AIRSOFT ZONE DELTA フィールドレビュー
2017年7月1日にグランドオープンする千葉ポートタウンのインドアサバゲーフィールド、『AIRSOFT ZONE DELTA』をレビュー。DELTAの運営は大型免税店のラオックスで、ハイパー道楽が監修したフィールドだ。その内部を紹介しよう。※写真はオープン前の製作中のものです。
デルタは千葉ポートスクエアという複合施設の千葉ポートタウンという商業棟内にある。JR京葉線の千葉みなと駅から徒歩12分、千葉タウンライナー市役所前駅からは徒歩7分ほどの場所。ポートスクエアにはホテル宿泊施設があり、半年後には劇場もオープンするという。
千葉ポートタウン内は、1階から5階までが今回リニューアルされたテナントが入り、6~7階はスポーツジムが入る。ポートスクエア全体で1100台分の地下駐車場が完備される。
4Fのフロアマップ。メインフィールド、多目的(サブ)フィールド、セーフティエリア、シューティングレンジ、ロングシューティングレンジ、ナーフコーナー、アソビットシティで構成される。
4Fのアクティビティフロアにサバゲーフィールドやシューティングレンジがある。エスカレーターを上がるとカウンターがあり、ここでゲームの受付をする。ゲームを行うにはメンバーズカードの登録が必要。
セフティは4人掛けテーブルが15基で最大60人収容可能。また各テーブルにはガンラックが設置されている。ドリンクの自動販売機は3基設置。セフティでの食事は原則禁止となっているが、別フロアには素敵なレストランがあるので、本記事最後に他フロア施設も紹介しよう。
セフティから見たフィールドのメインエントランス。左右には大型モニターでフィールド内をモニターできる。メインフィールド内には合計18台のカメラが設置される。
入口上部にはゲームステータスを表すモニターがあり、残りタイムやフラッグダウンまでの時間などが表示される。
フラッグはIoTコンセプトに基づく新たに企画開発したワイヤレスフラッグシステムを使用する。
ゲームマスターが携帯するタブレット端末でゲーム設定、フラッグ設定が行え、オリジナルのBGMとともにゲームをスマートにコントロールできるようになっている。
それではフィールド内部を紹介。
一番の見どころはフィールドの奥に設置された実寸大のMH-60ブラックホーク。米陸軍第160特殊作戦航空連隊(SOAR)が使用する特殊作戦用ヘリコプターで、APQ-174Bレーダー、AAQ-16 FLIR、AAR-47を機種に搭載した1990年代に使用されていた型を再現している。いわゆるブラックホークダウンのあれ。
図面から起こしたリアルスケールのMH-60が設置されたサバゲフィールドは日本でもデルタだけだろう。
ちなみに空中給油プローブは足を引っ掛けてコケるので省かれている。
ガンナードアも再現。残念ながらオープン時点ではミニガンや機銃は搭載されていない。
もちろんこのブラックホークはキャビンに乗り込むことができる。
鉄骨組にFRP造形、木工造形を組み合わせた大人のジャングルジム。
機首周りの造形もさることながら、このエンジン部の造詣もこだわりの一つ。
キャビンの床の高さ、開口部もリアルサイズなのでゲームや映画で憧れた、あんなシーンやこんなシーンを再現することができる。またIoTフラッグをキャビンに設置して攻防戦を楽しむことも可能。とくに、3チームで行うデルタ戦はおススメのゲームだ。
ゲーム終わりにみんなでヘリに乗って記念撮影も楽しい!!
フィールドは中東にある架空の街という世界観設定で、入り組んだ迷路状の構造になっている。
もちろん全館空調完備なのでフィールド内もエアコンが効いており、天候に左右されることなく、一年中通じて快適にサバゲーを楽しめる。
フィールド内6ヶ所に高台が設置されて、銃眼からの射撃が可能。
フィールドマップ。フィールドは中央で区切れるようになっており、2面でのゲーム開催も可能。
広さは約39m × 34mで約1280平米(約380坪)となり、最大射線は45m、インドアフィールドとしては大きい部類に入る。
サバゲー時のレギュレーションは0.8J以下、0.2gBB弾以下、携行弾数300発以下、セミオートオンリー、走るの禁止というルール。シューティングレンジでは法定以下の威力、フルオート射撃OKとなる。
メインフィールドのプレーフィーは2時間2,200円~。その後5分ごとに100円となる。※オープン時の価格設定
レンタルガンは東京マルイのM4 CRW、グロック18C電動ガン、エアコキのM1911A1ガバメント、10歳以上対象は電動ガンBoysのM933 ショーティ、SIG P228のエアコキ。ウェア、ヘルメット、ゴーグルなど30人分を用意。
メインフィールド以外に、約16m × 10mの多目的フィールドもあり、初心者講習会やタクティカルトレーニング、各種シューティングマッチや練習会のほか、ドローンなどのラジコン関連や、物販・企画・発表イベントに対応できるようになっている。この多目的フィールドは透明なビニールカーテンで囲われているので、周囲から観戦することが可能。
そしてこちらに設置されてるオブジェクトは銃器写真家で、タクティカルインストラクター、実銃シューターとしても多くの実績を誇るトモ長谷川氏が製作。今後各種タクトレイベントなどが企画されている。
葉隠マッチでも使用されるモンスターバリケも導入されている。
ワイドスパンのシューティングレンジ。中央がネットで区切られており、片方がサバゲー利用者用、もう片方が貸切用のレンジとなっている。
シューティングタイマーは2基完備。
大小さまざまなスチールプレート、レクタングル、6連のフォーリングプレートも2基設置されていて、様々なシューティングマッチのステージを組むことも可能。
ビアンキ、スチールチャレンジ、PMCなどの主要なシューティングマッチのステージを再現できる機材も充実する。
25mのロングシューティングレンジ。個室タイプ。
同フロアにはタカラトミーのシューティングトイ、NERF専用のレンジもある。
フロア内に併設ショップとしてラオックスのホビーショップブランド、アソビットシティが入る。
東京マルイのエアガンを中心とした品ぞろえ。
トイレはもちろん男女別の水洗トイレ。
男女別のロッカールーム完備。
AIRSOFT ZONE DELTAのPV
千葉ポートタウンの施設
千葉ポートタウンの5FにはTHE NEW YORKというブュッフェスタイルのレストランがある。
膨大なワインセラー。
ゴージャスな600坪の店内は500席を完備。和洋中のバラエティに富んだ料理が楽しめる。
高級ホテルのような雰囲気でラウンジや個室、団体客用のルームなども備える。
サバゲーの後にフロアを移動してみんなでディナーなんてことも可能だ。
1階にはラオックスの家電販売店や3minutes Kitchenというご当地カップラーメンにオリジナルのトッピングをして食べられるコーナーがある。
カップ麺にこれでもかという生トッピング。
千葉の名産を扱う日本いいもの物産展。ピーナッツバターの搾り機などもあったりする。
また、1Fには屋内ドックランを備えるペットショップ、2Fにはファミリーみんなで楽しめるアウトレットファッションフロア、3Fは100円ショップのダイソーとアソビットシティのホビーコーナーがある。
AIRSOFT ZONE DELTA (エアソフト ゾーン デルタ)
所在地: 〒260-0025 千葉県千葉市中央区問屋町1番50号 千葉ポートタウン 4F
http://portsquare.jp/porttown/floor/main_4f/delta/
営業時間:平日 11:00 ~ 23:00 /
土日祝 10:00 ~ 23:00
TEL 043-307-6819
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