CQB Limited主催「コスプレ×レーザー サバゲー」B2i体験イベントレポート
レポート：Sasugo
大阪府江坂にあるインドアフィールド「CQB Limited」にて10月31日のハロウィンに因んだ今話題の赤外線レーザーデバイス「B2i」を使用した「コスプレ×レーザー サバゲー」が開催された。
赤外線レーザーによる"痛くない新たなサバゲー"として注目が集まるB2iと、さまざまなコスプレをしたプレイヤーたちとのイベントの様子をお届けしよう。
今回はCQB Limitedの2つあるゲームエリアの「Bスタジオ」を使用して開催された。
Bスタジオは薄暗い空間で迷路のようベニヤ板やロッカーなどのバリケードが配置されたゲームエリアだ。
この日はハロウィンということもあり、個性豊かなコスプレ衣装を身にまとったプレイヤーが参加！
そしてイベントが始まり用意されたのは、エアガンと自身へ装着するだけで赤外線サバゲーが楽しめる「B2i」の送信機と受信機。
大型サイレンサーのような送信機は、14mm逆ネジの切られたマズルがあるエアガンに取り付けることができる。使用する前にマガジンにはBB弾が入ってないことを事前に確認しておく必要がある。
受信機は頭部へ装着する。額に1つ、両サイドに2つ取り付ける。頭の後ろに一つ装着する。
これらデバイスはB2i専用のスマートフォンアプリとBluetoothで連動することができ、アプリと連動したゲームで遊ぶことができる。
さらにこのアプリはゲームマスター側のメインPCとも連動しており、ゲームの設定やチームの振り分けの設定や、ヒット者やキルログまで事細かに分かるようになっており、まるでFPSなどのテレビゲームのようなことが現実でも体験できる。
実際のスマートフォンとアプリの様子。ゲージの大きい方が自分のチーム(写真だと青チーム)でゲージ内の数が自分のチームメンバーの数、中央の数字がこのゲームにおいての自分のヒットポイントだ。
B2iのアプリを使ったゲームでは自分に対してヒットポイントが与えられ、ヒットポイントが無くなればゲームオーバーとなる。
そしてそれらは受信機とアプリによってしっかりと判定されており、誰が誰を倒したのか、誰がやられたのかを秒単位で記録される。
また自分の送信機で自分に対してのレーザー照射や、チーム内の仲間に対しての照射もアプリと連動していればちゃんと反応しないようフレンドリーファイアも対策されていた。
セーフティエリアでのゼロイン調整の様子。
もちろんフィールドのスタッフが見守る中で、マガジンに弾が入ってない状態を確認して安全を確保した上でエアガンの動作を確認している。
筆者としては特に意外だったのは、B2iの送信機は赤外線レーザーの照射角度を調整する必要があり、受信機をターゲットとしてゼロイン調整が必要とのこと。
写真は送信機の先のフタ。この小さな穴から赤外線レーザーが出ているようだ。
受信機の受信判定もシビアに設定されているのか、エアガンのサイトから見た時とレーザーの照射角度をしっかり合わせておかないと、意外と当たらないというのが素直な感想だった。
こうして準備ができたらフィールドイン。
B2iのアプリでフィールドインからゲームスタートまでのブリーフィングタイム、ゲームが始まってから終わるまでの時間、そしてヒットポイントなど全て管理され、自動で進められていく。
ゲームスタート！激しい突撃！一見普段のサバゲーとさほど変わりはないが、事前にマガジンへBB弾が入ってないのを確認した上での赤外線サバゲーなので、アイウェアを付けなくてもよいので変わった開放感があると感じた。
ヒットされた様子。B2iの受信機には"かすり判定"と"ヒット判定"の2種類のビーコンが用意されており、キチンと当てないと相手のヒットポイントを削ることができないようになっている。
これにより『ただレーザーを撃ちまくれば良い』ということがなく、しっかりと狙いを定めて撃つという要素がキチンと残されていた。
また普段のサバゲーでは1ヒット１アウトのルールが基本ではあるが、B2iではヒットポイントによる判定なので、判定が無ければ、もしくは当たらなければ、物理的にも痛くもないのでガンガン攻め込めてしまうのも今までのサバゲーには無い感覚なのかもしれない。
ただ、送信機と受信機の判定がかなりシビアなのか、はたまた受信機の取り付け時の角度が悪かったのか、意外と狙っていても反応しない(または当たらない)場面が多く、さらには痛くないサバゲーが故に、写真のような超近接での戦闘が度々起こった。
B2iはBB弾の代わりにレーザーで遊べて服装も自由に、そしてゴーグルもかけなくてもよい、今までのサバゲーを変える新たなサバゲーであると感じた。
特に今回のようなコスプレ衣装など、今までサバゲーに触れてこなかった方でも気軽にサバゲーの雰囲気が楽しめるのが一番の変化だろう。
アプリはまだまだ改善点があるように感じたが、普段遊んでいるエアガンが簡単に赤外線銃になり、個人でも楽しめる仕組みは非常に面白いと感じた。
各フィールドでも随時導入されてB2i限定の定例会も開かれている模様で、今後さらなる発展に注目だ。
協力：CQB Limited
http://www.cqb-limited.net/
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