台湾空軍 航空搭乗員 サバイバル訓練
レポート 王清正
台湾空軍の航空搭乗員が実施するサバイバル訓練の模様を紹介。
場所は台南は高雄近くの国家航空機搭乘員サバイバル訓練センター。
広い訓練用プール。航空機が海に緊急着水した際に少しでも搭乗員の生存率が上がるように訓練を行う。
航空搭乗員が緊急脱出などで海上に着水した際を想定したサバイバル訓練を行う。
ヘリや航空機を模したカゴ。
これがプールに沈められる、中の搭乗員たちは機外へ脱出する。夜間を想定した訓練もある。
パイロットは空に飛び立つ前に、本施設で5日間の初期訓練を受け、3年ごとに3日間の再訓練が行われる。
空軍軍官学校飛行訓練司令部によると、サバイバル訓練センターは、パラシュート曳航・解放訓練システム、キャノピールーフ訓練システム、基本水中脱出訓練装置、水放棄脱出訓練システム、リフト吊り下げシミュレーションシステム、現場シミュレーションシステムなど、6つの主要なシステムと機器を使用して訓練状況をシミュレートし、墜落後の航空乗務員パイロットの生存率を向上させ、死傷者をより効果的に減らすことができるとのことだ。
パラシュートでの脱出後に着水した設定で訓練も行う。
サバイバル訓練の機材類。
F-16戦闘機パイロットのサバイバルキット。
訓練風景を動画でもどうぞ。
2024/07/17
■関連リンク