妄想兵器研究所 陸上自衛隊 多目的ミサイル車両 MRCV
ミリタリーマニアの妄想から生まれた兵器・装備をイラストで具現化する研究施設へようこそ。ここでは、陸上自衛隊が2030年に採用するかもしれない新型多目的ミサイル車両「MRCV」を紹介します。
妄想提供:ハイパー道楽
今回の妄想装備
陸自・新型多目的ミサイル車両(仮称:MRCV = Multi-role Container Vehicle)
基本コンセプト
「1台で多任務対応、索敵から精密打撃までをこなす機動型VLS車両」
近年、島嶼防衛・分散型作戦・ドローンの進化により、従来型の自走砲や戦車ではカバーしきれない局面が増えてきている。そうした未来戦に対応する新装備の1つとして、MRCVは構想された。
MRCV 主要諸元
ベース車両:
タイプ: 8輪重高機動戦術トラック (三菱・Oshkosh MRCV-8W)
エンジン: 600馬力ディーゼル(三菱製12リットルV8ターボ)
寸法: 全長9.8m、全幅2.4m、全高3.4m
重量: 空虚約21.5トン(キャニスター除く)、総重量約23.25トン(島嶼防衛モジュールセット装備時)
最大速度: 80km/h(舗装路)
航続距離: 約440km(舗装路+悪路混合)
最大勾配登坂性能 60%(31度、舗装路)
装甲: キャビンに軽装甲(小銃弾・破片防御、STANAG 4569 レベル1相当)
乗員: 3名(運転手1名、射撃管制1名、通信・ネットワーク管制1名)
VLS(垂直発射システム):
構造: 5列×10段=50セル
モジュール: 1.8m級兵器(誘導弾・ドローン)を各セルに搭載
キャニスター: 1.9m×0.48m×0.48m(高さ×幅×幅)、重量 約20kg、素材 高強度CFRP+耐熱セラミックコーティング+銅メッシュシールドで排熱と電子妨害から保護。
冷却:水冷シャーシ+段ごと左右排熱ダクト方式
装填: チタン合金製ガイドレール+自動クランプで50セル再装填約30分、セルコネクトにより5セル単位で搭載可能
装備:
電源:5kWディーゼル発電機(三菱製)+10kWhリチウムバッテリー(パナソニック製)、バックアップ500W水素燃料電池(パナソニック製)、軍用フレキシブルCIGS 200W x 4、外部電源ポート(MIL-STD-1275)
通信アンテナ(自衛隊C4I対応、NEC製想定)+ドローン回収装置(折り畳み式ネット)
電力供給・通信:
発電機とVLSハブ(NEC製)で50セルに5秒で通信・電力を供給、耐ジャミング対応
調達コスト:
1両約16.7億円(10両調達時、モジュール含む)
搭載可能モジュール
28式軽対戦車誘導弾
全長 1.6m、直径 150mm、重量 16kg/発。
有効射程: 約10km、速力マッハ1.2。
貫通力: 800-1000mm RHA
特徴: 01式軽対戦車誘導弾をベースとしたAI支援の小型対戦車・対舟艇ミサイル。タンデム構成(HEAT+HE-FRAG)弾頭で、上空からのトップアタックによりAPS突破率を高め、装甲薄弱部を貫通。固体ロケットモーターによる初期加速後、慣性飛行と滑空を併用。AI支援慣性航法+赤外線画像誘導(IIR)で妨害耐性と精度を両立。
近距離地対空誘導弾(SAM-4)
構成: 2発/モジュール、全長 1.6m、直径 80mm、重量 13kg/発。
有効射程: 約8km、速力マッハ2.7、迎撃高度: 50m~4000m。
特徴: SAM-3後継の軽量SAM。連続ロッド+高性能炸薬(HE)の複合構成弾頭を備え、2029年に実用化した高推力固体ロケットモーターで高加速し、ヘリ、ドローン、低速巡航ミサイルを8~9秒で迎撃。レーザービームライディング+赤外線画像誘導(IIR)で妨害耐性と精度を両立。
索敵ドローン
滞空時間: 約2時間、行動半径: 約12km、重量 5kg。
特徴: キャニスターから射出可能なソリッドステートバッテリー駆動ドローン。可視光、暗視、熱映像のEO/IRマルチセンサーおよび、LiDAR搭載で、昼夜問わず敵を捕捉。低軌道衛星、通信UAVリンク。
高火力型自爆ドローン
