サブマシンガンバッグ55 ハイパー道楽 テイラージャパン共同開発
コンパクトでスマートなスタイル。快適な移動を実現する、新しいガンバッグが登場。
ハイパー道楽とテイラージャパンが共同開発した『サブマシンガンバッグ55』が発売。
サブマシンガンの頼りになる相棒
私はサバゲーにエアガンを持っていくとき、メインの11インチクラスのAR、そして予備にMP7やMP5クルツといった小型のサブマシンガンをチョイスすることが多い。CQBやインドアフィールドではサブマシンガンやPDWのみで参戦することもある。
そんなときに悩むのがガンケース。手持ちのガンケースはどれも70cm以上の長さ。大きなライフルケースに小型のサブマシンガンを入れるのが嫌で、MP7やパトリオットにちょうど良いサイズのガンケースがないか探していたが、なかなか好みのものが見つからない。そんなとき、テイラージャパンさんがガンケースの開発に協力してくれるという話になったのだ!
テイラージャパンと言えば、ネット通販を中心に良質なミリタリー装備をお求めやすい価格で提供されており、茨城県には「FIELD.FORCE」という直営ショップも構えている。
以前のアンケートでは7割以上の人が装備とガンケースを分けて運搬するという結果だった。これは、ひとつのバッグに全て詰め込むよりも、エアガンは専用ケースに入れて負荷をかけずに運搬し、装備は別にまとめることのメリットを感じている人が多いと言うことだろう。
ならば、サブマシンガン/PDW用の小型ガンケースを作ろうという共同開発企画がスタートした。
外寸幅を55cmとしたことで、ガンケースというよりもビジネスバッグのような雰囲気のガンバッグ。駅で持っていても違和感はない。前面にマガジンポケット4つ、中央に幅広のポケットがひとつ付いている。強度と軽さを両立した600Dナイロン素材を使用するソフトケースだ。
パッド付きショルダーベルトが付属するので、ショルダーバッグとしても使用できる。私はバイクで移動するときにこのショルダースタイルで使用している。バッグの幅が短いので、ロングライフルケースを背負うよりも風の影響を受けずに走行できる。
重量はショルダーベルトを含めても863g。軽量コンパクトで疲労しにくいガンバッグだ。
コロコロ付きのキャリーケースに装備を入れて移動する際に荷物をまとめられるよう、背面にキャリーバーループを設けた。たいていのキャリーバー幅(約17cm)に対応している。幅が55cmなので、エレベータードアや改札も苦労せずに通過できる。
マガジン収納ポケットはマガジンを忘れたりせず、傷つけることもなく便利。
サブマシンガンバッグ55ではM4/PMAGタイプのマガジンが収納できるポケットが4つ装備している。MP5のマガジンならひとつのポケットに2本入るので合計8本収納できる。そこまで必要なければBBローダーやサイレンサー(40mm径で19cm長までOK)を入れるのも良いだろう。グロックGBB用の50連マガジンも収納可能だ。
市販のソフトケースでは2~3本しかマグポケットがないものが多いが、リグに3本、銃に1本の計4本を持っていきたいという要望を形にしてみた。
中央ポケットはバッテリーポーチや工具などを入れるのに便利。さらに電動MP5やスコーピオン用のドラムマガジンや、MP5用240連多弾マガジンも収納できるサイズだ。中央ポケットサイズは幅約12cm、高さ約18cm。
また、マルイの小さいガス缶とミニBBボトル(56mm径)が並んで収納できる。
ポケット前面は面ファスナーベースとなっているので、お好みのパッチを貼り付けられる。標準でハイパー道楽オリジナルのHDワッペンが付属する。
携帯性と保護力のベストバランス
内部は分厚い波型クッションがV字状に収まっており、エアガンに負荷をかけず、包み込むように保護・固定し、底への衝撃も吸収できる。さらにバッグ本体側にも薄手のクッション材が入っている二重の保護構造だ。
バッグの厚み(マチ)は10cmあり、フォールディングストックを折りたたんだエアガンでも楽に収納できる。
波型クッションは取り外すことができ、裏にはパッチホルダー用の面ファスナーがあるのでお好みのワッペンをキープしておける。また、付属のクッション代わりに市販のブロッククッションを利用してカスタマイズなども楽しめそう。
パッチホルダーはショットシェルホルダーとしても使用できる。
底面には底板が入っていて衝撃を防ぎ、樹脂製の底鋲も装備。バッグに収納するエアガンやマガジンなどの重量バランスにもよるが、バッグを立てて置くこともできる。
SMG/PDWの新しいお供に。しっかり保護してフィールドへGoGo!
内寸は幅約51cm、高さ約29cm。ドットサイトを搭載したVFCのフルサイズMP7とサプレッサーがバッチリ収納できる。もちろん40連マガジンもマグポケットに収納可能。
また、バッグの厚みは10cmほどあるので、ウエポンライトを横に装着していてもクッションが余裕をもって収納してくれる。
東京マルイのパトリオット+も収納できる。フォールディングストックやドットサイトを付けていても問題なく収納できる。
内寸510mmなので、マルイのP90+もギリギリ入る。低めのドットサイトなら搭載したまま収納できる。
東京マルイのMP5A5次世代電動ガンも収納可能。写真は少し斜めにしているが、真っ直ぐにも収納可能。
固定ストックの次世代電動MP5A4はそのままでは入らないが、次世代電動ガンやガスブロであれば、ストックを取り外して収納できる。
次世代電動MP5SD6はサイレンサーを外せば入る。取り外したサイレンサーはマグポケットに入れてもOKだ。大きめの光学照準器を取り付けてもそのまま入る。
マルイのG36C+もストックを折り畳んで入る。ストックの厚みがあるG36Cだが、マチの大きいサブマシンガンバッグ55だからこその収納力。G36マガジンはマグポケットには入らないが、中央ポケットには収納可能だ。
CAT ヴァーサテイル オッドアイ2もストックを折りたたんで楽々収納。マガジンポケットにはロングマガジンも入る。
G&GのARP556 3.0もフォールディングストックを折りたたんで楽々収納。
クリスベクターも入る。ただしロングマガジンは長すぎてマグポケットに入らない。
その他、MPXはストックを折りたたんで入り、M870ブリーチャーは斜めにしてギリギリ入る。
CQBRはレシーバーを分解すれば、なんとか入る。
ただ、このままだと運搬時に揺れた時、レシーバー同士がぶつかって傷つく可能性があるので、タオルで巻くなどの保護は必要だ。
同様に、ハンドガンなら4丁は入るが、運搬時の干渉を防ぐ必要はある。
サブマシンガンバッグ55は、メインでサブマシンガンを使用するサバゲーマーのみならず、予備のエアガン収納としても便利だし、キャリーケースで電車移動するユーザー、バイクユーザーにもおすすめだ。
車で移動する際でも、座席の足元にスッと置けるサイズなので使い勝手が良い。
実際にサバゲーでSMG/PDWを使う身として、使いたい機能を絞り込んで、拘りを詰め込んだので、ぜひ同じ想いのサバゲーマーにも使ってほしい。
サイズを超えた使い勝手。55cmの軽量&コンパクトガンケースで、自由な移動を実現しよう。
レビュー動画
サブマシンガンバッグ55 スペック
外寸:約55cm x 30cm x 10cm
内寸:約51cm x 29cm
重量:863g (ショルダーベルト、パッチ1枚含む)
素材:600Dナイロン
カラー:ブラック
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