大将軍　フィールドレビュー

2017年9月に千葉県柏市にオープンした屋外サバイバルゲームフィールド、大将軍で遊んできたのでレビュー。大将軍は戦(いくさ)、戦国(せんごく)、Battle(バトル)を経営する戦グループが運営し、今回で4店舗目のオープンとなる。

大将軍は比較的フラットな地形の中心に大きなCQBエリアがあり、その周囲にバリケの点在する構成。

CQBエリアはコンパネで迷路のように構成されており、非常に入り組んでいる。

人一人がギリギリ通れるような細い通路もあり、ハンドガンの使用がおススメされているエリアも。

CQBエリアの中心には赤い櫓がそびえ立つ。半地下のような土台に2階建ての赤い櫓が建ち3層構造となるが、一番上は監視塔の役割なのでゲームプレーには使用できない。

赤い櫓の争奪が勝利のカギ
この赤い櫓を占拠すると敵陣を見通すことができるので有利にゲームを進められる。争奪戦が熱い。

またこの赤櫓にはビーチボールを設置するためのラックが設置されており、フィールドに散在する7つのボール、通称ドラゴンゴールをセットすることができる。

1日を通じて、各ゲーム中にドラゴンボールをこの赤櫓に設置し、7つが集まると、そのゲーム終わりにボールを集めたプレーヤーを集めて抽選会が開催される。

抽選に勝ち残ると1000円分の割引券がもらえる。こういった縦軸のイベントがあるのはとても面白い。
この日は女性の参加者が割引券をゲットしていた。

CQBエリアには多くの入り口があり、扉になっている個所もある。チームで連携してエントリーすれば盛り上がれるぞ!!

CQBエリア内部は比較的長めの射線もあり、また、裏取りできるルートも多く、とてもエキサイティング。

CQBエリアの外周にはコンパネ、木箱、竹や丸太などのバリケが点在する。こちらはAフラッグ付近。

Gフラッグ付近。

セフティ目の前のFフラッグ付近。壁一枚を挟んでフラッグを取り合うワンウォール戦なども行った。

フィールドマップは変形型で、最大150m×120m程度とのこと。A～Hの拠点がある。

Bフラッグ前には大きな砦がある。

コの字型をした砦で背面にスロープ階段がある。

砦2階
砦2階には銃眼や銃座がある。

砦の1階。暗いので立てこもるのに有利。

フィールド奥は斜面になっていて下っている。

数メートルは高低差があるので、う回路として進行ルートの一つになる。

竹による長い壁状のバリケ。

CQBエリアに突入するか、それとも迂回するか、戦略の幅があって楽しい。

セフティエリアは200席。

4人掛けのアウトドアテーブルとチェア。荷物置きラック、照明、コンセントも完備。

ガンラックも用意される。

セフティ中央にある手洗い場。

受付テント前には電子レンジ、電気ポット完備。

朝の受付時に500円で2種のお弁当が注文できる。こちらは唐揚げ弁当。

約30人分のレンタルガンも。

フィールド入口近くに弾速測定器が2台。弾抜きはパイロンを逆にして利用していた。

ドリンクの自販機は3台、女子更衣室も完備。

女子更衣室内。

トイレは男女別で、一見して簡易トイレに見えるが、洋式水洗トイレで快適だった。

シューティングレンジはフィールドとはセフティを挟んで反対側にある。

シューティングレンジの距離は最大で50mの表示となっていた。

駐車場は約100台分を完備。
フィールドアクセスは常磐自動車道の柏インターからすぐなので、都内、埼玉、茨城、千葉方面いずれからもアクセスしやすい。

運営面のクオリティが光るフィールド
1日遊んだ感想としては、中央のCQBエリアを活かした非常に面白いフィールド。侵攻ルートが多く、膠着しづらく裏取りもしやすい。適正プレー人数は40人 vs 40人以下といったところだろうか。
戦グループ運営ならではの多彩なゲームバリエーション、とくに午後イチにCQBエリア周囲だけで行うエアコキ戦はぜひ体験して欲しい。(エアコキハンドガンを無償貸し出ししてくれる!)
そして縦軸で展開するドラゴンボールルールや、ゲームマスターの段取りも含めて、フィールド構成や設備の充実もさることながら、運営面のクオリティが光るフィールドだと感じた。