階段)を使用してセフティエリアに出入りすることになる。早帰りしたい場合には第2駐車場に停める必要がある。
セフティエリアからフィールドを見渡せる観戦台がある。
受付事務所。以前ハイパー道楽とのコラボイベントでもお世話になった、オーナーの牧田さんは、もともと関東でサバゲープロデュースを行っていたサバゲー歴30年のベテラン。その経験がフィールド作りにも活かされているという。
BB弾、ガスなどの消耗品のほか、バッテリーやBBローダーなどの販売も。
無料レンタルグッズ。救急箱風のボックスに入ったカウンター、マーカー、無線機、ボックス式の電子フラッグはワイヤレスで内部のボタンを押すと受信機が鳴る仕組み。
レンタルガン。ICS製の電動ガンが約20人分が用意される。その他ハンドガンのレンタルもあり。
シューティングレンジ。距離は50m。
電子給湯ポットあり、ただし電子レンジはなかった。手洗い場もある。
ドリンクの自販機あり。
トイレは男女別の水洗洋式タイプ。
フィールドは一見してCQBタイプだが、斜面を利用した狙撃ポイントがあったり、物見やぐらやトンネルなど立体的な構造も織り込まれている。9つのエリアごとに特徴があるので、ゲーム内容も攻防戦や奪還戦など、ストーリー仕立てのゲームも盛り上がりそう。テーマ性もあり、自然と市街地フィールドが融合したような、とても作り込まれたフィールドだと感じた。
フィールド内を歩き回ってみた動画も撮ったので参考にどうぞ。
ヘッドクォーター デザートベース
〒509-0103 岐阜県各務原市各務東町1-188
公式サイト:http://hqt.jp/
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