ロックヒル　BBゲームフィールド　レビュー

2014年10月にオープンした千葉県にあるアウトドアサバイバルゲームフィールド「ロックヒル」に遊びに行ったので、レビュー。

場所は千葉県白井市ですぐ隣にはRAIDがある。実際ロックヒルの敷地内からRAIDのフィールドを目視できるほどに近い。オーナーさんに伺ってみたところ、いくつか探していた候補地で最終的に地主のOKが出たのが偶然この場所だったそう。まあ、利用者からしてみれば「だいたいあのへんね」と判りやすいんだけどね。

フィールドはフラットで広々。ほぼ長方形のフィールド全面で最大96m×76mとなっている。
足元も砂利と雑草のミックスと言った感じで動きやすい。


フィールドは中央で2つに分かれており、貸切はA/Bフィールド個別に行うことができる。この日は全面でゲームを行った。


フィールド内は木製のバリケードやドラム缶が点在する。


フィールドマップ。珍しい左右対称型。全ての木製バリケードには番号が付けられている。


Bフラッグ。


フラッグホーンはボックスの移動式。


Eフラッグ近辺。バリケの高さは約2mでそろっている。その他に腰高のバリケもある。


敵が見えるバリケでも、移動すると射線が通らなくなったりと、バリケードは絶妙に重なりを考えて設置されている。バリケ自体は穴などはなく、隠れるか、撃つかというソリッドなアクションを求められる。


とにかく、ロックヒルは走ってなんぼのフィールド。自軍陣地で守っているだけでは、いつまでたっても敵をターゲットにとらえることができない。自分からバリケを渡り歩いて前進し、敵陣へ切り込んで行かないとゲームに勝つことができない。これはオーナーさんの狙いとするところで「ペイントボールゲームをイメージしている」のだそう。味方とうまく連携して敵の頭を抑えつつ、味方を前へ進める。しかし前へ進めば進むほど、敵からの射線があらゆる方向から通ってしまう、というジレンマもある。まさにスポーツに近い感覚のフィールドだ。


ロックヒルは西日が強い。日が落ちてくるとAフラッグ側からの西日がかなり眩しい。しかし、あえてこの西日を利用したゲームは他のフィールドでは味わえない面白さもある。西日を背にしての攻防戦や、逆光側のチーム人数を増やしたり、復活回数を増やしてのアンバランス戦を楽しむのも良いだろう。夕日に向かって撃て!!


シューティングレンジはフィールドの外に併設されている。


距離は60mのレンジで背景には黒いネットを設置してあるので弾道も見やすい。


セフティ。駐車場からフラットな導線なので荷物の移動はしやすい。またテーブル前まで車を付けて荷物を降ろしてから駐車してもOK。席数はおよそ100席。中央部分も広いのでイベント開催で出店社のテントなども設置しやすいのではと思う。


セフティ横にゴミ箱、灰皿などが設置される。セフティ内には照明や電源はない。


充電は受付のテントにて番号札を渡されて行ってくれる。電子ポット、電子レンジ(事務所内)有。


マガジンウォーマー、セフティ横にはガンラック有。


レンタルガンはG&GのCM16電動ガン。40丁ある。マルチカムのウェア、ニーパッド、メッシュタイプのフルフェイスゴーグルが有料レンタル可能。


マーカーは赤と黄色のガムテ、拡声器、タイマー、カウンターなどは無料で借りられる。


店長のそーちゃんこと、笹岡さん。代表の岩崎さんと1文字づつ取って「岩&岡」つまり、ロックヒルになったのがフィールド名の由来。ちなみに、笹岡さんはレンジャー資格も持つ習志野の第一空挺団所属の元自衛官。気配りが行き届いていて、参加者ひとりひとりと話しかけてくれた。また、全面貸切時には笹岡さんがゲーム回しをしてくれるので幹事としてはとても楽だった。


BB弾はG&Gとギャロップを販売、ガス、BBボトル、グローブなども販売。


カップ麺、オリジナルマーカーも販売していた。


朝9:20までに注文できる弁当(500円)。これにインスタントだが味噌汁が付く。結構豪華で美味しそうだった。


ドリンクの自販機はセフティエリア内各所に4機設置されていた。


駐車場は広々しており、ゆうに100台以上、詰めれば150台は停められるとのこと。


男女別の水洗トイレ。手洗い場もあり。


洋式水洗トイレ。姿見もある。


女子トイレ横に女子更衣室。


この日は戦え!!ぴっちょりーなも遊びに来てくれた。


映画『スターウォーズ／フォースの覚醒』の公開直後と言うこともあり、チームメイトがスターウォーズグッズを持ってきたりして。セフティで盛り上がる。


ぴっちょのフォースも覚醒してる!!　これはもうスターウォーズ・サバゲーやるしかない。

なお、ロックヒルでは貸切の模様をスタッフが撮影してくれて、写真データをCDに焼いて帰りに代表者へ渡してくれるサービスを行っている。これは幹事としてもかなり嬉しいサービスだった。

動画もどうぞ。ドローンによる空撮もしてみました。


この日は30人でフィールド全面でのゲームを行った。ゲームはフラッグ戦、復活カウンター戦、センターカチカチ戦、ポリタンク戦、メディック戦などを楽しんだ。
30人でも少なすぎることもなく十分に楽しめた。全面であればさらに30vs30の60人くらいまでならば膠着しなさそうだが、それ以上となるとかなり大味な展開になりそうな気もする。季節にもよるが午後からは風が強かったので撃ったBB弾が流されてなかなか当てられないこともあった。


チーム連携・戦略と、バリケを伝って近づくテクニックを磨くのには最適なフィールド。しかし、例えばもう少し砦やバリケの濃い部分などがあって欲しいという意見もチームメイトからチラホラ出ていた。市街地のような密集したCQBフィールドにしていくのか、それともスポーツ性を重視するのかは運営者の判断だが、とにかくロックヒルは走った。翌日の筋肉痛もひときわのハードでスポーティなフィールドである。

ロックヒル (ROCK HILL)
〒270-1411 千葉県白井市十余一60-15
電話番号：090-6199-4469
公式サイト：http://rock-hill.jp/