BB弾のアンケート

東京マルイの新商品に関するアンケート結果

今回のアンケートは、東京マルイの新商品についてです。

先月、第57回 全日本模型ホビーショーが開催され、東京マルイの新商品がお披露目となりました。
そこで、ハイパー道楽のツイッターにて公開アンケートを実施し、みなさんの意見を聞いてみることにしました。

質問は4つになります。投票数が多かった順に紹介していきましょう。

Q1. マルイの長物ガスブロ、次にモデルアップして欲しいのはどれ?
投票数: 1,894票

まずは長物のガスブローバックガン。期待値が大きいのでしょう。もっとも投票数が多く、1,894票となりました。

89式小銃

結果、最も得票が多かったのは89式小銃の31%。電動ガンの89式が出る前、日本の自衛隊が現役で採用しているライフルはモデルアップできない、といった噂もありましたが、東京マルイが電動ガンの完成品として発売、そしてその一部は自衛隊の教育訓練用としても納入されたこともあり、ユーザーの期待度も大きいのでしょう。分解結合が可能なガスブロは陸海空あわせて20万人を超える自衛官にも魅力的なモデルです。

続いては26%でMP5シリーズ。スタンダード電動では古くからある定番モデルですが、マルイの次世代電動やガスブロが欲しいという声をよく聞きます。ガスブロでも3点バースト射撃をぜひ再現して欲しいですね。

続いて得票22%のAKファミリー。M4カービンのガスブロがでたら、次はやはりAKでしょという声や、AKなら電動より迫力のあるガスブロがいい、という意見もよく聞きます。
最後に得票率21%でHK416となりました。


Q2. マルイの次期型ガスブロハンドガン、どれが早く発売して欲しい?
投票数: 1,638票

マルイの次期ガスブロハンドガンはすでにホビーショーでモックアップが発表されています。これに米軍次期制式採用のSIG P320を加えた四択での質問です。

モックアップ

1位は僅差でしたが、SIG P320で得票率30%。2017年1月に米陸軍制式が決定し、現在、世界的に最も注目のオートマチックピストルと言えるでしょう。しかし、マルイのデカ広報も仰ってましたが、まだ米軍納入仕様がどうなるか完全には決まっていない、ということもあり、ミリタリーモデル(M17/M18)はもうしばらく様子を見て欲しいという意見もありました。逆にシビリアンモデルで良いからとにかく早く発売して欲しい、という意見も。

SIG P320
XM17

次に得票率29%でM45A1。米海兵隊は日本でも人気の部隊で、MEUも常にランキング上位に入るガスブロです。そして1911系は米国でも日本でも熱狂的なファンがおり、M45A1は期待の一丁と言えます。

続いて得票率28%でグロック19。グロック17のコンパクトモデル、実銃も初期のバリエーションから存在するモデルで、多くのミリタリー&法執行機関でも採用実績があり、これまでマルイからモデルアップされていなかったのが不思議なくらいでした。
しかも今回の19は完全新規モデルと言われているだけに期待も高まります。

最後にV10は得票率13%と上位3機種からかなり差がついた結果となりました。コンパクトガバ好きにはたまらないモデルなのですが、ちょっと意外な結果でしたね。


Q3. AK47ファミリーの次世代電動ガン、1丁手にするとしたらどれ?
投票数: 1,472票

先のホビーショーではAK47の次世代電動ガンが発表になりました。今後のバリエーションにも期待が高まります。そこで7.62mm×39弾を使用するAK47バリエーション、3モデルでのアンケートです。

AKM

1番は得票率43%と2位以下を大きく引き離してのトップとなったAKM。AK47の改良型として1959年よりソ連で採用されたアサルトライフルで、プレス製レシーバーや竹槍型のマズルブレーキ、直銃床化などが特徴です。現在に至るまで広く紛争地域で使用され続けているので、様々なコスプレシチュエーションに対応できることから人気のモデルです。

2番目はAK47。やはり定番のロシア製アサルトライフルだけに得票率29%と健闘しています。
3番目は56式自動歩槍。中国版のAK47で、ノリンコ社が製造を担当し、その名の通り1956年より中国軍で制式化しました。しかし今回のアンケートでは得票率12%と最下位でした。

Q4. グロックのジェネレーション、ガスブロで欲しいのはどれ?
投票数: 778票

最後の質問はちょっとマニアック過ぎたのか、投票数は778票となりました。
グロックのジェネレーション(世代)に関する質問です。グロックは1983年のオーストリア軍制式以来、現在までに4度の大きな改良があり、それぞれを世代別(GEN 1～5)に呼んでいます。

グロック19 GEN4 MOS


今回の質問ではマルイが発売しているグロックシリーズでモデルアップされているGEN3から、最新のGEN5まで、どのジェネレーションが人気なのか、アンケートしてみました。

結果、得票率なんと47%とダントツで人気だったのがGEN5でした。やはり皆さん新しいもの好きなのでしょうか(^_^;。次いで22%のGEN4、10%のGEN3と新しい世代順に人気という明確な結果となりました。

また、グロックも時流に従ってMOS(Modular Optics System)と呼ばれるミニドットサイトを搭載できるシステムがあります。こちらもぜひ再現してもらいたいところですね。

東京マルイは名実ともに世界ナンバー1のトイガンメーカーです。毎年、多くのエアソフトガンを製造・販売しています。全国600店を超える小売店、おもちゃ問屋を通じて一部は海外にも販売されていると聞きます。その製造を支える下請け会社・関連会社などなど、ステークホルダーは多岐にわたり、東京マルイとしてはモデルアップには相当なご苦労をされているに違いありません。
市場調査によるユーザー動向などに十分な時間をかけて、慎重にモデルアップを検討していると思われます。

ホビーショーでマルイスタッフと話すと、レアな機種がモデルアップされることは極稀で、やはり売れ線のモデルになることが多いと聞きます。
たしかにその機種選択ひとつが多くの人の生活を支えているかと思うと、慎重にならざるを得ませんよね。
だからこそ、多くのユーザーのニーズをいち早く察知し、適切なタイミングで商品をリリースするということはとても重要なのだと思います。

今回のアンケートは決して大きなものではないですし、アンケートの結果がすなわち売れる商品とは限りませんが、これもまた一つの結果として捉えていただければと思います。
これからも東京マルイには我々ユーザーがワクワクするような魅力的なモデルアップにチャレンジし続けて欲しいですね。

2017/10/08

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