弾頭: HEAT 1.5kg、有効射程: 7km、速力: 100km/h、滞空時間: 1.5時間、重量 13kg。
特徴: レシプロ&バッテリー駆動のハイブリッド式。トップアタックで対装甲・対舟艇に対応。簡易索敵やオペレーターによる視認誘導が可能。
スウォーム型自爆ドローン
構成: 12機セット/モジュール、爆薬: PETN 0.2kg、親機射程: 5km、子機滞空時間: 20分、重量 1.75kg/子機。
特徴: 自立攻撃型電動AIドローン。ロケットモーター式の親機で目標地点まで慣性+簡易GPS誘導で運搬、目標上空で子機をスプリング式放出で空中散布する。子機はAI相互通信と自動的味方識別で分散攻撃。PETN 0.2kgはM67手榴弾2発分の威力(殺傷半径8m)。
電子戦ドローン
出力: 20Wジャミングモジュール、滞空時間: 約1時間、重量 9kg。
特徴: 燃料電池駆動。EMP機能でスウォームドローン群に対抗。可変帯域高出力マイクロ波照射でスウォームドローン対策のみならず、敵の指揮統制システムやセンサーを無力化。
通信中継UAV
滞空時間: 約2.5時間、重量 11kg。
特徴: 山岳地帯や障害物が多い環境でデータリンクを維持。GPS通信、C4I対応。次世代レシプロエンジン搭載。
ミッション別モジュール搭載例
1. 対装甲戦闘(敵戦車・装甲車両の撃破)
目的: 敵主力戦車(MBT)や装甲車両(IFV/APC)を遠距離・近距離で効率的に撃破。
モジュール搭載例:
28式軽対戦車誘導弾: 25セル(25発)
射程10kmで遠距離からトップアタック。貫通力が高く、MBTを上面から撃破可能。
高火力型自爆ドローン: 20セル(20機)
HEAT 1.5kg(貫通力200mm以上)で近距離(7km)のピンポイント攻撃。装甲車両や舟艇に有効。
索敵ドローン: 5セル(5機)
半径12kmで敵装甲部隊を索敵。EO/IRセンサーで昼夜問わず目標を特定し、誘導弾や自爆ドローンを誘導。
合計: 50セル
戦術:
索敵ドローンで敵戦車や戦闘装甲車を捕捉。28式で遠距離から削り、自爆ドローンで残存車両を仕留める。トップアタックで装甲薄弱部を集中攻撃。
想定戦果: 戦車20~30両、装甲車両30~40両を撃破可能。
2. 対空防御(ヘリ・ドローン・巡航ミサイルの迎撃)
目的: 敵ヘリ、ドローン群、低速巡航ミサイルを多層防御で迎撃。
モジュール搭載例:
近距離地対空誘導弾(SAM-4): 25セル × 2発/セル = 50発
射程8kmで固定翼機やヘリ、低速ミサイル(速力245m/s)、中型・大型ドローンを迎撃。
電子戦ドローン: 17セル(17機)
20Wジャミングで敵ドローンの制御を妨害、EMPで小型ドローン(スウォーム型)を無力化。滞空1時間で複数波を対応。
索敵ドローン: 6セル(6機)
半径12km、滞空2時間で敵航空目標を早期発見。EO/IRで夜間や低空目標を捕捉。
通信中継UAV: 2セル(2機)
C4IでSAM-4や電子戦ドローンの連携を強化。味方レーダーとリンクし、迎撃精度を向上。
合計: 50セル
戦術:
索敵ドローンでヘリや巡航ミサイルを捕捉。SAM-4で中距離迎撃、電子戦ドローンでドローン群を攪乱・無力化。通信中継UAVでリアルタイム調整。
想定戦果: ヘリ8~12機、ドローン40~80機、ミサイル8~15発を撃破。
3. 敵陣地制圧(塹壕や掩体への攻撃)
目的: 敵の塹壕、掩体、バンカーを飽和攻撃で制圧。歩兵や軽装備を無力化。また、都市内近接支援(MOUT/COIN想定)の市街戦でも有用。
モジュール搭載例:
スウォーム型自爆ドローン: 30セル(30モジュール=360機)
PETN 0.2kg×360=総爆薬72kg。半径8mの分散攻撃で塹壕や掩体内の歩兵を殲滅。親機射程5kmで近接展開。
高火力型自爆ドローン: 10セル(10機)
HEAT 1.5kgで掩体や軽装甲構造物を破壊。射程7kmでピンポイント攻撃。
索敵ドローン: 8セル(8機)
半径12kmで敵陣地の位置を特定。EO/IRで掩体や塹壕を詳細にマッピング。
