鹿屋サバイバルプレイパーク フィールドレビュー
レポート:モロ☆
鹿児島県の大隅半島にある鹿屋市。鹿児島県内では、鹿児島市、霧島市に次いで人口の多い都市となっている。海上自衛隊の航空基地も置かれているので、その名を聞いたことがある方も多いだろう。
その鹿屋航空基地の南側にある鹿屋サバイバルプレイパーク。通り沿いに目立つ看板が出ているので、迷うことなくたどり着けた。
駐車場は30〜40台収容可能。イベント時は臨時の駐車場も設けるとのこと。
受付は、駐車場に面したこちらの事務所で。フィールド使用料は弾性3,000円、女性と高校生が2,000円となっている。
出入り口付近には自動販売機が二台設置されている。
セーフティエリアは屋根もあり、広々とした印象。最大で100名ほどを収容するという。
事務所内にはレンタルガンが。レンタルガンは30挺ほどが用意されており、レンタルゴーグルも100個の用意があるとのこと。
事務所には更衣室も用意されているので、女性プレイヤーでも安心だ。
取材時はトイレは一基であったが、最近女性用にもう一基のトイレが増設されたようだ。
シューティングレンジも完備。全長は45mを誇る。
では、早速フィールドを覗いてみよう。入り口は入り組んでおり、弾が不用意に場外に出ないよう工夫がなされている。
鹿屋サバイバルプレイパークは、航空自衛隊の基地にほど近いのでドローンを飛ばすことができなかった。なので、画像は地上からのみとなる。
先ほどの画像はアスファルト敷きでバリケードがメインだったが、このエリアはブッシュが占めている。様々な表情があるのもこのフィールドの魅力である。
この土地は元々自動車教習所であったそう。アスファルト敷きとそうでないところが点在するのはそのためだ。奥に見える小高い丘は、坂道発進のためのスロープだったのだろうか。
人工的な施設が自然に還ろうとしている途中ともいえる風情は、サバイバルゲームに適した環境である。ただ撃ち合うだけでなく、場所を活かしたアンブッシュも楽しめるフィールドだ。
廃車があったり、土嚢によるバリケードがあったり、その配置もまた考えられたものだ。自然も活かされているので、四季折々に姿を変えていくだろう。
所々にタコツボも掘られている。ココにこもり、バイポッドを立てたLMGで・・・と妄想が膨らむ。
打って変わってフィールド中央部は、単管パイプで組まれたCQBエリアが広がっている。広大な敷地を利用して、様々な表情を覗かせる。
取材時には椿が咲き乱れており、フィールドが持つデカダンな雰囲気と好対照を織りなす。また、元教習所だけあって平坦であるのも魅力的だ。
単なるブッシュだけでなく、ブッシュとバリケードが混在したエリアも設けられている。少人数でも様々なゲームが楽しめそうだ。
こちらはまるで市街戦を思わせる。バリケードだけでなく、廃車やタコツボによって幅の広い戦略が求められる。
そして、スナイパー垂涎の狙撃ポイントも。単なる最強ポイントにならないよう「抜け」が用意されている辺り、非常に考えられている。
多いときで100人ものプレイヤーが集まるという九州でも屈指のフィールドだけあって、様々なシチュエーションが用意されている。そこもまた人気の理由であるだろう。
オーナーの山下さん。サバゲー歴は浅いものの、フィールドを立ち上げたフットワークは素晴らしい。イベント等も精力的に企画されており、今後の展開も楽しみなフィールドだ。
鹿屋サバイバルプレイパーク
公式Twitter: @AnguruFast
(お問い合わせもTwitterまで)
住所: 鹿児島県鹿屋市下堀町2932番地7