HQバンカー サバイバルゲームフィールド レビュー
岐阜県安八郡神戸町に2015年11月にオープンした屋内型サバイバルゲームフィールド、HQバンカーをレビュー。先日レビューしたHQデザートベースと同じヘッドクォーター系列の運営フィールド。
HQバンカーは広大な工場跡に市街地フィールドが作られている。
車両なども配置されており、フィールドエリアだけでも50m×50mもある。セフティやシューティングレンジを含めた施設全体だと90m×60mという広さ。
フィールドマップ。井の字状にストリートが交差している。主にA対Eや、C対Gでの対戦を行っていた。
フィールド内には建物系のストラクチャが密度高く配置されており、CQBをするにはうってつけ。
バリケには隙間が空いていたり、窓があったりと変化に富んでいる。
フィールド中央にはバーを模した建物。
内部にはバーカウンター。窓のひとつには透明なアクリル板が張られている。
敵と壁一枚挟んでの接近戦闘。緊張感高まる瞬間。
武器店なんかもあった。内側の壁には懐かしいトイガンが飾ってある。
工場のオブジェでデコレーションしたバリケも。
工場の設備がそのまま設置してあるエリアもあって、廃墟マニアには嬉しい雰囲気。
フィールド奥のFポイントには階段で上がれる中二階がある。
ここの小窓から狙撃できるポイントとなっている。
フィールドの四隅にはこういった2階建ての櫓が配置されており、ホテル風になっていたり、カモネットなどで装飾されている。
保安官のオフィス前で銃撃戦!! ちなみにHQバンカーはセミオート射撃オンリー。ただしマルイのAA-12は使用禁止。※レンジのみ使用可。
ロープに洗濯物が干してあったりと、スラム街のような過密エリアもあり面白い。
フィールドの出入り口には赤と黄色のスイッチがあり、ゲーム終了後、生き残ったプレイヤーがフィールド退出時にこれを押すことで、セフティに設置されたカウンターがカウントアップされ、残存人数の比較ができるようになっている。
フィールド内に観戦台がある。ゲームマスターがここからアナウンスを行う。
シューティングレンジも同倉庫内にある。距離は40mとインドアとしてはかなり長い。
ECQ(Extreme Close Quarter)と呼ばれるシューティングエリアがある。
ここでは超近接での格闘射撃が楽しめるそうだ。サンドバッグを叩いて避けつつターゲットを撃て!
セフティエリアは約70席。定例会は最大64名で定員となるそう。
テーブルには番号が振られており、ガンラックも完備。
更衣室。
受付事務所。
BB弾やガスなどの消耗品のほか、BBボトル、電池、ローダー、フェイスマスクやアフガンストール、ワッペンなどの小物類も販売していた。ドリンクの自販機も2台設置されている。
またTHE CARGOというタクティカルギアショップも併設されており、エアガンやVOLK TACTICAL GEARの装備品なども購入できる。
さらに、G-Professionalというカスタム工房も併設しており、ガントラブルやオーダーカスタムなどにも対応してくれる充実ぶり。
セフティには電子給湯ポット、バッテリーの充電器が設置される。電子レンジは無し。
面白いのがマガジンウォーマー「マガジンの湯」。お風呂用の保温ヒーターで温めたお湯にマガジンを漬けて温めるというもの。マガジンをそのまま入れるのではなく、用意されるジップロックに入れてから利用するそうだ。水没は自己責任とのこと。
レンタルガンはICSのM4電動ガン、マルイのMP7A1やハンドガンなどが15人分ほど。
駐車場は約60台分。
トイレは倉庫の外にあり、足踏み式の簡易水洗タイプ。男性は和式で、女性用は洋式タイプとなている。また、トイレの横には手洗い場がある。
インドアフィールドとしてはかなり広い部類でセミオートオンリーながら長物フルサイズ電動ガンでもバリバリ戦える。天気に左右されることもなく一年中安定してサバゲーが楽しめるフィールドだ。照明設備もあるのでナイトゲームも楽しめる。工場跡ということでシューティングレンジエリアで埃っぽさを感じたが、フィールド側は走り回ってもさほど気にはならなかった。
まだ倉庫内には空きスペースが多くあり、今後フィールドを拡張することもできそう。オーナーの牧田さんはもっと市街地の密度を上げたいとおっしゃっていたので、さらに進化するフィールドとして期待が高まる。
ヘッドクォーターではガスブロ戦やハンドガン戦、エアコキ戦、リボルバー戦と言った限定戦の定例会を多く開催しているのも特徴。
フィールド内を走り回ってみた動画も撮ったので参考にどうぞ。
HQバンカー
〒503-2305 岐阜県安八郡神戸町神戸2244 三洋開発リサイクル工場(跡地)内
公式サイト:http://bunker.jp/
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