通信中継UAV: 2セル(2機)
C4Iでスウォーム型の分散攻撃を調整。味方歩兵と連携し、攻撃タイミングを最適化。
合計: 50セル
戦術:
索敵ドローンで敵陣地を特定。スウォーム型で歩兵を飽和攻撃、高火力型で掩体を破壊。通信中継UAVで味方支援を確保。
想定戦果: 歩兵200~300名、掩体20~30箇所を制圧。
4. 電子戦・支援作戦(敵センサー攪乱と味方支援)
目的: 敵のレーダー、通信、ドローンを攪乱し、味方の索敵・連携を強化。
モジュール搭載例:
電子戦ドローン: 25セル(25機)
20Wジャミングで敵センサー(レーダー、GPS)を無効化、EMPでドローンや電子機器を破壊。滞空1時間で広域カバー。
通信中継UAV: 15セル(15機)
滞空2.5時間でC4Iを広域支援。敵妨害下でも味方データリンクを維持。
索敵ドローン: 10セル(10機)
半径12kmで敵電子機器の位置を特定。EO/IRでジャミング効果を確認。
合計: 50セル
戦術:
電子戦ドローンで敵のレーダーやドローン群を無力化。索敵ドローンで敵位置を監視し、通信中継UAVで味方部隊を支援。
想定戦果: 敵センサー30~50基を攪乱、味方作戦範囲を50km²拡大。
5. 島嶼防衛・遠距離索敵(離島での作戦支援)
目的: 離島での敵上陸阻止と遠距離索敵。舟艇、装甲車、歩兵を総合的に対処。
モジュール搭載例:
28式軽対戦車誘導弾: 8セル(8発)
射程10kmで舟艇や装甲車(ZBD-05B)を遠距離撃破。
近距離地対空誘導弾(SAM-4): 5セル(5モジュール = 10発)
射程8kmで敵ヘリやドローンを多目標同時迎撃。上陸部隊への航空支援を阻止。
高火力型自爆ドローン: 8セル(8機)
HEAT 1.5kgで舟艇や上陸車両を近距離(7km)で破壊。
スウォーム型自爆ドローン: 8セル(8モジュール=96機)
PETN 0.2kg×120=総爆薬24kgで上陸歩兵を掃討。射程5kmで沿岸攻撃。
索敵ドローン: 16セル(16機)
半径12km、滞空2時間で広域索敵。EO/IRで昼夜問わず敵を捕捉。
通信中継UAV: 5セル(5機)
C4Iで離島全体の連携を確保。海自・空自との情報共有を強化。
合計: 50セル
重量内訳:(28式8発=128kg、SAM-4 10発=130kg、高火力ドローン8機=104kg、スウォームドローン8セル=248kg、索敵ドローン16機=80kg、通信UAV 5機=55kg、合計745kg + キャニスター 20kg/セル = 1トン 合計 約1.75トン)
戦術:
索敵ドローンで敵舟艇、装甲車、ヘリ、ドローンを早期発見。接近する航空脅威に対しては、SAM-4が多目標同時迎撃を実施し、上陸部隊への航空支援を阻止する。並行して、28式で遠距離から舟艇・装甲車を削り、高火力型自爆ドローンで残存目標を仕留める。上陸してきた歩兵に対しては、スウォーム型自爆ドローンで飽和攻撃を行う。通信中継UAVは、これらの作戦行動全体における情報共有と指揮統制を支援する。
想定戦果: 舟艇8~12隻、装甲車4~8両、歩兵80~120名を阻止。敵ヘリ1~3機、ドローン5~10機を撃墜し、航空優勢を維持する。
前線部隊のGPSマーカー連携
歩兵・観測手・UAVなどが敵発見時にマーカー送信
ミサイル車両が即応で射撃(即席“ネットワーク火力”)
特徴・強み
高機動で展開→即応→再配置(Shoot & Scoot戦術対応)
武装のモジュール換装により、任務特化・再装填が容易
事前連結したキャニスターをフォークリフトにより再搭載し、モジュール換装時間は30分程度で可能。
自前で索敵&指示可能な“半自律型統合火力支援車両”
現代の「分散戦術」「島嶼防衛」「ハイブリッド戦」に最適化
陸自・新型多目的ミサイル車両(仮称:MRCV)は、陸上自衛隊の火力支援能力を飛躍的に向上させる可能性を秘めた、革新的な装備コンセプトだ。多用途性、機動性、ネットワーク火力への貢献、そして将来の戦場を見据えた設計思想は、現代の安全保障環境における様々な脅威に対応するための重要な要素となるだろう。
