ALLピースメーカー総進撃 イベントレポート
レポート:Sasugo
2022年9月18日に奈良県は五條市にある「五條タクティカルフィールドMIDDLE-EARTH」にて、SAA(シングルアクションアーミー)限定の貸切サバゲー「関西西部ガンマン劇場vol.01 ALLピースメーカー総進撃」が開催された!
2022年4月に東京マルイよりSAA.45アーティラリーが発売されたことによりSAAへの注目度も上がり、その流れで西部劇の代名詞でもあるSAAを活用したサバゲーで関西でもウエスタンを楽しみたいとの思いで開催された。
今回はその様子をお届けしよう。
参加者は総勢45名。関西の西部劇愛好家だけでなく全国から参加者が集まった!
この日は台風が迫りつつも奇跡的に晴れて満員御礼で無事開催された。
参加者たちのSAA(とその他)の集合写真。1人1丁以上は持ってきているので圧巻の光景である。
この日の赤チームの皆さん。ドレスコードは西部開拓時代や西部劇にありそうな服装、ぐらいなものでウエスタンの雰囲気イベントではあるが厳守というわけではなく、ウエスタンをゆるく楽しめるように考えられていた。
モデルガンの発砲と共にゲームスタート!倉庫群を舞台に荒くれ者たちの戦いが巻き起こった!
ゲームルールは無限復活戦を中心に進められ、一部特殊ルールを交えて行われた。
時には相手にイチャモンを付けてゲーム中や休憩中にも1対1の早撃ち決闘も勃発した。
ゆるめのドレスコードではあるが参加者たちもそれに沿って創意工夫が見られた。
スケルトンストックを装備したSAAで正確に、そして確実に相手を狙い撃つ!
長いバレルで迫力があるバントラインカービンだ!
二丁拳銃はロマン!しかしこのSAA限定サバゲーにおいては2倍の火力で攻め立てた!
女性参加者も数名参加しており、男共に負けじと奮闘していた!
怒りのインディアンが相手チームを追いまわす!
とどめの一撃!ゆるく楽しめる貸切サバゲーだからこそ、その場のノリで巻き起こるロールプレイも大いに盛り上がった。
この日は腕利きのカメラマンも居てゲーム中や休憩中も撮影をして、荒くれ者たちの激闘の瞬間を収めていった。
なにも銃で戦うことが全てじゃあない。抗争が巻き起こる傍でポーカーによる戦いもあり、その勝敗でチームに貢献することもあった。
この日はMiki3氏とフランク氏のハンドメイドによるレザーホルスターも販売されていた。
装飾が施された本格的な物から安価で手の出しやすい物まであった。
他にもアームズマガジンにて「空想銃制作指南」で執筆およびカスタムガンを制作している「YuriCustomWorks」のSAAカスタム品も展示されていた。
この日に行われた特殊ゲーム「ゴールドラッシュ戦」では、ゲームエリア内にお宝が隠されていてプレイヤーたちはそれらを奪い合い、勝ち取った者にはその健闘を称えて豪華景品が与えられた。
また、このイベントの前日には前夜祭も行われており、愛好家たちは大いに語らい交友を深めたそうだ。
ALLピースメーカー総進撃主催、関西西部ガンマン協会会長のクラインことクラさん。
開催のキッカケは東京マルイのSAAの発売を機に立ち上げ、少しでもウエスタン楽しめるようにと敷居を下げ、これからのユーザーにもその魅力を引き継いでいけるように、と語っていた。
次回もこのイベントを開催すると共に他にもウエスタン系イベントを催していくそうだ。
関西にも西部劇の流行りが来るかも?
やはりウエスタンの大型イベントと言えば主に関東で行われている「西部劇ごっこ」。筆者もよく目にしていて、いつもその楽しげな様子は惹かれるものがあった。しかしながら地方からではなかなか気軽には行ける距離ではなく、また、ウエスタンも作品は多くあるけれどもなかなか自分で進んで観ようとしなければ、触れる機会も少なく、次第になんとなく敷居も高いように感じていた。
ただ、今回のイベントを経て「あの映画のように早撃ち対決!」や「決闘中に周りでヤジを飛ばす」といった”あの映画で見たシーン”を仲間たちとロールプレイしたり、敵も味方も同じSAAゆえに交戦距離も戦い方も同じなので、ひたすらにシリンダーをカチカチ回してリボルバーを撃つだけでも楽しく感じた。
今後も是非続けて行って欲しいと思うイベントだった。
撮影協力:腹黒氏
「ALLピースメーカー総進撃」主催 関西西部ガンマン協会Twitter
https://twitter.com/ino_winchester
開催地:五條タクティカルフィールド MIDDLE-EARTH
ホームページ:https://www.gojo-middle-earth.com/
Twitter: https://twitter.com/@Middlee26424036