いきなり! ハンドガン戦 2018 レポート
2018年10月21日(日)に千葉の屋内サバゲー場、AIRSOFT ZONE DELTAにて開催した、ハイパー道楽主催のサバイバルゲーム イベント、「いきなり! ハンドガン戦 2018」の模様をレポート。
この日は約40名の参加者が集まった。平成最後のハイパー道楽主催ゲームですよ~。
チームは赤、青、緑の3チームに分かれてローテーション。識別用のLEDマーカーを両腕に装着。フラッグもIoTのワイヤレスフラッグで、セフティのスコアモニターと連動している。
あらかじめ用意した特殊ルールのゲームメニューを8ゲーム実施。
全、24ゲーム、1チーム当たり、16ゲームをプレーした。ウェアも皆さんさまざまだったが、ミリタリー系は少なくて、ポリス(刑事)系、スポーツウェア系などの比較的動きやすい服装のプレーヤーが多かったかな。
こちらはウィークハンド戦の一コマ。1ゲーム5分だが、かなり腕が疲れるし、だんだん当たらなくなってくるのがまた楽し。
低い姿勢で敵を伺う。デルタは潜り抜けられる穴が沢山あるのも攻略のポイント。いきなり足元撃たれたりするんだよね。
フィールドのAIRSOFT ZONE DELTAは薄暗いので、ライトの使用もOK!!
高台の銃眼から敵を狙い撃つ、いやピースしてるし。
ハンドガン戦の面白さは、やはり一発一発しっかり狙って撃つというサバゲの原点に立ち返られるところ。動きまくって敵をけん制し、側面や背後を取るということもデルタのフィールドコンセプトにマッチして、一進一退のゲームが展開する。
スコープを搭載しているプレーヤーも。ハンドガンなら何でもありだ。
主催者の私も数ゲームほど参加。電動ハンドガンにトレーサー、ドットサイト、ウエポンライトとフル装備で臨むも、なかなか攻めきれずこの後すぐにヒットされてしまう。
デルタのフィールドの雰囲気の良さ、快適な設備など、イベント開催者にとってはとても進めやすい環境だ。
こちらはカチカチ・スパイ戦のスパイを決めているシーン。これまでのスパイ戦というのは時間が来たら味方だったチームを皆殺しにしていくルールだったが、スパイってそんなんじゃないでしょう!という疑問から生まれた新スパイ戦。スパイはスパイであることに気づかれないように敵軍(本来の自軍)のカウンターをカチカチしてチームを勝利に導くというルール。味方チームから「お前スパイだろ!」と見破られた場合は退場しなくてはならない。
また、こちらはシールド殲滅戦のスタート地点。2か所のスタートポイントから、チーム人員を自由に割り振って突入開始し、フィールド奥に布陣する防衛チームをせん滅ないしはフラッグゲットするというルール。もちろんボリスシールドに被弾してもヒットにはならないが、チームによって積極性が異なり、膠着してどんどん削られてしまうチームもあれば、敵の弱い部分をぐいぐい突いて攻め込んでいくチームもあったのが、面白かった。
また、チームで協力しながら拠点をカバーし合うことで勝敗を決するゲームも行った。
金貨争奪戦などもその一つで、動画でもどうぞ。
チームメイトの中の人Aさんにヘッドカメラを付けてもらって撮影。
ゲームの雰囲気が伝わるかと思う。
各ゲームルールの解説はこちらから
THE 3 MIX シューティングマッチ
シューターの石井健夫さん監修による、多目的フィールドで同時開催したシューティングマッチ、THE 3 MIX。
今回のサバゲー参加者中、シューティングマッチの体験者はなんと一人もいないという。最初はみんな遠慮しがちだったが、最終的には36エントリーもあり、一人で複数回挑戦してくれた参加者もいたのは嬉しかった。
精密射撃ステージ。2m~6m先の3cm角のターゲット6枚を正確に撃ち落とす。APSのシルエット競技風。
こちらは5つの的をいかに早く撃てるか。JSCのラウンドアバウトに挑戦。
そして3つ目は移動しながらの射撃が求められるタクティカルステージ。6連のフォーリングプレートを撃ち倒し、移動しながらバリケの窓ごしや壁裏の隠しプレートを撃つ。
上位入賞者のランキングスコア。1位の角野さんには、商品として電動ハンドガンをプレゼント。また9位までの入賞者にも賞品が授与された。
以下が競技ルール解説動画。
ハンドガン戦の面白さ
入り組んだインドアフィールドで、ハンドガンを手に立ち回るというのは、通常のサバゲーとはまた違った楽しさを味わえる。瞬時に敵に照準を合わせて撃つCQB的な技術面もさることながら、特殊ルールによるゲーム攻略というのも盛り上がる要素。弾数に制限があるからこそ、ライフルに比べて狙いにくいからこそ、そしてハンドガンというワンメイクだからこそ、サバゲーの原点に立ち返って楽しめるのだと思う。
また、ウエポンクラス制によって、ウエポン差をグッと減らすというのも良かったと感じた。とくに18禁エアガンに混じって10禁エアガンやリボルバーがこれほどまで活躍できるゲームはなかなかないだろう。
携行弾数たった7発のゲームではみんな撃つことに躊躇して、結局弾を残したままゲーム終了を迎えるというプレーヤーも多かった。それもまた楽しさの一つだと思う。
セフティのモニター前にみんなでゲーム進行を見守りながら、盛り上がれたもの良かった。
今回参加された参加者の皆さん、お疲れ様でした!!
ポリスや刑事物のコスプレもハマるシチュエーション、これはちょっと新元号になっても開催したいなと思う。ぜひ皆さん、次回の「いきなり! ハンドガン戦」もご参加よろしくお願いいたします。
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