現状の陸自多目的誘導弾装備 (参考)
96式多目的誘導弾
発射装置、地上誘導装置、観測装置など6両で1個分隊を構成。
中距離多目的誘導弾
1両で射撃管制から発射までを完結する自己完結性の高いシステム。
装甲戦闘車型 多目的誘導弾キャリア
装甲戦闘車型 多目的誘導弾キャリア
8輪装甲戦闘車ベースにターレット式キャニスターを搭載。ルーフ上部に.50口径リモートウェポンシステムを備え、対戦車・対舟艇、近接地上火力にも対応。
ミッションストーリー『尖島防衛戦』
■背景
時期: 2030年X月XX日
場所: 南西諸島の架空の島「尖島」。
状況: 某国が尖島への強襲上陸を企図。空自のF-35Aが制空権を確保し、海自の護衛艦「あたご」が敵艦隊を封鎖するも、敵の上陸用舟艇と水陸両用戦闘車が防衛網を突破し、10km内に侵入。さらに敵艦隊が低速巡航ミサイルを発射し、Z-20強襲型ヘリがヘリボーン作戦で歩兵を展開。MRCVを中心とする島の防衛部隊が上陸とミサイルを阻止する。
■敵戦力:
上陸用舟艇10隻(各50名、計500名、軽装甲仕様)
ZBD-05B(改良型水陸両用戦闘車)3両(30mm機関砲、HJ-10対戦車ミサイル、各乗員11名、計33名)
Z-20強襲型ヘリ3機(23mm機関砲、HJ-10ミサイル、各歩兵10名、計30名)
低速巡航ミサイル2発(敵艦隊から発射、速力約245m/s、マッハ0.74)
■味方戦力:
陸自:
MRCV 1台(50セル装備)
沿岸部監視・迎撃小隊(30名、偵察UAV、GPSマーカー、レーザー誘導装置装備)
狙撃・機動分隊(8名、20式小銃、レミントンMSR、対物ライフル装備)
軽装甲機動車2台(移動支援・軽火器搭載)
16式機動戦闘車(MCV)1両(105mm砲)
駐屯地簡易レーダー(探知範囲15km)
海自: 護衛艦「あたご」(敵艦隊を封鎖、情報支援に限定)
空自: F-35A 2機(制空権確保、索敵支援)
■MRCVのモジュール配備(50セル)
28式軽対戦車誘導弾: 15セル(15発、射程10km、AI支援トップアタック)
近距離地対空誘導弾(SAM-4): 5セル(2発/セル = 10発、射程8km、低速ミサイル対応)
索敵ドローン: 5セル(5機、滞空2時間、半径12km、EO/IRセンサー)
高火力型自爆ドローン: 10セル(10機、HEAT 1.5kg、射程7km、速力100km/h、滞空1.5時間)
スウォーム型自爆ドローン: 10セル(10モジュール、12機×10=120機、PETN 0.2kg、親機射程5km、子機滞空20分)
電子戦ドローン: 3セル(3機、20Wジャミング、EMP、滞空1時間)
通信中継UAV: 2セル(2機、滞空2.5時間、C4I対応)
■シナリオ展開
フェーズ1:敵舟艇とZBD-05Bの侵入と索敵(午前6:00)
駐屯地簡易レーダーが、海岸線15km沖で敵艦隊を捕捉。空自のF-35Aが制空権を確保し、海自「あたご」が敵艦隊を封鎖するが、上陸用舟艇10隻、ZBD-05B 3両、Z-20 3機が防衛網を突破し、10km圏内に侵入。MRCVを中心とする陸自が迎撃態勢に入る。
行動:
陸自: MRCVが索敵ドローン(5機)を発射。EO/IRセンサーで舟艇10隻(兵員500名)、ZBD-05B 3両(兵員33名)、Z-20 3機(歩兵30名)を特定し、12km半径内で映像を送信。
陸自: 沿岸部監視・迎撃小隊が偵察UAVとレーザー測距装置で敵の位置と速度を確認。GPSマーカーで座標をMRCVに提供。
空自: F-35Aが上空から敵舟艇、ZBD-05B、Z-20の動きを監視、データをMRCVに転送。
海自: 「あたご」がレーダーで舟艇、ZBD-05B、Z-20の侵入経路を追跡、情報支援。
陸自: MRCVが通信中継UAV(2機)を展開し、C4Iシステムで連携。
結果: 舟艇10隻、ZBD-05B 3両、Z-20 3機が10km圏内で上陸準備中と確認。
対応: 沿岸部監視・迎撃小隊が南東海岸にGPSマーカーを設置。MRCVが迎撃準備、16式MCVが海岸線に展開、狙撃・機動分隊が待機位置に移動。
