ハザード広島 フィールドレビュー &「ぶちハザ」レポート [広島県]
レポート Sasugo
2024年5月25日に広島県安芸高田市にある廃墟型複合アウトドアフィールド「Hazard広島(ハザード広島)」にてサバゲー&物販イベント「ぶちハザ」が行われた。
ぶちハザは5月26日に広島県立広島産業会館で開催される物販イベント「ぶちサバ」のコラボイベントとしてその前日に催され、多くの参加者とともに出店ブースもあって活気と賑わいを見せた。
今回はHazard広島を紹介するとともに、そのイベントの様子も一部お届けしよう。
Hazard広島は工場跡地を活用したアウトドアフィールドでゲームエリアはAフィールドとBフィールドに分けられ、それらを合わせて総面積は3万坪以上ある広大なフィールドになっているそうだ。
この日の「ぶちハザ」においてはBフィールドのみを使用して終日ゲームが行われた。
ゲームスタート!颯爽と駆け抜ける赤チームの皆さん!
ゲストにはオキサバのアッキー氏が駆けつけて参加者とともにゲームに参加していた。
こちらは黄色チームの集合写真の様子。この日は70人ちかくのプレイヤーが参加し、互いに切磋琢磨していた。
他にも台湾を拠点に活動するエアガン愛好家でもありプレーヤーでもあり、さまざまなエアガンサプライも展開する「4UAD SmartAirsoft」も駆けつけゲームに参加していた。
ゲームエリアはもともとの工場の名残をそのまま活用しており、他サバゲーフィールドでよくあるようなベニヤ板のバリケードなどは極力使わないようにして、廃材やコンテナなどを活用した雰囲気を重視した構成となっている。
他にも重機や車も設置されており、他ではあまり見たことのないロケーションとなっている。
周辺は山間の森で囲われているためブッシュなども多く、それに応じた迷彩服やギリースーツなども活用できそうだ。
そびえたつコンクリートの壁は成人男性の身長を優に超えるほど大きく、また地形も意外と起伏の激しいゲームエリアだった。
それゆえにゲーム性も平面だけでなく、高低差のある交戦もあり立体的な戦闘もあった。
BフィールドのB1スタート位置付近には元々は3階建ての大きな建物だったようで、その下にあたる一部エリアでは日中でも薄暗いエリアがあった。
ゲームは無限復活戦などが行われた。他にも専用ボックスを活用したフラッグ戦なども行われていた。
ポストアポカリプスな雰囲気が漂う人工物が多く、どこを切り取っても絵になるゲームエリアだ。
交戦距離は中~長距離で長物を使用しているプレイヤーが多い印象だった。
ゲームではフルオート中心だったが、時折セミオート限定だったり変化をつけていた。
相手チームの猛攻!オキサバ アッキー氏 奮戦!
上手く遮蔽物に身を隠している!
コンテナや廃棄物が密集しているがゆえに至る所で射線が通る場面が多々見受けられた。
周囲への索敵と仲間との連携がとても重要に感じた。
この日は使用されなかったがHazard広島にはもう一つのゲームエリアがあり、それがAフィールドだ。
定例会では人数、ゲーム展開、天候等などに応じて2つのフィールドをその都度状況に合わせて活用しているそうだ。
AフィールドはBフィールド同様にベニヤ板のバリケードの無いゲームエリアとして、廃車やコンテナなどを活用しており、こちらも廃墟や終末世界の雰囲気さえ漂う独特な空間だ。
またAフィールドの特徴はゲームエリアの半分ほどが奥へ向かって山なりにある森林エリアだ。
日中でもほんのり暗くなるように生い茂る木々たちの中でゲームができる。
こちらがメインとなるセーフティエリアの様子。座席は110席ほどあるそう。
他にもBフィールドの横にもセーフティエリアがあり、そちらの座席数は40席となっている。
定例会の定員数は120名までとのこと。
他設備としては更衣室、男女別の水洗式トイレ、電子レンジ、ポット、マガジンウォーマー。
駐車場は130台も車を止めることが可能とのこと。
また今回は見学できなかったがフィールドキッチンもあるそうだ。
シューティングレンジの様子。Hazard広島はシューティングレンジも迫力がある風景だ。
ターゲットも廃材などを活用しており最長40mもあり、奥に広がっていた。
「ぶちハザ」では物販イベントも兼ねており各地のショップが駆けつけて出店もしていた。
台湾から「TRENCH AIRSOFT」も出店。
エアーコッキングガンのGewehr 98やkar 98kにその他カスタムパーツも取り扱っていた。
長崎県からは「オウル・ジャパン」が出店。
さまざまな漫画家やイラストレーターと共同制作したグッズやワッペンに、自衛隊関連グッズを販売していた。
またこの日はアニメ化もされたライトノベル「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」の作者でもある小説家の「柳内たくみ」先生もゲスト参加。
参加者へサインや自衛隊や予備自衛官の案内もしていた。
この日はキッチンカーも出店!お昼には参加者たちが列をなして購入していた。
今回いただいたのは「C.S. Kitchen」のコメカラバーガーにポテトとクラフトコーラのセット。
コメカラというのが東広島市の名産でもあるそうで、米粉で揚げられた鶏のから揚げはサクッと軽めの食感で食べやすい一品だった。
他にもぶちハザではゲストや出店者によるその日のMVPを決める催しが行われ、各ゲストからMVPに選ばれた参加者には豪華景品がプレゼントされた。
こうしてぶちハザは大いに盛り上がった。
開催地となったHazard広島は壮大なロケーションで設備も整っているので改めて行ってみたいと思えるフィールドだった。
レンタルガンも充実しているそうでスタンダードM4 電動ガン、東京マルイ製パトリオットや、G&G APC9、エアコキショットガン、ボルトアクションなどの特殊銃などがあり、500円で2ゲームだけピンポイントレンタルというのも行っており、初心者から経験者までもが普段使わないエアガンをレンタルして楽しめる取り組みもあった。
定期的にイベントも開催している模様なので気になった方は下記の各種リンクを確認のほど、ぜひ行ってみてはいかがだろうか?
Hazard広島
住所:〒739-1202 広島県安芸高田市向原町戸島484-1
ホームページ:http://hazard-sgf.net/
X(Twitter):https://x.com/Hazard123Hazard
写真提供:Hazard広島
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WEBサイト
X(Twitter):https://x.com/buchisava