G&G 電動ガン ARP556 3.0
台湾のトイガンメーカー、G&Gアーマメントの電動ガン、ARP556 3.0をレビューします。
まずはレビュー動画をどうぞ。
M-LOK対応のアルミ製ハンドガードで拡張性バッチリ。フラッシュハイダーではなく、ミニサイズのサイレンサーが標準装備となっている。極短バレルなので発射音は大きいが、このサイレンサーで多少は減音効果がある。もっと効果を高めたい場合は大きめのサイレンサーに交換するのが良いだろう。
フロントサイトは金属製のフリップアップタイプ。
レシーバーは剛性の高い強化樹脂製。マガジンハウジングにはG&Gのコンバットマシーン刻印が入る。マグキャッチボタンはアンビタイプ。セレクターとボルトキャッチは片側のみ。
チャージングハンドルを引いてダミーボルトが後退、ロックされる。ホップ調整ダイヤルはドラムタイプで調整しやすい。樹脂製ポートカバーなのも現代的。
トリガーは金属製のストレートタイプで、MOSFETユニットが内蔵されていてトリガートラベルが短く切れが良い。フルオートポジションを3バースト射撃に切り替えることも可能だ。
秀逸なのがこのフォールディングストック。アーム部は金属製で、バット部は樹脂製。
バットプレートを取り外してバット部にバッテリーを縦収納する。コネクターはタミヤミニ。
バッテリーは11.1Vに対応しており、1000mAhクラスのショートスティックタイプが収納できた。7.4Vならば1300mAhが収納できる。
ストックを折りたたむと39cmのコンパクトサイズなので運搬にも便利。
ハイパー道楽のオリジナルグッズ、サブマシンガンバッグ55にも楽々収納できる。
素晴らしいのが折りたたんだ状態でもレシーバーとの接合部にコードが露出しないこと。
グリップはG&Gオリジナルだが、いわばMOE K2タイプ形状で握りやすい。
樹脂製マガジンの装弾数は105発。弾残りなく最後まで撃ちきれるエクステンションフォロアーとなっていて、マガジン上面はシースルーでBB弾フルロードされているかが判別できるのも便利。
実射性能
30m/40mでの屋外射撃を行った。どちらの距離でもマンターゲットに十分ヒットできる性能がある。
とくに3バースト、フルオート時の集弾性が高く、3バーストでは消費弾数を抑えつつ、40m先に確実に弾幕を張れる。撃ち味もノイズやバネ鳴りといった雑味が少なく好印象だった。
軽くてコンパクトなボディはCQBやインドアフィールドでクイックな取り回しに便利だし、屋外フィールドでも機動力を生かして立ち回れる。
収納も便利なので小さいガンケースに入れて予備のウエポンとして持っていくのにも便利だ。電車移動の際にも重宝するだろう。
スペック & 初速
全長 | 620mm / 390mm (ストック折畳み時) |
重量 | 2,150g (空マガジン、バッテリー含む) |
銃身長 | 128mm (インナーバレル長) |
装弾数 | 105発 |
価格 | 59,180円(税込) |
発売日 | 2024年5月27日発売 |
動力源 | リポバッテリー 11.1V |
初速 | 平均:81.7m/s |
協力:G&Gジャパン、東京サバゲパーク
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