フェーズ2:舟艇とZBD-05Bへの初撃およびミサイル・ヘリ迎撃(午前6:10)
敵舟艇10隻とZBD-05B 3両が10km圏内で加速し、上陸を強行。Z-20強襲型3機が低空で接近し、歩兵30名を展開。同時に、敵艦隊が低速巡航ミサイル2発を発射。MRCVが陸自部隊と連携し、初撃と迎撃を実施。
行動:
陸自: MRCVが28式軽対戦車誘導弾(12発)を発射。AI支援によるトップアタックで舟艇5隻(兵員250名)とZBD-05B 2両(兵員22名)を撃破。沿岸部監視・迎撃小隊のGPSマーカーで精度を確保。
陸自: MRCVが高火力型自爆ドローン(5機)を展開。速力100km/hで7kmを4.2分で到達し、HEAT 1.5kg弾頭で舟艇3隻を破壊(兵員150名喪失)。オペレーターが索敵ドローンの映像で誘導。残り5機を待機。
陸自: MRCVが近距離地対空誘導弾(SAM-4)(6発)を発射。沿岸部監視・迎撃小隊のレーザー誘導装置で低速巡航ミサイル2発、敵の強力なジャミング攻撃により、Z-20は1機のみ迎撃。(敵歩兵10名喪失)。
陸自: MRCVが電子戦ドローン(1機)を展開。20WジャミングでZ-20の通信を妨害し、EMPで残りZ-20 1機を無力化(歩兵10名喪失)。
陸自: 16式MCVが105mm砲で舟艇1隻を撃沈(兵員50名喪失)。
陸自: 狙撃・機動分隊がレミントンMSRで舟艇の指揮官1名を狙撃、混乱を誘発。
結果: 舟艇は1隻(兵員50名)とZBD-05B 1両(兵員11名)、Z-20 1機(歩兵10名)に減少し、ミサイル2発は全滅。上陸勢力が削減されるも、ZBD-05B 1両とZ-20 1機が南東海岸に上陸成功。
対応: 索敵ドローンが残存舟艇、上陸したZBD-05B、Z-20を追跡。沿岸部監視・迎撃小隊が新たなGPSマーカーを設定、軽装甲機動車が海岸線に展開。
フェーズ3:上陸阻止とZBD-05B・Z-20への対処(午前6:20)
残存舟艇1隻が南東海岸に到達し、兵員50名が上陸を開始。ZBD-05B 1両が30mm機関砲で前進、Z-20 1機が歩兵10名を展開し援護。MRCVが陸自部隊と連携し、全火力で阻止。
行動:
陸自: MRCVがスウォーム型自爆ドローン(5モジュール=60機)を発射。親機がロケットモーター(慣性誘導)で5kmを1分で到達し、子機を散布。子機はAI相互通信により、歩兵50名とZ-20の歩兵10名を半径8m×60の分散攻撃で殲滅。沿岸部監視・迎撃小隊のGPSマーカーが散布位置を補正。
陸自: MRCVが高火力型自爆ドローン(5機)を再展開。HEAT 1.5kg弾頭で上陸したZBD-05B 1両をトップアタックで破壊(兵員11名喪失)。残存舟艇1隻も撃沈。
陸自: MRCVが近距離地対空誘導弾(SAM-4)(2発)を発射。低空旋回中のZ-20 1機を迎撃。
陸自: 16式MCVが105mm砲でZBD-05Bの残骸を攻撃、完全無力化を確認。
陸自: 狙撃・機動分隊が20式小銃とレミントンMSRで上陸部隊の指揮官2名を仕留め、混乱を拡大。
陸自: 軽装甲機動車が残敵を牽制し、沿岸部監視・迎撃小隊がレーザー誘導装置で状況確認。
結果: 上陸部隊は壊滅(残り0名)、舟艇、ZBD-05B、Z-20は全滅。MRCVと陸自が敵の上陸を完全に阻止。
対応: 索敵ドローンが海岸線を監視。沿岸部監視・迎撃小隊が残敵の有無を確認し、MRCVは待機状態に。
終結(午前6:30)
敵の強襲上陸作戦は失敗。空自が制空権を、海自が敵艦隊を抑え込む中、MRCVを中心とする陸自防衛部隊が舟艇、ZBD-05B、Z-20、低速巡航ミサイル、上陸部隊を壊滅させ、尖島を守り抜いた。MRCVの多用途火力が勝利を決定づけた。
注意: 本コンテンツは「ハイパー道楽」による完全な妄想(フィクション)です。防衛省・自衛隊、その他登場団体に関する機密や事実とは一切関係ありません。あくまでミリタリーマニアの中二病的妄想としてお楽しみください。
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