PROWIN M4チャンバーを組み込んでみた

PROWINのM4チャンバーを組み込んでみた
先日購入したG&PのLMT タクティカルライフル 7" CQBPROWINのM4チャンバーを組み込んでみた。
PROWINチャンバーの特徴はホップアップの調整ダイヤルがバレル同軸のドラムタイプになったこと。これにより、きめ細かいホップ調整が可能となっており、発射の衝撃でホップダイヤルが狂いにくくなっているという。

今回はついでにバレルとチャンバーパッキンも交換してみた。バレルは定番のLAYLAX プロメテウスEGバレルの185mm、チャンバーパッキンはPDIのWホールドチャンバーパッキン。EGバレルの内径は6.03mm寸法精度100分の1mmと高精度。PDIのパッキンはホップの突起が2点保持のいわゆるV字パッキン。

PROWINチャンバーの内容物
PROWINチャンバーの内容物。ブルーのアルマイトが美しいアルミのCNC加工された本体、ホップダイヤル、ダイヤル止めリング、Oリング、バレルストッパー、ホップアーム、アームの軸ピンとチャンバー固定用のイモネジ。なおチャンバーパッキンとシムゴムは付属しない。
なお、本チャンバーは東京マルイ純正のレシーバーがテイクダウンするモデルにはそのまま使用できないみたい。海外製かメタルフレームカスタムしたスタンダード電動ガンが前提。

組み立ては簡単組み立ては簡単。
まずはバレルにチャンバーパッキンをかぶせてチャンバー本体に差し込み、ストッパーで固定。
その後、ホップアームにシムゴムをグリスで固定し、チャンバー上面に取り付けピンで固定する。
Oリングを奥の溝にはめてダイヤルを取り付け、止めのリングでパチンと固定。
イモネジはチャンバー前面にねじ込む。

下の銀色のチャンバーはG&P純正のチャンバー。バレルについているスプリングはアウターバレルとテンション保持のため移植した。
上からの比較上からの比較。
ホップアームがドラムタイプのダイヤルの溝にそって上下する仕組み。
パーツ点数も少なくシンプルな構造だ。
今回シムゴムはマルイ純正を使用した。
ダイヤルに適度なトルク感Oリングによってダイヤルに適度なトルク感があり、とてもホップ調節しやすい。
ダイヤルの固定リングのタブ部分は上か横を向けて装着しないとメカボに干渉する場合がある。

青いチャンバーが見える
チャージングハンドルを引くとこのように青いチャンバーが見える。ダイヤルの露出はぎりぎりといったところ。ダイヤルは下へ回すとホップが強くなる。

マガジンハウジング内の隙間に落ちやすい気になった点としてはマガジンを抜いたときにBB弾がマガジンハウジング内の隙間に落ちやすいこと。 純正チャンバーのような幅広のネズミ返し的な板がないのが原因。

射撃した感触としては給弾不良もなく何ら問題なく連射できる。弾道性能はバレルとチャンバーを同時交換してしまったので、その効果もあって、非常に真っ直ぐと安定した弾道になった。弾速も純正に比べ少し安定したようだ。
なんといっても0.2gから0.25gまで微妙なホップの調節が出来るのでとても便利になった。これはいいね。スタンダード電動ガンのユーザーや、海外製M4ユーザーにはおススメのチャンバーだ。もちろんバレルとパッキンもおススメ。

2013/05/09

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