DRAGOON (ドラグーン) フィールドレビュー
レポート:モロ☆
鹿児島県鹿児島市にあるアウトドアフィールド「DRAGOON」をレビューしよう。
鹿児島市の南方で、最寄り駅は指宿枕崎線の平川駅。この情報だけでもその旅情をお分かり頂けるだろうか。薩摩半島の中ほど、鹿児島湾にほど近い場所に位置するフィールドである。
錦江湾高校の北側に位置するDRAGOON。至るまでに細道を経由するが、比較的平らな道なのでスポーツカーでの来場者もいるそうだ。
左下側が建物入り口で、ここが受付となっている。それ以外の屋根はセーフティエリアとなっている。この日はイベント出店があったので駐車場にブースが展開している。
公式では駐車場の台数は18台とのことだが、それ以上の駐車も可能だろう。出し入れの際は協力し合っている姿が印象的だった。
実に雰囲気のあるエントランスだ。サバイバルゲームという非日常に飛び込む、文字通りの「扉」である。
こちらがセーフティエリア。駐車場に向けて窓が設けられており、ここで荷物のやり取りができるのはアイディアものだ。
セーフティエリア中ほどにはストーブが。これすらも雰囲気がある。
こちらがフィールドの俯瞰。バリケードが組まれているCQBフィールドだが、射線が適度に通っているので様々なシチュエーションが楽しめる。
小窓のあいたバリケードやドラム缶、リールなどで構成されたフィールド。スピーディな展開が特徴的だ。
所々にトラップ(?)が仕掛けられている。この通り開閉可能な小窓があったり、ドアがあったりと様々な工夫が施されている。
工夫といえば、地面に貝殻が敷き詰められていたのが印象的だった。適度にグリップが効きつつ、水はけも比較的良いそうだ。
さて、バリケフィールドのみだとこぢんまりとしたフィールドだが、実は奥に広がる林もフィールドとなっている。
バリケードの奥には、かなり鬱蒼とした林が広がっている。全くテイストの違うフィールドが味わえるのだ。
中に入るとこの通り。細かい樹木がかなりの密度で生えている。が、決して動きづらいわけではない。
この画像はごく一部だが、林側フィールドは斜度もあり、かなりの広さを誇っている。こちらだけでも相当遊べそうだ。
林側フィールドの雰囲気はこんな感じだ。更に奥に進むと起伏があり、地形を活かした展開も可能なのだ。
上空からのフィールド画像。しかし、林側はこれでも全てを撮し切れていない。中々一筋縄ではいかないフィールドである。
昼食は地元の食堂から届けられる。画像はあら炊き定食で、これがまた絶品!さすが鹿児島だけあってレベルが高い。
他にも魅力的なメニューが沢山揃っている。一般的なメニューからうな重まで実に幅広い。
特徴的なのはフィールドや昼食だけではない。彼らはU-18ゲーマーで、手にしているのはいわゆる10禁エアガンだ。18禁を使用するゲームと10禁を使用するゲームを交互に休みなく回していくので、かなりのボリューム感である。
10禁を手にするとはいえ、彼らの立ち回りはかなり本格的!近距離でも臆することなくトリガー引けるのは10禁ならではだ。
こんな近距離で交戦することも!もちろん10禁とはいえクリーンなゲームが行われている。大人たちも彼らのよい手本となるよう襟を正しているようだ。
もちろん通常の18禁ゲームも行われる。スピーディな展開のCQBエリアはスタートが肝心だ!
CQBエリアのセーフティ側には見学エリアが設けられている。ここからCQBエリアを一望できるので、展開が一目瞭然だ。
ちなみにトイレは駐車場内に設けられている。
オーナーの中村さん(左)と奥様。長年にわたって鹿児島のサバイバルゲームを支えてきた氏の元には、世代を超えたファンが集まる。
実はこの日、イベント開催のためにご招待頂いた。イベントを盛り上げようとする熱意に当日はかなりの盛り上がりを見せていたのだ。
フィールドとしての規模は決して大きくはないが、数々の工夫を凝らすことによって様々な表情を見せるフィールドである。その工夫はハードウェア面だけでなく、ソフトフェア面にも及んでおり、その結果がこの幅広い世代の客層だといえるだろう。
奥の林フィールドもまだまだ広がる余地があるそうなので、今後も楽しみなフィールドである。
DRAGOON (ドラグーン)
HP:https://www.supo-saba.com
Twitter:https://twitter.com/DRAGOON94991894
住所:鹿児島県鹿児島市平川町3971
電話番号:090-8402-1467