サバゲーパラダイス サバゲフィールドレビュー
以前に建設中を紹介したサバゲーパラダイスが2021年9月にオープンし、オーナーさんから特殊戦の定例イベントのお誘いを受けたので、チームメイトと遊んできたぞ。
サバゲーパラダイスは千葉県山武市にある釣りパラダイスに併設されたサバゲーフィールド。
フィールドマップは変形した形となっている。以下、フィールド内の呼称で解説する。大きいマップ画像
フィールド中央に位置する検問所付近には軍用車両が配置されている。まるで映画のワンシーン、あるいは異国の地へ来たような錯覚を覚える。
ガッチリと作りこまれた検問所には開閉式のゲートがある。
バルベルデ共和国の国旗が翻る。このバルベルデ共和国、中南米にあるという架空の国家。映画『プレデター』の舞台設定となったことでも知られている。
検問所2Fには手回しサイレンがある。基地攻略戦ではここに歩哨が立って監視態勢をとる。
検問所裏手の給油所には給油設備のオブジェもあったり。
フィールド中央の検問所、ゲート、通信施設付近は入り組んでいて攻略し甲斐がある。
監視所(P)横の池のほとりには航空機の残骸から煙が上がり、池からはボコボコと音を立てて泡が吹き出ている演出。
監視所(P)1F。主要拠点には黄色いドラム缶が配置され、コンクエスト戦の占領ポイントになったり、攻略戦の爆破ポイントになっていた。
検問所2階からフィールド奥側をみる。
フィールド外周に張り巡らされた2階建ての側璧塔。
側璧塔を確保すれば、フィールドを見下ろせる。
側璧塔から狙撃。屋根のある建物の内部は跳弾無効というルールだった。また面白いルールとしてガンヒットした場合は即ヒットとはならず、そのウエポンは使用できなくなり、予備のウエポンに切り替えてゲーム続行できるルールだった。サイドアームが活きるルールだ。
FOB(前線基地)から高機動車に乗って前線までピストン輸送、降車・散開する攻略戦は最高に盛り上がりを見せる。
バルベルデ基地攻略戦の模様を動画でどうぞ。
ゲーム内容は通常のフラッグ戦を最初にやってフィールド地形を覚え、その後通信施設奪取戦、警護戦、コンクエスト戦、三つ巴戦、基地攻略戦など、さまざまな企画ゲームを行った。
赤チーム、青チームに分かれ、統一された特小無線チャンネルが割り当てられ、チームで連携をとったり、航空支援を行える。航空支援は無線で爆撃ポイントをスタッフに要請するとスタッフが走ってきてその場所を爆竹を鳴らしつつ空爆するという流れ。その付近にいるプレーヤーはヒット扱いとなる。
監視所(P)と(D)付近。
(N)付近。
物資集積所(L)~(K)付近。
F地点。
大統領別邸前。
窪地(I付近)は三又通路が築かれている。意外と穴場の進行ルートかも。
フィールド最深部にある大統領別邸。
わがままな撮影クルー&レポーターに扮したスタッフとお客さんを警護するゲーム。
変電所(G)。網で囲ってあって、中にそれっぽい設備が設置されている。
変電所から兵舎(B)側を望む。
兵舎(B)前には丸太で作られた通路もある。夕方になって薄暗くなると発煙筒の赤い光が怪しくフィールドを照らす。
野戦診療所(R)。復活拠点になることが多い。
診療所内部。
診療所の横にはファントムの残骸が!!
ゲーム中は発煙筒がそこらじゅうで炊かれ、まるで戦場。
移動式フラッグ
メインスイッチを起動してボタン同時長押しでホーンが鳴る。
フィールド入り口付近から兵舎へ続く外周路。セミオート戦が多かったが、LMGはフルオートもOKというルールだった。
どこを撮っても作りこまれていて、絵になるフィールド。
マップ上でFOB側先にあるエリアはまだ建設中。巨大なキャットウォークが作られていた。
Bフィールドはタクトレ施設。プレートやバリケが設置されていた。
シューティングレンジはセフティから階段を上がったところにある。
レンジの距離は40mほど。ここで朝、弾速測定をする。一人一人、マガジン内のBB弾の重量も計測していたので、かなりの行列ができていた。並列で測定すればもっと効率が良くなりそう。
駐車場は釣り客用とは別になっていてサバゲー用に80台ほどが停められる。
セフティは天窓のある屋根付きで広々していて快適。140席ある。ビリヤードルームや喫煙所も。
中南米を意識したのか茅葺のカウンターがあったりして、オシャレ。
プラモや実物バイクなどもフィールド内に展示されており、無国籍な雰囲気が漂っている。
セフティ奥には釣り堀があるのだが、まだオープンしていないとのこと。
外にもテーブルが設置されていてファントムの機首がドドーンと展示されていた。
電子レンジ、電気ポットあり。
BB弾やガス、電池などの消耗品販売あり。
お昼には本格カレーの移動販売車が来ていた。
ドリンクの自販機も迷彩色。
セフティ周りにトイレは3か所もある。
トイレはもちろん男女別の洋式水洗。更衣室も兼ねているトイレもある。
有料シャワールーム完備。
いやぁ、楽しい一日だった。チームメイトもかつてない興奮で盛り上がっていた。
とにかくサバパラはミリタリーテイストあふれるフィールドで、その作りこみが凄い!!
一歩フィールドに踏み込めば、あなたはバルベルデ共和国の軍事基地に降り立った一人の傭兵なのだ。
最近はともすればいつでも撤退できるような簡易的な作りのフィールドも多い中、これだけ骨太な作りのフィールドは珍しい。「面白いフィールドを作って、この場所でずっと運営する!!」というオーナーの強い意志が伝わってくる。
サバパラの凄さは雰囲気だけではない。決して広大なフィールドではないが、進行ルートの豊富さ、立体的な射線など、設計もしっかりしており、この日プレーヤー90人というその人数の多さを感じさせないゲーム展開だった。
さらにさらに、そのフィールドテイストを活かしたゲームメニューも魅力。
特殊ルールや、フィールドマップを覚えたり、仲間で攻略方法を考えたりと、とにかく楽しい。
無線機を用意したり、フィールドマップを印刷してマップホルダーに入れていけばさらに楽しめること間違いなし。
今のご時世柄、こういう表現が正しいかどうかわからないが、アミューズメントとして「大人の戦争ゴッコ」を満喫できるフィールドだと思う。
サバゲーパラダイス
〒289–1211 千葉県山武市大木470-1
TEL:090-2282-1561
公式サイト:http://survivalgameparadise.com/