Battleland-1 (バトルランド1) フィールドレビュー
レポート:Sasugo
BattleLand-1(以下、バトルランド1)は和歌山県橋本市にあるアウトドアフィールドだ。
ゲームエリアの全体は広大で関西でも最大級の広さを持ち、山頂から麓へ下るように起伏があり、その広さゆえに関西でも有数のフルオートが使用可能なサバゲーフィールドである。
今回は通常戦に参加して取材することができたのでその様子と共に紹介しよう。
山側より撮影したゲームエリア全景。
バトルランド1のゲームエリアは全体が山から麓へ降るように平地が段々とあり、外側は森林とブッシュに囲まれたアウトドアフィールドだ。
ゲームスタート!颯爽と駆けていくプレイヤーたち!
ゲームエリアの各地には斜面が多いのでブーツやニーパッドなど装備品はしっかりとしたものが良さそうだ。
ゲームエリアの至る所にベニヤ板で作られた建物やバリケード、ドラム缶、廃車などが置かれている。
無造作に置かれた廃車と景色も相まってどことなく終末世界の映画のような雰囲気。
置かれた車はボンネットやドアを開けて中に入ることはできない。
フィールド中央にはコンテナなどを組み合わせた砦があり、3階まで使用できる。
砦の1階のコンテナは薄暗く死角も多いので突入する際は注意が必要だ。
砦には2ヶ所の階段で2階へ上がることができる。
砦2階はベニヤ板の塀で囲まれている。
2階より奥の塀にいる相手プレイヤーと交戦している様子。
かなりの範囲を見渡すことができるので、最初に押さえるポイントとして重要なのかもしれない。
砦の3階は三角形の建物の中になる。
砦の3階からの眺め。網状のカーテンで覆われておりうっすらと周りを見ることができる。
また、小窓からの射撃でしか対応できないような造りになっていた。
他にもゲームエリアの各地にはブッシュが生い茂っており、その季節に合わせた迷彩やギリースーツが効果を発揮しそうだった。
ブッシュの中には獣道のようなところもあった。
バトルランド1では関西でも数少ないフルオート可能なゲームもあるので、参加したプレイヤーたちはフルオート戦にはここぞとばかりに自慢の愛銃で弾幕を張っていた。
また逆に森林やブッシュが生い茂った山林の要素もあるので、森の奥から静かにスナイピングするプレイヤーも。
写真のこの中に既に2人のプレイヤーがいるのだがおわかりいただけるだろうか・・・。
ゲームエリアの端にはトラロープで仕切られており、トラロープより内側がゲームエリアとなる。
バトルランド1では20歳未満のプレイヤーも親権者の同意書があれば10禁ガンで参加することが可能で、若き戦士たちも参加していた。
バトルランド1ではフラッグ戦を中心にゲームを行っていた。
フラッグは写真のような起爆装置を模したコントロールボックスで、ボタンを押せばアラームが1分間なり続けるのでその間守り続けて、1分後に音が変わればフラッグゲット!という仕組みだ。
ゲーム性としては中距離から長距離での戦いが多い印象で、プレイヤーはスナイパーライフルや、フルオート戦もあるので多弾数で沢山BB弾をばら撒けるライトマシンガンなどを使う方が見受けられた。
他にも昔の英軍装備のプレイヤーもいた。マスクも合わせたコーディネートでバッチリ決まっていた。
バトルランド1では駐車場を含めてセーフティエリアとしており、車を自身のセーフティとして利用することができる。
駐車場は70台以上の車を止めることが可能とのこと。
駐車場の横には屋根付きで喫煙所も完備。
写真が屋内セーフティエリア。冬場はこのようにシートで囲まれている。
屋内セーフティエリアの様子。席は60名ほど。先ほどの車セーフティと合わせると100名規模を収容可能とのこと。
セーフティエリアには自動音声のアナウンスが流れて、次のゲームまでの休憩時間などをお知らせしてくれる。これによりだらける時間も少なくテンポよくゲームを回していた印象だ。
中はジェットヒーターで温かくなっていた。夏場はシートが外されるので開放的な空間となる。
屋内セーフティエリア内には中古品の装備品などが売られていた。中には掘り出し物があるかも!?
屋内セーフティエリアの奥に受付がある。
料金は土日祝で一般が3300円、女性および学生が2200円。
2週間以上前に予約を入れれば先着20名までで500引きの早割があるのでお得に遊ぶならオススメだ。
受付の横にはショップも併設されており弾やガスはもちろんのこと、電池やバッテリーにBBローダー、マガジンやエアガン本体、カップ麺からスパイスまであらゆるものが売られていた。
レンタルも充実しておりエアガンは100丁もあり、迷彩服や他装備品もあるので初心者や手ぶらでも気軽に参加できそうだ。
他設備はポット、冷蔵庫、電子レンジ、自動販売機、マガジンウォーマー、ロッカーも完備。
男性用更衣室。
女性用更衣室も完備。清潔に保たれているので安心だ。
バトルランド1では移動式販売の飲食店や出店があり、通常戦であれば移動式販売型のセブンイレブンの出店があり、この日には和歌山県の菓子工房 夏炉冬扇(かろとうせん)が出店されていた。
菓子工房 夏炉冬扇によるチーズケーキとコーヒー。セットで700円。
山上のアウトドアフィールドで本格的なスイーツとコーヒーが楽しめるなんて思ってもみなかった。
ゲーム終了後にもお土産で購入される方も多く、美味しさゆえに人気の様子も伺えた。
菓子工房 夏炉冬扇Twitter
仕出し弁当もあるのでとにかくお昼ご飯には困らないだろう。
屋内セーフティエリアを出て山の方へ行くとシューティングレンジがある。
奥のターゲットで50mもあるそうだ。
このシューティングレンジで弾速チェックを行うのだが、バトルランド1では標高が上がるので気圧の変化なのか、平地での計測よりも比較的少し高く初速が出やすいので、使用するエアガンは注意が必要だ。
シューティングレンジ横には屋根付きのプールも完備。
夏場はここに水が張られて水浴びすることができる。
トイレは男女別の仮設タイプのトイレ。
横には洗面台と靴洗い場もあり、ゲームでの汚れを落とすことができる。
バトルランド1はサバゲーを通して充実した設備でアウトドアのレジャーを十二分に楽しめるフィールドであると感じた。
セーフティエリアのキャパシティも大きいので、「MMM(モダン・ミリタリー・ミーティング)」や、二次世界大戦イベント「二次さば」、ベトナム戦争イベント「もーちょい南無」などの大型イベントなどの貸切も多く開催されている。
バトルランド1では今後には定期的に開催されるカレー・デーなるイベントの開催や、MMMや二次サバ、もーちょい南無などの開催も予定されているので、気になる方はぜひ公式Twitterやホームページを確認してほしい。
サバイバルゲームフィールド BattleLand-1(バトルランド1)
ホームページ:https://bl.ord.cc
Twitter:https://twitter.com/bl1oodora
住所:〒648-0036 和歌山県橋本市横座207
電話番号:080-3859-8106
営業時間:08:30 ~ 18:00 (不定休)