G&G 電動ガン FAR9
台湾のトイガンメーカー、G&Gアーマメントから三つに折りたためる電動ガン、FAR9が登場した。
はたしてその性能は? 使い勝手は? 詳細な動画でモロ☆がレビューする。
スタイルは流行りのピストルキャリバーカービン(PCC)。機関部付近で分解できるカービンは実銃でも古くから存在し、日本でも二式テラ銃があり、最近ではハンドガード根本で分解、折りたたみできるフォールディングARもある。
レシーバーは樹脂製ながら剛性は十分。折畳み式とはいえ、軋むこともない。
マズルキャップを外すとM14逆ネジ仕様。M-LOK対応の樹脂製ハンドガード左にはプルタブが付いており、これを引っ張ってハンドガードを折りたたむ。
レバーを引くことでチャンバーとインナーバレル一式がハンドガード内へ移動し、スムーズに折りたためる。再びハンドガードを伸ばして、マガジンを装填すればカチャッとチャンバーが元の位置に戻る仕組みだ。
ストックのバットプレートをオープンして小型のリポバッテリーを縦収納する。ストックも折りたたむことができ、関節部には配線が見えない秀逸な設計となっている。
シースルーのピストルサイズマガジンは珍しい複複列式で、装弾数68発。グリップも握りやすい形状だ。レシーバー右面にはフォアードアシストノブは無く、その代わりにハンドガードの固定用フックがある。
G&Gお得意のMOSFET内蔵ETU搭載で3バースト射撃も可能。
みっつに折りたたむと25cmというハンドガンクラスの全長になる。リュックに放り込めるほどの小ささだ。
折り畳みと言うことで弾道性能が気になるが、初速は90m/sで安定、弾道は0.2g弾ではややバラつく印象はあるものの、0.25g弾ではゲームで問題なく使えるほどに安定した。40m先のマンターゲット上半身に当てられる精度は十分ある。
PCC/ARスタイルの電動ガンながら、ここまで簡単にコンパクトに折りたためるものは他になく、G&Gが意欲的に取り組んだ製品と言えるだろう。荷物を小さくまとめたいユーザーは要チェックの一丁だ。
スペック & 初速
全長 | 680mm / 450mm (ストック折り畳み時) / 250mm (最短時) |
重量 | 2,176g (空マガジン含む) |
銃身長 | -mm (インナーバレル長) |
装弾数 | 68発 |
価格 | 45,800円(税別) |
発売日 | 2024年1月26日発売 |
動力源 | リポバッテリー |
初速 | 平均:90.00m/s ジュール:0.81J 発射サイクル:917rpm (15.3発/秒) ※東京マルイベアリングバイオBB弾 0.2g使用、ホップアップ適正での測定、気温23.5度、湿度32%、XCORTECH X3200 Mk3にて測定。 |
協力:G&Gジャパン、東京サバゲパーク
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