東京マルイ FA-MAS 5.56F1スペック
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東京マルイ FA-MAS SV スペック
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SYSTEMA | M90スプリング | 1,200円 |
SYSTEMA | サイレントヘッドセット ver.II | 4,600円 |
SYSTEMA | ポリカーボネイトピストン | 3,500円 |
SYSTEMA | エクセライド・シム・セット | 600円 |
SYSTEMA | ペアリング付きスプリングガイド FA-MAS用 | 2,400円 |
KM企画 | TNパーフェクトバレル 509mm | 5,300円 |
KM企画 | FA-MAS用サイレンサーアタッチメント | 2,800円 |
KM企画 | 山猫サイレンサー | 6,500円 |
KM企画 | ロングサイレンサー | 8,800円 |
KM企画 | スコープマウントベース 20mm幅 | 900円 |
K2 | スーパー9用 スコープマウントベース | 1,200円 |
ハッコー商事 | エアーガンプロ TM-00016 | 6,700円 |
KM企画 | FA-MAS用サイレンサーアタッチメント | 1,500円 |
計 |
44,500円 |
■チューン過程-外観- | |
1992年当時のスケッチ。 このカスタムを思いついたのは、1992年頃だ。何気なくスケッチブックにファマスのスナイパーバージョンってこんなかんじかな、などと描いているところへ友人が来て、「おー、かっこいいじゃん」などというものだから、いつか作りたいなあと思っていた。 そのスケッチを元にして、レタッチしたのがこの写真。 キャリングハンドルを廃し、スコープはPSG-1のもので、ブルバレル調のサイレンサーを装備するというもの。 |
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まずはバイポッド、チャージングレバー一式を取り除き、カナ鋸で、アッパーレシーバーのキャリングハンドルを切断する。 その後、ヤスリとサンドペーパーなどで綺麗に整形する。 グレネードランチャーがらみの穴は適当なジャンクパーツで塞いだ。 そして「G.スミス.Sの極黒」で塗装。 フロントサイトも根元でカットして整える。 |
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整えたアッパーレシーバーにスコープのマウントベースを取り付ける。 K2のスーパー9用ベースがレシーバー裏のチャージングハンドルのガイドレールにぴったり納まる。そして、表からは、KMのマウントベースをあてがい、2箇所の穴で、ボルト止めした。両方ともスーパー9用なので、ネジ穴は完全に一致していて、フレームの剛性も高まった。その上に、ハッコーのエアガンプロを載せる。これは背の高い、リング一体式のスコープマウントだ。 |
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フロントサイト。根元から切り取って平らに成形。 KM企画のサイレンサー用アタッチメントに交換し、同社のロングサイレンサーを装着。 バイポッドは重たいので取り外し、スーパーバージョンのフロントスリングフックを取り付けている。 |
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FA-MASのセレクターはストックの下側にある。OFFでセーフポジション、SがセミオートでFがフルオート。SとFの間にあるスイッチはスプリングを開放するためのラッチレバー。FA-MASシリーズにのみ存在する機能だ。 ブルパップなのでストック内にバージョン1のメカボックスが収納されている。モーターはEG560。 |
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ホップアップ調整はアンビタイプのポートカバーを取り外すと出現するリアサイトの後方にあるダイヤルで調節する。 リアサイトは後方がラウンドするように加工。 |
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バッテリーの装着はトリガーの前にあるセフティレバーを前方へ回転させ、バッテリーケースであるフォアグリップを取り外す。 トリガーガードは経年変化により錆が発生している。 |
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写真のようにラージバッテリーが装着できる。 | |
ブルパップのためグリップにはモーターが入っていない。小物入れになっているが、蓋の保持がスカスカなので、小物は入れないほうが良い。 | |
KM企画のサイレンサー用アタッチメントに交換。 ノーマルより3cmほど長いKM企画のTNテフロンバレル509mmを装着。ロングバレルでも問題なく取りつけられる。 ノーマルのアウターバレルには純正バレル長488mmのバレル止めがあるので、このパーツを使用する場合は、9ミリドリルで内部を削る必要がある。 |
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スコープ一式、ニッカド1500SCラージバッテリー、ノーマルマガジンを含む重量は3290g。 |
いかにもスナイパーライフルといった迫力。スコープは、レッドイーグルの4×42。
KM企画のロングサイレンサーは、径が39mmあるため、少々太い感じがする。30mmくらいのサイレンサーをとりつければ、もう少しシャープになるだろう。ちなみに、最初は、山猫サイレンサーをベースにしたオリジナルサイレンサーを装着していたが、サイレンサーアタッチメントを試したところ、フレームの剛性が大幅にアップしたので、現在はこの状態になっている。
スコープのマウントもかなり悩んだ結果、PSG-1風に見えるエアーガンプロにした。これは、20mmレールに取り付けられるので、スーパー9用のマウントベースにとりつけた。
■内部チューン | |||||||||
内部は、静粛性を高めたかったので、システマのサイレントヘッドセットをベースにチューンをおこなった。しかし、チューン当時、FA-MASの内部パーツはほとんど発売されてなかったので、VerⅡ用のもので組み込んだ。一番問題だったのが、シリンダーとシリンダーヘッドの固定だった。FA-MASのメカボックスには、シリンダーヘッドを固定する突起も無く、シリンダー自体の保持も、フレーム側ではなく、シリンダーヘッドの段差(赤矢印)で固定されている。このため、VERⅡのヘッドをFA-MASに使用できるように、ヘッド外周(青点部分)均等3箇所にネジを打ち込み出っ張りとした。 | |||||||||
16発、室温26度で計測。 |
ポリカーボネイトピストンとスプリングをM90へ交換、その後に発売されたFA-MAS用のスプリングガイド、エクセライドシムでギア音を調整した。なお、メカボックス内部の隙間には、ブチルゴムを張りつけて、フレームの共振を防いでいる。 ※本記事は平成18年8月21日に施行された銃刀法改正前に書かれたレビューです。トイガンのパワーには法規制がありますので、遵守・ご注意ください。 |