
第1回 トレーニング ウエポン フェスティバル
2019年6月15日、16日に東京都 秋葉原UDXにて開催された第1回 トレーニング ウエポン フェスティバル の模様をレビュー。主催はNBORDE、イベントサポーターはPTWメーカーのSYSTEMA。来場者は2日間で約1000人。
会場に入るとまず実銃パーツメーカーの展示がズラリ。これらはすべて正規に輸入販売されているもの。
受付にはTWFの大きなロゴ、その奥にはSYSTEMAとNBORDEの製品展示。
本イベントサポーターであるシステマ社の皆さん。左から鶴本氏、吉田社長、松本氏。
この日の目玉の一つはSYTEMA社が開発中の新製品、PTW89の初の一般展示だろう。
来場者がトレーニングウエポンに触れることができた。
先日ハイパー道楽でもPTW89の速報という形でプレレビューしたが、今回の展示でわかった追加情報を紹介しておこう。
ボルトレバーは写真の位置まで引くことができた。またダストカバーも可動する。
アッパーレシーバーはアルミの押出材。かなり肉厚な印象だった。
下から見たアッパーレシーバー。かなり強度が高そうだ。
ロアレシーバーはスチールプレス製。加工工程がわかりやすく展示されていた。
ハンドガードはアルミ製のM-LOK対応。
左右分割となっており、トップレール、ボトムレール×2合わせて5ピース構造。システマの開発者鶴本氏に伺ったところ、フロントサイトやガスブロックをそのままに装着できるよう、このような形になったそうだ。
レシーバーはテイクダウン可能で、シリンダーを取り出すことができる。
セレクターは左方セレクターのあるアンビ式。ボルトキャッチもM4同様の機能があるそうだ。
バレル周りもガスチューブの形状などリアルに再現している。
ピストンはヘッドが固定されていた。
システマのPTW89、本日再度開発の方に確認したらボルトキャッチはM4同様機能するとのことです。よかった。記事は修正します。 pic.twitter.com/DA3Ukx8971
— ハイパー道楽 (@hyperdouraku) 2019年6月15日

更に会場内へ進むと、各出展者ブースが並ぶ。この雰囲気、ちょっと海外の銃器展示会の雰囲気に似ていて、オシャレ!!

華やかなトレーニングウエポンガールズ。
各出展ショップを紹介していこう。

MOVE。

MOVEではPTWの内部ユニットを展示していた。こうやって見てもギアボックスのコンパクトさは際立っている。

PMAGベースのショートマガジン各種。

カスタムグリップやトリガーなどが充実。

Gunsmith NBABAではHAOのBattle Armsフルアンビカスタムレシーバーなどが展示。

HK416 A5のカスタムレシーバー。

L119A2キット。

REBEL ARMSのカスタムレシーバー。こういった軍用/民間カスタムレシーバーが選べるのは嬉しい。

Optics Dealer。

DEFCON1。

GunShop SYSTEM。

モデルショップ PAPAではAR用バイスブロックなどが展示されていた。

Big-Outでは、PTW用Osmiumブラシレスモーターを展示。プリコック制御、バースト制御に加え、従来のPTWモーターより低消費電力、低振動・低騒音とのこと。

5.11。

ノーベルアームズ。

新ロゴ仕様のEOTECH EXPS3など。

Spectorスコープに搭載されたSUREHIT MRS。

WARRIORS。

GATORZ EYEWEAR。

REALMENT。

七洋交産。

トランパーズ。

会場には30m級シューティングレンジと電子ターゲットも用意され、各ショップのカスタムPTWを試射することもできた。

また会場奥ではBig-Out協力による電子ターゲットのエントリー・CQB attackが行われ、上位者にはチャレンジキット含む豪華な景品が授与された。

シューティング用にもPTWが用意され、その性能を体感することができた。

ガンアリーナ体験コーナー。PTWでも撃つことができた。

ステージではシステマの吉田社長、鶴本氏や、元自衛官の伊藤祐靖氏、警視庁の銃器犯罪対策課などの講話が行われた。

また米国ナイツアーマメント社からは取締役のマイケル氏が来日。多くのPTWユーザーと交流を深めていた。

ハイパー道楽ではトレーニングウエポン カスタムコンテストの撮影協力をさせていただいた。PTWカスタムコンテストの詳細はこちらからどうぞ。

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