五條タクティカルフィールド「MIDDLE-EARTH」 フィールドレビュー

五條タクティカルフィールド「MIDDLE-EARTH」 フィールドレビュー

レポート:Sasugo

奈良県五條市に2022年3月に新たなフィールドが誕生した。それが五條タクティカルフィールド「MIDDLE-EARTH」だ。

MIDDLE-EARTHは工場跡地の敷地を利用したフィールドでアウトドアエリアと工場2棟を使ったインドアエリアの2つの要素を兼ね備えた複合型のゲームエリアを持つ。その広さは1,100坪ほどあり、バリケードや土嚢などが入り組むように備えられていてCQBの要素もありながら、映画のセットのような撮影映えするスポットもあった。

今回は貸切サバゲーが行われる中で取材することができたのでご紹介しよう。

アウトドアエリア
アウトドアエリアの手前スタート位置からみたゲームエリアの様子。青々と生い茂る木の向こうにある工場が奥スタート位置となる。

ゲームスタート
ゲームスタート!プレイヤーは散るように攻めていく!

木製のバリケード
アウトドアエリアには木製のバリケードや成人男性の身長ぐらいまである高さの土嚢が積まれている。
プレイヤーたちは正面からの迎撃から身を潜めて前進していった。

だ迷路のような場所
バリケードで入り組んだ迷路のような場所もあり、取り回しの良いエアガンなどが活躍しやすいだろう。

検問所が設置
ゲームエリアの真ん中付近にはまるで映画のセットのような検問所が設置されている。

検問所付近
検問所付近もバリケードが立ち並んでいる。抜け穴も多くあらゆる角度から注意して進もう。

CQB系で複雑
CQB系で複雑ゆえに自分のポジションや仲間との連携が大切になってくる。上手に立ち回ろう!

裏取り成功
回り込んで裏取り成功!ナイスショットだ!
交戦距離は近距離から中距離あたりが多い印象だ。

工場棟
アウトドアエリアから奥に向かって進んでいくと工場棟が見えてくる。あの工場内が奥スタート位置となるインドアエリアだ。

インドアエリア
インドアエリアへ攻める場合、一部小窓から侵入することが可能で、その時はまるで廃工場に潜む敵へ向かって突入するようなシュチュエーションが味わえる。

インドアAエリア
奥の工場棟はインドアエリアはAとBとの2つのエリアに分かれており、それぞれに違った要素がある。
写真はインドアAエリアの様子。薄暗くベニヤ板のバリケードが迷路のように張り巡らされている。

ところどころに抜け穴
インドアエリアはアウトドアエリアを囲むような配置で、ところどころに抜け穴があるので思わぬところで射線が通る箇所があるぞ。

しゃがめば通れる抜け道
他にもしゃがめば通れる抜け道もあって攻略ルートも複数あるので遊びごたえ抜群だ。

光を通さない暗さ
インドアエリアは全体的日中でも光を通さない暗さだ。フラッシュライトがあれば心強い。

インドアBエリア
インドアBエリアには階段が設置されており立体的な作りとなっている。
一部の2階はスタッフのみでプレイヤーの侵入は禁止だが、1部のゲームを除いて1.5階は使用可能。

階段の隙間も空いている
1.5階の下はかがめば通れるような空間で、階段の隙間も空いているので油断できない作りになっている。

より狭く複雑
Bエリアはバリケードの間隔がより狭く複雑になっており、クリアリングがより重要となる作りだ。

Bエリアの様子
1.5階から見たBエリアの様子。ゲームエリアのほとんどが木造のキルハウスとなっている。
写真左側の窓からアウトドアエリアへとつながっている。

外へ迎撃
インドアエリアから外へ迎撃を試みるプレイヤー!
これらの要素を使って実際のゲームでは、インドアエリアを立てこもり防衛側、アウトドアエリアから攻め込む攻略側の籠城戦も行われるぞ。

Cエリア
インドアエリアはさらにもう一つの工場棟に分かれている。それがCエリアだ。

Cエリアは縦長
Cエリアは縦長の工場棟だ。

MIDDLE-EARTHではその日の参加人数によってはそれぞれのインドアエリアに分かれてゲームも行われる。
また、インドアエリアだけでも十二分に遊べる広さなので雨の日でも楽しめるフィールドであるだろう。

さまざまな要素があるエリア
Cエリアも他のインドアエリアと違い、腰の位置までのバリケードやちょっとした段差、しゃがまないと通れない長い抜け穴などさまざまな要素があるエリアだ。
ゲームエリアの特性と構成を把握しておかないと不意を突かれてしまいそうだ。

ゲームエリアは撮影スポットとして開放
昼休憩にはゲームエリアは撮影スポットとして開放される。希望者はその際はマガジンからBB弾を抜いてパワーソースも外して撮影に利用できる。

今回はプレイヤーたちの撮影会に同行させてもらった。
検問所は他のフィールドではあまり見かけない屈指の撮影ポイントで、装備を整えたら雰囲気抜群だ!

タクティカルトレーニング
インドアBエリアはタクティカルトレーニングにもピッタリ!模擬訓練のようだ。

迫撃砲
他にもアウトドアエリアには迫撃砲が置いてある。これは一部のゲームでモスカート式グレネードを持ってくれば使用可能とのこと。
こうした写真映えするようなスポットから遊び心溢れるところも感じられた。

セーフティエリア
セーフティエリアは屋内で木造の棚と合体したテーブルが46席ほど用意されている。
荷物は棚へ上げてテーブルは広々に。ガンラックも横に備えてあり転落防止のゴムもあってプレイヤーへの気遣いが感じられた。

電子レンジ、ポット
設備は電子レンジ、ポット、マガジンウォーマー、自動販売機、トイレは男女別の仮設タイプのものが設置されている。
自動販売機で購入したペットボトルのごみ以外は持ち帰りをお願いしているとのこと。

女性更衣室
セーフティエリアの奥には女性更衣室も完備。

ゆくゆくはエアコン
ゆくゆくはエアコンの設置や娯楽スペースの展開、ゲームエリアとは別に50mほどのシューティングレンジを備える予定とのことで、設備を順次整えていきプレイヤーに楽しく居心地のよい空間づくりを目指していきたいとのこと。

五條北ICから降りて下道を10分程度
フィールドへは大阪からは南阪奈道路を利用して約1時間、奈良市からも1時間弱ぐらいで、五條北ICから降りて下道を10分程度走ったところにある。
情緒あふれる田園風景の途中にフィールドがある。

駐車場
フィールドの入り口を入ればすぐ駐車場とセーフティエリアが見える。
駐車場は30~ 35台ほど駐車が可能だ。

奈良の新フィールド
五條タクティカルフィールドMIDDLE-EARTHはかねてよりオーナーと有志達により2年の制作期間を経てやっとの思いで形となったフィールドだ。
その情熱はゲームエリアではサバゲーを楽しめるように空間作りから、セーフティエリアはプレイヤーへなるべくストレスの無いようにと細かな気遣いから考えられており、これからも随時増強していくそうだ。

気になった方はぜひ奈良の新フィールドへ行ってみてはいかがだろうか?

五條タクティカルフィールドMIDDLE-EARTH
住所:奈良県五條市東阿田町78番地
ホームページ:https://www.gojo-middle-earth.com/
Twitter:https://twitter.com/Middlee26424036

撮影協力:シューティングバーFIVE、腹黒氏

 

2022/06/23


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