東京マルイ 電動ガン M4A1カービン 【エアガン レビュー】
新型M4A1カービンのレビューはこちら
またまたエアガン買ってしまった。今回はついに以前からかなり所有願望の高かった、M4カービン。
うーん、さすが16系の進化型ウエポン。その洗練されたスタイルには感動する。
購入店は、東京都北区赤羽駅前にある「フロンティア91」。ここは関東では一番大きいんじゃないかというくらい、とにかく品揃えが豊富。とくに、スコープの多さと安さは、かなりのもの。ちなみにこのM4は新品で19,080円(本体)というミラクルプライス。ついでに2,500円で純正ではないけれど、ミニバッテリーも購入。わくわくしながら家に帰り、包装を引き千切り、銃を取り出す。
ズシッとした重さが手に感じた。小柄ながら重い。スペック重量は、バッテリー込みで2980gという事だが、それよりも重く感じる。
東京マルイ コルトM4A1カービン電動ガンスペック
全長 |
760mm/840mm(ストック伸長時) |
重量 |
2980g(バッテリー含む) |
銃身長 |
364mm(インナーバレル長) |
装弾数 |
BB弾 68発 |
定価 |
31,800円(税別) |
発売日 |
1998年12月18日 |
メカBOX |
Ver.2mod / EG1000 |
バッテリー |
ミニ |
|
東京マルイ コルトM4A1カービン 弾速データ
最高 |
91.76m/s |
平均 |
89.60m/s |
最低 |
88.34m/s |
ジュール |
0.803J |
※東京マルイバイオBB弾0.2g、HOP UP最小、20発程度で計測 |
M4A1カービン パーツリスト
すぐにミニバッテリーを充電器に接続。ラージ用の充電器だが、ま、問題ないでしょ。
充電中に、懐にM4を抱えつつ、マニュアルをそそくさと読み出す。この時間がたまらなく幸せなのね。M4の実銃開発経緯や、実銃の特徴、マルイの開発秘話など面白い記事が盛りだくさんだ。
そうこうしている内に、バッテリー充電完了。フォアストック下を外して装着。セミオートで、空撃ち1回。
「ダンッ」
鋭い音だ。次はフルオートで空撃ち指きりバースト。
「ダダダンッ」
うん。問題ない。さすがノーマル。回転が小気味良い。
M16に装填されていた300連マグをとり、M4にカシュッと装填。
中身はマルイの0.2gNEWバイオBB弾だ。
MGCのBBネットを6メートル先の廊下にセット。
まずはセミオートで射撃。
「タムッ」空撃ちよりも格段に音が小さくなる。
「タムタムタムッ」
いいっ、かなりいい!!
お決まりの初速計測を行なう。結果は前述の表のとおり。
バレル長(364mm)の影響か、PDW(140mm)よりは平均初速が上回った。
これを確認して、内部チューンは行なわないことにした。だって金もかかるし、これより初速が上がると、最近のゲームレギュレーションに合わないし、作業は面倒だし・・・と色々問題があるから。
スプリング変えるったって、M90じゃ、この初速とあまり変わらないし、M100じゃあせっかくのトルクフルな射撃がだいなした。かといって、ギアやハイバッテリーも高価だし。
というわけで、やるならせいぜいバレル交換くらい。外装にこだわったほうがM4の楽しさを追求できると思うよ。
翌日、屋外で射撃を行なう。ホップ調整をして、いざ射撃。
フルオートでぶわーっと撃つ。弾道はいたってフラット。30~40m先のブッシュにBB弾がすいこまれて行く。
この日は風があった為、やや弾道が流され気味だが、ゲームフィールドではさして問題ないでしょう。おそらく。 その帰り道、マルイ純正のハイマウントを購入。4*32のスコープを装着。カッチょ良いーっ。
数日遊んで気になった点を挙げる。
まず、重さ。2980gのわりに重く感じるのは、重心の位置が前よりに有るからと判明。
M16A2と比べるとバランスポイントが数cm前にある。これが意外と影響有りで、バットストック内臓ラージバッテリーのA2に比べたら、かなりフロントヘビー。
これは金属製のアウターバレル、フロントサイト、バッテリーなどが影響しているためだ。
ただし、ハイマウントでスコープ装着したら、若干バランスが後ろに移動した。
あとは慣れかな。
次に首の問題。16系は首が弱いのは周知の事実だが、A2ほどでないにせよ、M4でも気になることは気になる。銃を床に立てて、マズルに指を添える。で、首をクイクイっと動かしてみると、ビミョーにゆらゆらする。実用上は気にならないけど、どうしてもって言う人は、アルミフレームとか、アウターバレルの補強パーツなどを導入すれば解消されるんじゃないかな。
さらにもうひとつ。スコープを載せて気付いたが、スコープを指でグラつかせると、フラットトップベースの金属が浮く。このパーツは前後がアッパーレシーバーにネジ止めされているだけなのだ。ハイマウントが一点で固定されているため、スコープをキャリングハンドル代わりにするのはやめたほうが良い。
このパーツ、アルミダイキャストなのかな? ずいぶん柔らかい素材のようだ。
これもアルミフレームで解消されるけど、マルイさん、何とかしてよ。
最後に大きさ比較。下の写真を見てもらいたい。
M4の小柄さが伺える。PDWに比べても小さく感じる。MP5系はレシーバーがマッチョ。それに比べてスリムなM16ファミリー。レシーバー幅もM4のほうがPDWよりスリムだ。
ちなみにこの写真では20連型マグを装着。でもショーティー系は30連型バナナマグのほうが似合うよな。
こいつで次回のサバゲーは頑張るぞっと。
その後、やはりミニバッテリーはちょっと不便と言うことで、M4にA2のストックとメカボックスを移植した。
M16A3ショーティーとでもいうのか?。ついでにバッテリーも大友商会のAEG
SCR1900(赤い)のに変更。このバッテリは、純正品に比べて電圧が高く、ロックタイムが小さくなる。また、パワーアップによる給弾不良も解消された。
当然だが、ストックを交換したと言うことは、A2のフレームにテレスコストックがついて、何とも情けないアサルトライフルが副産物として登場した。もちろんミニバッテリ仕様(TT)。
その後の外観改造